マイナビエージェントの評判とメリット・デメリット調査から見えた活用のコツ
『マイナビエージェント』を利用して転職活動を検討している人のなかには、サービス内容や評判が気になる人も多いのではないでしょうか。
- 20代の若手や初めて転職する人
- 幅広い業界・職種・地域で転職を目指す人
- 手厚い転職サポートを受けたい人
なぜならマイナビエージェントには『7つの特徴』があるからですね。
- 20代に信頼されている転職エージェントNo.1
- 非公開求人が充実しており独占求人も多数ある
- 決定率を高める豊富な転職支援あり
- キャリアアドバイザーの質が高い
- 幅広い業種・職種を網羅
- 首都圏だけでなく地方の求人にも強い
- 転職が決まるまで無期限・無料で利用できる
当記事では、マイナビエージェント利用者への口コミ調査内容を元に、「良い評判」と「悪い評判」のそれぞれをご紹介。
あわせてマイナビエージェントのサービス内容を調べた結果もメリット・デメリットとしてピックアップ。
すべての調査結果を元に、「マイナビエージェントを上手く使うコツ」としてご紹介。
マイナビエージェント利用者に「良い評判」と「悪い評判」を口コミ調査
マイナビエージェントを利用したことがある90人に、「マイナビエージェントを利用して良かった点と悪かった点」についてアンケート方式による口コミ調査を実施しました。
その結果をもとに、マイナビエージェントの「良い評判」と「悪い評判」それぞれの中でも回答数の多かった上位3つを紹介していきます。
マイナビエージェントの良い評判3つ
まずは、マイナビエージェントの評判で特に多かった3つをご紹介。
- 業界・業種別に専門性の高いアドバイスをしてもらえた(38人)
- 当初の予想よりも求人数・取引企業数が多い(17人)
- 応募書類の添削や面接対策に助けられた(16人)
それぞれの詳しい理由について、実際の口コミとあわせて解説していきます。
業界・業種別に専門性の高いアドバイスをしてもらえた(38人)
マイナビエージェントの良い評判で1番多かったのは、90人中25人が回答した「業界・業種に特化したアドバイスをしてもらえたこと」です。
キャリアアドバイザーを業界・職種別に専任制のチーム編成している、マイナビエージェントならではの強みが見える結果と言えるでしょう。
業界・職種に精通している以外にも、一人ひとりに寄り添った丁寧な対応に、信頼を寄せる口コミが目立ちました。
以下、実際に寄せられた口コミを紹介します。
- 「キャリアアドバイザーのサポート体制がとても良かったです。面談の際にこちらの話をちゃんと聞いてくれたうえで求人紹介やアドバイス等をしてくれたので、他のエージェントと比べても信頼できると思いました。」(20代 女性)
- 「時に厳しい指摘をされることもありましたが、指摘内容が適確だったため信頼できました。」(30代 男性)
- 「希望条件にマッチした求人を多数紹介してもらったことと、サポートが手厚かったことでスムーズに転職活動が行えて良かったです。」(40代 男性)
希望する業界や職種について詳しいアドバイスやサポートを求めている場合、専用ページから登録しておきましょう。
当初の予想よりも求人数・取引企業数が多い(17人)
マイナビエージェントの良い評判で2番目に多かったのは、90人中17人が回答した「思っていたよりも求人数・取引企業数が多い」でした。
マイナビエージェントには優良な非公開求人が充実しているため、登録してみて求人の多さを実感する人が多いようです。
なかには「マイナビエージェントの独占求人に応募できた」といった回答も寄せられています。
以下、実際に寄せられた口コミを紹介します。
- 「求人募集数が多く、色々な業種・職種が掲載されている。会社の詳しい情報も掲載されていて、わかりやすく見やすいのが良かったです。」(20代 男性)
- 「希望の企業の求人がマイナビエージェントにしか出てなく、応募できて良かった。」(20代 男性)
- 「思った以上の求人の多さにビックリしました。」(20代 男性)
マイナビエージェントの非公開求人や独占求人をチェックしたい場合、専用ページから登録しておきましょう。
