臨床工学技士向け転職サイトおすすめ10選【失敗しない選び方のコツも解説】

臨床工学技士おすすめ転職サイト

転職を希望している臨床工学技士の中には、「効率的な転職活動の方法がわからない」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

とくに初めての転職や、「病院から医療機器メーカーへ」のようなキャリアチェンジを希望している場合、どう転職活動を進めたらいいのか戸惑いますよね。

そこでおすすめなのが、臨床工学技士向け転職サイトの活用です。

当記事では、臨床工学技士向けのおすすめ転職サイトを厳選してピックアップ。

さらに臨床工学技士が転職サイトを使うメリットやデメリット、利用の流れなども紹介しています。

転職サイトを決める際に失敗しない選び方のコツも解説しているので、ぜひ最後まで読んで臨床工学技士の転職活動に役立ててください。

目次

臨床工学技士向け転職サイトおすすめ10選

それでは早速、臨床工学技士向け転職サイトおすすめ10選を紹介していきます。

なお、掲載基準は以下内容をもとに編集部が独自に選んでいます。

臨床工学技士のおすすめ転職サイトの選別基準

各転職サイトの特徴や、おすすめポイントなども紹介しているので、転職サイト選びの参考にしてみてください。

【レバウェル医療技師】気軽に転職相談