応募書類の添削や面接対策に助けられた(16人)
マイナビエージェントの良い評判で3番目に多かったのは、90人中16人が回答した「提出書類の添削や面接のアドバイスをしてもらえる」ことでした。
応募書類の添削と面接対策に力を入れているマイナビエージェントならではの強みが見えます。
以下、実際に寄せられた口コミを紹介します。
- 「キャリアアドバイザーから職務経歴書の書き方や、面接対策等を学べたことが良かったです。私の職種は専門職のため、一般的な就職活動を行ったことがなく、書類等も自分一人で四苦八苦作成していました。自分の中では意識していなかった強みやアピールポイントもアドバイスしていただけたので、自信がもてました。」(20代 女性)
- 「初めての転職で、職務経歴書や履歴書を書くのは不安でしたが、丁寧に添削してもらえ、安心して転職を進められました。」(20代 女性)
- 「面接対策をしっかりやってもらえたのが良かったです。」(30代 女性)
口コミを見てもわかるように、転職未経験者にもわかりやすく添削やアドバイスを行っており、業界や業種に合った専門的な書類添削と面接対策にも対応。
「ツールやマニュアルだけで学ぶのではなく、求職者それぞれの強みを、書類と面接でしっかりアピールできた」と回答した人が多かったです。
キャリアアドバイザーから、一人ひとりに合ったアドバイスをしてもらいたい方におすすめの転職エージェントと言えるでしょう。
マイナビエージェントの悪い評判3つ
次に、マイナビエージェントの悪い評判で回答数の多かった3つをご紹介。
- キャリアアドバイザーの対応が悪かった(21人)
- 希望条件と紹介される求人にズレがある(13人)
- 求人内容が物足りなかった(11人)
それぞれの詳しい理由について、実際の口コミとあわせて解説していきます。
キャリアアドバイザーの対応が悪かった(21人)
マイナビエージェントの悪い評判で1番多かったのは、90人中21人が回答した「キャリアアドバイザーの対応の悪さ」が挙げられます。
マイナビエージェントの良い評判で1番多かった「キャリアアドバイザーから専門性の高いアドバイスをしてもらえた」とは相反する結果となりました。
とくに口コミで多かったのは、担当者によって当たりハズレがある指摘です。
以下、実際に寄せられた口コミを紹介します。
- 「担当者に当たりはずれがある。私は担当者を3回変えてもらった。」(30代 男性)
- 「キャリアアドバイザーのヒアリングが微妙だったので、希望がちゃんと伝わっているのか心配になりました。これは人によるところが大きいと思いますが…。」(20代 女性)
- 「キャリアアドバイザーの質が悪い。親身になってくれない。」(20代 男性)
求職者のための厳しい指摘が、「対応がキツイ」「親身じゃない」と受け取られたことが、不満につながっていることも考えられます。
キャリアアドバイザーの評価は、相性による部分が大きいとわかる結果ですね。
何度も担当者を変えて、良い担当者に巡り合えた人もいたので、相性が悪いと感じたら変更願いをしていきましょう。
希望条件と紹介される求人にズレがある(13人)
マイナビエージェントの悪い評判で2番目に多かったのが、90人中13人が回答、希望条件と違う求人紹介が多い点です。
マイナビエージェントはマッチング力に強みをもつ転職エージェントとアピールしている分、不満も大きいと考えられます。
以下、実際に寄せられた口コミとなります。
- 「まったく条件に合わない求人を紹介されることが多かったです。」(20代 女性)
- 「紹介してくれる求人がたまにまったくの的外れな時がある。『こういう職種はいらないです』と断っても忘れてしまうのか、次も似たような職種を紹介してくることがある。」(20代 女性)
- 「求人を紹介されるのは嬉しいのだが、その中で9割は書類選考すら通らず、ノルマのために紹介しているのかなと思った。」(30代 女性)
改めて希望条件を伝えても繰り返し希望していない求人紹介をされたという声もありました。
例えば、希望からあまりにもかけ離れていたり、引っ越しを伴う遠方の求人紹介が行われたりですね。
求人紹介数は多いものの、「ノルマのために手当たり次第、求人紹介が行われているのでは?」と不信感をもった口コミもありました。
マイナビエージェントからの求人紹介の満足度が低いのであれば、他の転職エージェントや転職サイトとの併用や乗り換えも考えてみてはいかがでしょうか。
求人内容が物足りなかった(11人)
マイナビエージェントの悪い評判で3番目に多かったのが、求人内容がイマイチな点です。
とくに40代や50代からは「大したことのない求人ばかり」「キャリアを活かせない案件だった」など、物足りなさを訴える内容が目立ちました。
20代や30代からは、「規模の大きい一般企業ばかり」「中小企業ばかりで大手がない」など、正反対の口コミが集まりました。
以下、実際の口コミとなります。
- 「30代以上のキャリアを活かせる求人が物足りないと感じます。」(40代 男性)
- 「無難な求人が多かった印象。自分としては満足する求人が見つかったけど、もう少しチャレンジをしたかった気持ちもあります。」(30代 男性)
- 「ブラックっぽい求人が多かった。」(20代 男性)
マイナビエージェントのみに当てはまるわけでもなさそうですが、年齢が上がるにつれ合う求人が見つかりにくいのと、転職市場の動向によって求人内容に偏りが出ている可能性も考えられます。
マイナビエージェントの求人情報が物足りない場合、『マイナビ転職』『リクナビNEXT』といった大手求人サイトを併用することで、足りない分をカバーしていきましょう。
【番外編】悪い評判ナシ(10名)
今回のアンケート調査で特徴的だったのが、アンケートを実施した90人のうち約1割にあたる10名が「とくに悪い点はなかった」と回答していたことです。
共通しているのは、求人数・求人の質・サポート体制に満足している人が多かった点。
以下、実際の口コミとなります。
- 「悪かったところはなかったです。非常に使いやすく親切に対応してくれました。」(30代 女性)
- 「すんなり転職できたので悪かった点はとくにありません。」(30代 男性)
- 「悪いところは特にないが、他社サイトより求人がやや少ない気はした。」(20代 男性)
「あえて言うなら」と悪い点を挙げる人もいましたが、マイナビエージェントをうまく活用できた人は、悪い部分以上に満足度が高かったようです。
上記結果から、マイナビエージェントは登録しておいて損が無い転職エージェントのひとつと言えるでしょう。
調査の中で出てきたキャリアアドバイザーのあたりはずれといった、人の合う合わないは個人差大きいためですね。
今回の調査結果の中でも真っ二つに意見が分かれていることからも見て取れます。
続けてマイナビエージェントのサービス内容についても調査してみました。
もちろんメリットだけをあげるのではなく、デメリットの部分もあわせて紹介しています。
マイナビエージェントの情報を客観的な視点から得るための参考材料にしてみてください。
マイナビエージェントのサービス内容から見えたメリット
マイナビエージェントのサービス内容を調べていく中で見えてきたメリットは6つあります。
- 「20代」や「第二新卒」の転職に強い
- 面談の利用回数やサポート期間に制限がない
- マイナビエージェントならではの独占求人が多い
- 全国各地域で転職活動が可能
- 無料利用できる転職支援制度が充実
- 業種・職種の求人情報を幅広く網羅している
それぞれの理由について詳しく見ていきましょう。
「20代」や「第二新卒」の転職に強い
マイナビエージェントのメリット1つめは、「20代」や「第二新卒」の転職に強いことです。
実際に「20代に信頼されている転職エージェントNo.1」にも輝くなど、20代からの支持も厚くなっています。
公式サイト上でも「20代の転職の方へ」といった、若い人向けに転職ポイントを紹介しているページがあったり、第二新卒向けの専門サイトがあったりと、20代や第二新卒の転職に力を入れていることがわかります。
20代の登録者が6割以上となるため、若手をターゲットとした企業からの求人も多く集まっていますよ。
初めて転職する人に向けたコンテンツやサポート体制も豊富にあります。
- 転職者の動向や実態
- 就職と転職の違い
- はじめて転職する人が抱える悩み
- 転職活動の基本的な流れ
- 転職サイトと転職エージェントの違い
- 転職成功者の体験談
- エージェントの仕組みや特徴
転職そのものについてあらかじめ理解したうえでスタートできる分、転職活動もスムーズに進めやすくなります。
面談の利用回数やサポート期間に制限がない
マイナビエージェントのメリット2つめは、面談の利用回数やサポート期間に制限がありません。
一部の転職エージェントでは、サポート期間に制限を設けているところもあって、期間内しかサポートを受けられなかったりします。
- リクルートエージェント(3ヶ月)
- パソナキャリア(原則6ヶ月)
マイナビエージェントならではの独占求人が多い
マイナビエージェントのメリット3つめは、独占求人が多いことです。
「独占求人」とは、他社では扱いのない自社だけの案件のこと。
マイナビエージェントに独占求人が多い理由は、マイナビグループ内の転職エージェントだからです。
株式会社マイナビでは、新卒者向けの就職情報サイトや専門職種に特化した求人紹介など、幅広くサービス提供しています。
マイナビならではの取引先企業も多く、独占求人を得られるのはマイナビエージェントの強みと言えるでしょう。
- 他社からの応募者との競争がない
- 表に出したくない好条件案件で緊急性も高い
全国各地域で転職活動できる
転職エージェントの中には、「対応地域が大都市のみ」「首都圏に求人が集中している」ケースも少なくありません。
マイナビエージェントのメリット4つめは、全国各地域で転職活動ができることです。
全国各地に拠点と法人担当者を配置していて、地方の求人も豊富に扱っているからです。
京橋オフィス/新宿オフィス/神奈川支社/北海道支社/宮城支社/名古屋支社/京都支社/大阪支社/兵庫支社/福岡支社
※以下のエリアでは、地域別の専用サイトも用意されています。
マイナビエージェントでは、都会から地方まで幅広くサービスを活用できますよ。
公式サイトに掲載されているエリア別求人数の割合は以下のとおりです。
全求人の約半数近くが東京以外の求人で、全国各地の求人も豊富に扱っていることがわかりますね。
無料利用できる転職支援制度が充実している
マイナビエージェントのメリット5つめは、無料で使える転職支援がたくさんあることです。
以下、具体的な転職支援制度をまとめてみました。
- キャリアアドバイザーとの面談
- 応募書類の添削
- 面接対策
- 転職相談会
- 転職市場レポート
とくに求職者とのヒアリング時に行う『応募書類の添削』と『面接対策』は受けておきたいです。
『応募書類の添削』では、「企業の採用担当者が応募書類のどこに注目しているか?」とあわせて、書類に書くべきアピールポイントやスキルを具体的にアドバイスしてくれます。
『面接対策』では模擬面接を実施。
質問の受け答えだけでなく、話すタイミングの速度や話し方の強弱、身だしなみのチェックなど、きめ細かくアドバイスしてもらえます。
さらに企業担当のリクルーティングアドバイザーからの意見も参考に、企業に伝えるべき情報も教えてくれます。
転職相談会は主に、東京と大阪で実施されており、業界や職種ごとの転職情報の提供や個別相談が中心です。
参加対象者の条件がある相談会やセミナーもあるので、公式サイトにある転職相談会をチェックしてくださいね。
業種・職種の求人情報を幅広く網羅している
マイナビエージェントは総合型エージェントなこともあって、幅広い業種・職種の求人が取り揃えられています。
SE・システムエンジニア(IT/通信/インターネット)、機械/電気・電子/素材等、営業職、医療系専門職、コンサルタント/監査法人/士業関連、金融専門職、不動産専門職、クリエイティブ、経営/企画/管理/事務、販売/サービス、建築設計/土木/プラント/設備等、その他職種
求人情報だけでなく、各業界に精通した「キャリアアドバイザー」によるサポートも受けられます。
あわせてリクルーティングアドバイザーから営業先企業の詳細情報も得られます。
マイナビエージェントのサービス内容から見えたデメリット
次にマイナビエージェントのサービス内容を調べている中でわかったデメリット3つを紹介します。
- 紹介可能な求人がないとサービスを利用できない
- ミドル世代・ハイキャリアの方には使い勝手が悪い
- スマホ専用アプリがない
それぞれの理由について詳しく見ていきましょう。
紹介可能な求人がないとサービスの利用はできない
マイナビエージェントのデメリット1つめは、あなたに紹介可能な求人がないとサービスの利用自体ができません。
公式サイト上にも、サービス提供できないケースがあることを記載しています。
求人紹介が難しいのは、次のような人たちです。
- 職歴がない
- ブランクが長すぎる
- 年齢が高い
- 転職回数が多い
- 経歴が特殊
基本的に面談へ進めない場合、サービスの利用ができないと考えておきましょう。
マイナビエージェントは面談を済ませないと求人紹介はもちろんのこと、求人の閲覧や検討中の求人を管理できる『MY PAGE(マイページ)』の利用もできないからですね。
ミドル世代・ハイキャリアの方には使い勝手が悪い
マイナビエージェントは「20代に信頼されている転職エージェントNo.1」を獲得している転職エージェントです。
デメリットの2つめとしては、ミドル世代・ハイキャリアの方には向いていません。
20代中心の求人数の多さに比べ、ミドル世代・ハイキャリア向けの求人は少なくて、選択肢も限られてしまうわけですね。
例えば、40代以上の管理職で年収1,000万円といった人が転職活動するには、物足りない転職エージェントと言えるでしょう。
スマホ専用アプリがない
転職エージェントの多くはスマホアプリを用意していますが、マイナビエージェントにはスマホ専用アプリがありません。(※2021年6月現在)
他社転職エージェントのアプリの有無を確認したところ、大手や有名転職エージェントではアプリが用意されていました。
転職エージェント | アプリの有無 |
---|---|
リクルートエージェント | ◯ |
doda エージェントサービス | ◯ |
type転職エージェント | ◯ |
ワークポート | ◯ |
Spring転職エージェント | ◯ |
パソナキャリア | ◯ |
エンエージェント | ◯ |
スマホアプリで新着求人のチェックや転職活動のスケジューリングに慣れている方にとっては、利便性に劣る部分となります。
ただし、マイナビエージェントでは代わりにMY PAGE(マイページ)から、Webサイト上で求人やスケジュールを管理できますよ。
マイナビエージェントを活用して転職成功するためのコツ4つ
マイナビエージェントを活用して転職成功へとつなげるためのコツは4つ。
- 転職支援サービスの申し込み時期を見極める
- 希望条件と違う求人の提案でもトライするのもアリ
- マイナビエージェントの強い業種・職種を理解して利用する
- マイナビエージェントの足りない部分を他社サービスで補う
以下、詳しい理由について解説していきます。
1.転職支援サービスの申し込み時期を見極める
マイナビエージェントを利用する際は、転職支援サービスに申し込む時期を見極めましょう。
マイナビエージェントでは紹介可能な求人がなければ、「求人紹介」「転職の相談」「求人応募」もできません。
面談に進むためには、経歴やキャリア、希望条件なども関わってきますが、申し込むタイミングも需要です。
ポイントは2つ。
- 今すぐの転職を希望する
- 自分に紹介してもらえる求人があるか事前チェック
希望の転職時期が早ければ早いほど、サポートの優先順位は上がるので、申し込み時の転職希望時期は「1ヶ月以内」「3ヶ月以内」を選択しておくといいでしょう。
2.希望条件と違う求人の提案でもトライするのもアリ
口コミの中には、「希望の求人を紹介してもらえない」と不満の声もありましたが、ただ闇雲に求人を紹介しているだけではありません。
キャリアアドバイザーは、面談で得た求職者の情報を元に、希望以外の適性に合った求人提案も行っています。
希望と違う求人を提案されると断りがちですが、提案内容の根拠がしっかりしていたら、トライしてみる価値は十分アリ。
実際に希望条件ではなかった案件で転職成功したという口コミもありました。
ただ、あまりにも希望の条件とかけ離れていたり転職をおすすめする根拠が薄い場合は、断るようにしましょう。
3.マイナビエージェントの強い業種・職種を理解して利用する
マイナビエージェントの強い業種・職種を理解して利用しましょう。
総合型の転職エージェントであるマイナビエージェントは、幅広いジャンルの求人を保有しているものの、業種・職種によっては求人数が大きく違います。
マイナビエージェントの公式サイトに掲載されている求人数から、強い業種と職種を調査したところ、以下の業種・職種であることがわかりました。
(※求人調査日:2022年7月28日/非公開求人も含む)
- ●業種
- ・メーカー/製造業
・IT/通信業界
・インターネット/広告業界/ゲーム - ●職種
- ・システムエンジニア(IT/通信/インターネット)
・経営/企画/管理/事務
・営業職
業種と職種、それぞれについて詳しく見ていきましょう。
マイナビエージェントの強い業種は、次の3つです。
- メーカー/製造業
- IT/通信業界
- インターネット/広告業界/ゲーム
以下はマイナビエージェントの公式サイトに掲載されている業種ごとの求人の内訳をまとめたグラフです。
一番多いのは「メーカー/製造業」で、全求人の4分の1を占めています。
なかでも、総合電機メーカーや機械部品を扱う企業の求人が目立ちました。
次に「IT/通信業界」「インターネット/広告業界」が続いており、IT系やWeb系の求人も豊富に保有していることがわかります。
マイナビエージェントの強い職種は、次の3つです。
- システムエンジニア
- 経営/企画/管理/事務
- 営業職
以下はマイナビエージェントの公式サイトに掲載されている職種ごとの求人の内訳をまとめたグラフです。
一番多いのは、全求人の約3割を占めた「システムエンジニア」です。
強い業種にも挙がっていた、メーカーやIT/通信業界での求人が目立ちました。
次に多かった「経営/企画/管理/事務」では、経営企画やマーケティングといった職種の求人を中心に、人気の経理職や事務職の求人も一定数ありました。
「営業職」は12.8%と上位2つの職種に比べると多いとは言えませんが、幅広い業種の求人が揃っています。
4.マイナビエージェントの足りない部分を他社サービスで補う
マイナビエージェントでは足りない部分があった場合、他社サービスと併用することで補っていきましょう。
たとえばマイナビエージェントには独占求人を活かしつつ、他社転職エージェントや転職サイトから他の情報を得たりですね。
他にも複数の転職エージェントを掛け持ちして、それぞれからもらったアドバイスから良い部分だけを組み合わせるのもおすすめです。
マイナビエージェントとの併用におすすめの転職エージェント・転職サイト5選
転職成功するためのコツ3つにくわえ、マイナビエージェント以外の転職エージェント・転職サイトの併用も押さえておきたいポイントです。
複数のサービスを掛け合わせることで、求人の選択肢が増えたりマイナビエージェントが持っていない強みを活かせたりします。
以下、マイナビエージェントと併用するのにおすすめの転職エージェント・転職サイト5つを厳選ピックアップ。
- リクルートエージェント
- doda
- UZUZ
- マイナビ転職
- Re就活
それぞれのおすすめな理由について解説するので、サービスを併用する際の参考にしてみてください。
スピード感重視で転職活動をしたい人はリクルートエージェント
できるだけ早く転職したいと考えている人は、リクルートエージェントを併せて使うといいでしょう。
なぜならサポート期間が3ヶ月と、短期決戦で転職活動をサポートしてくれるからですね。
面談の利用回数やサポート期間に制限がない、マイナビエージェントのみの利用だとダラダラしてしまいそうな人は、リクルートエージェントを併用してスピード感をもって転職活動に臨んでみてください。
また、業界トップクラスの求人数を保有しているので、紹介してもらえる求人の幅も広がるのではないでしょうか。
■リクルートエージェント公式サイト
https://www.r-agent.com/
充実した転職支援ツールを使いたいならdoda
転職活動に関するさまざまな情報を転職支援ツールから得たいなら、dodaを活用してみてはいかがでしょうか。
dodaはマイナビエージェントにはない独自の転職支援ツールが充実しており、転職活動に役立てられるからですね。
たとえば、「年収査定」や「キャリアタイプ診断」などを使えば、転職市場における自分のポジションや傾向などが把握できます。
また、スマホ専用アプリもあるので、アプリの便利な機能を使って転職活動を進めたい人にもdodaの併用はおすすめです。
■doda公式サイト
https://doda.jp/
20代・第二新卒でサポートを希望する人はUZUZ
20代・第二新卒がマイナビエージェントと併用するなら、UZUZを押さえておきましょう。
UZUZは20代の第二新卒・既卒・フリーターなど、お仕事経験が浅い人や経験ナシの人をターゲットにした転職エージェントです。
マイナビエージェントも若手や第二新卒の転職には強いですが、より20代の転職支援に特化しているのはUZUZなので、ターゲット層に該当する人は登録しておいて損はありません。
入社後の定着率は96.8%(2021年度現在)を誇り、最短2週間での転職も可能なので、「自分に合った職場を早く見つけて転職したい」と考えている人も、併用しておくメリットがあるでしょう。
■UZUZ(ウズキャリ)公式サイト
https://daini2.co.jp/
企業の採用担当者から情報収集したい人はマイナビ転職
キャリアアドバイザーからの情報収集はもちろん、企業の採用担当者とも直接会って話をしたい人は、マイナビ転職をチェックしてみてください。
なぜなら、マイナビ転職では日本最大級の転職フェアを実施しているからですね。
さまざまな企業が出展しており、採用担当者や実際に働いている先輩社員から話が聞けるので、よりリアルな情報を得られます。
また、マイナビエージェントと同じ、20代~30代の若手をターゲットにしている転職サイトなので、希望に合った求人を自分で探すことも可能です。
同じマイナビグループのサービスなので、担当のキャリアアドバイザーに気兼ねなくサービスを活用できるでしょう。
■マイナビ転職の公式サイト
https://tenshoku.mynavi.jp/
自分でも積極的に転職活動したい20代はRe就活
転職のサポートをしてもらうだけでなく、自分でも転職活動を積極的に行いたい人は、Re就活を併用してみてはいかがでしょうか。
転職サイトのRe就活なら、自分で求人検索して応募するだけでなく、エージェントサービスやスカウト機能なども使えます。
自分に合ったエージェントを見つけたり、届いたスカウトから自分で企業を選べるので、マイナビエージェントの紹介とはまた違った求人に出会えるでしょう。
また、20代専門の転職サイトだけあって、未経験から異業種への転職にも強い特徴が。
経験が浅くてマイナビエージェントからの紹介数が物足りないなら、ぜひチェックしてみてください。
■Re就活公式サイト
https://re-katsu.jp/career/
マイナビエージェントの登録から転職までの流れ
最後に、マイナビエージェントの登録から転職までの一連の流れについてご紹介します。
マイナビエージェントの登録は、公式サイトの「転職支援サービス申し込み専用ページ」から無料で簡単にできます。
登録方法から転職の流れまでを詳しく紹介しているので、参考にしてみてください。
申し込み後に電話かメールで連絡があります。
面談方法は、対面・WEB・電話のいずれかで、希望条件や経歴についてのヒアリングが行われます。
希望に合った求人や非公開求人を紹介してもらえます。
希望の求人があれば書類応募へ進みます。書類選考の通過率アップに向けて応募書類の添削アリ。応募書類作成後、キャリアアドバイザーによって応募手続きが行われます。
面接本番前に、模擬面接など面接が苦手な方への親身なサポートがあります。
年収交渉・入社日調整など、内定後のバックアップ体制も万全です。
上記内容に問題がないようであれば、申し込み専用ページのほうから登録を進めていきましょう。
マイナビエージェントへ登録する際につまずきやすい部分をQ&A形式で回答していきます。
知りたい部分があれば、ぜひ参考にしてみてください。
対面面談はマイナビエージェントの拠点にある専用の個別ルームで行われるのが基本です。
マイナビエージェントの面談場所は以下のとおり。
【マイナビエージェントの拠点】
京橋オフィス/新宿オフィス/神奈川支社/北海道支社/宮城支社/名古屋支社/京都支社/大阪支社/兵庫支社/福岡支社
「仕事が忙しくて拠点まで行く時間がない」「近くに拠点がない」という人には、Web面談や電話面談にも対応しています。
申し込み後にマイナビエージェントから連絡が来たら、希望の面談方法を伝えてくださいね。
平日の面談時間は『20:30』まで、土曜日は拠点により異なりますが、『9:30~17:30』まで対応しています。
担当者から連絡が来るのは通常5営業日以内です。
面談に進めない場合は、「紹介できる求人がありません」といった内容のメールが必ず届きます。
ただし、1週間を過ぎても何の連絡もない場合は、以下の可能性が考えられます。
- 登録完了メールのアドレスと異なるアドレスからメールが届くため見落としている
- 迷惑メールフォルダに振り分けられている
- 登録が完了していない
- 登録内容の不備
該当する人は、こちらから問い合わせてくださいね。
マイナビエージェントの求人検索で、「既卒」「フリーター」「高卒」というキーワードで検索してみたところ、以下の結果となりました。
※マイナビエージェントの既卒・フリーター・高卒の求人状況
検索ワード | 公開求人(全求人の割合) | 非公開求人(全求人の割合) |
---|---|---|
既卒 | 9件(0.03%) | 8件(0.04%) |
フリーター | 6件(0.02%) | 2件(0.01%) |
高卒 | 48件(0.18%) | 64件(0.35%) |
(調査日:2021年6月16日)
マイナビエージェントには、既卒・フリーター・高卒の求人は非常に少ないことがわかります。
企業情報
会社名 | 株式会社マイナビエージェント |
---|---|
住所 | 東京都新宿区西新宿1-26-2 新宿野村ビル23階 |
設立年月日 | 2007年04月 |
資本金 | 2億3850万 |
代表者 | 奥野 一丸 |
事業内容 |
■マイナビAGENT 20代~30代のビジネスパーソンに支持される総合型人材紹介サービス「マイナビエージェント」を展開 ■マイナビジョブ20’s 可能性を秘めた若手を確保。第二新卒・20代若手の人材紹介サービスです。 ■マイナビ新卒紹介 効率よく最適なマッチングを実現する、新卒採用のための人材紹介サービスです。 ■マイナビ看護師 日本最大級の看護師転職支援サービス「マイナビ看護師」を運営。利用満足度NO.1を目指します。 ■マイナビ薬剤師 日本最大級の薬剤師支援サービス「マイナビ薬剤師」を運営。業界トップクラスの集客力を誇ります。 ■マイナビスタッフ オフィス系をメインに、幅広い職種に対応する総合人材派遣サービスです。 ■マイナビキャリアソリューション 「組織」と「人財」の活性化という経営戦略上の重要課題に関するサービスを提供します。 ■マイナビクリエイター クリエイター部門に特化した人材派遣と人材紹介を提供します。 |
許可 |
厚生労働大臣許可番号 有料職業紹介事業 (13-ユ-080554) |
企業URL | https://mynavi-agent.jp/ |
当記事の監修者
株式会社ビズヒッツ代表取締役 伊藤陽介
株式会社ビズヒッツの代表として、「ビズヒッツの仕事・転職・求人情報サイト」と、ビジネスの問題解決を考えるメディア「Biz Hits」の運営責任者。メディア運営の中で得た知見を元に業務効率化やリモートワークマネジメントのコンサルティングなども行っている。プロフィールの詳細はこちら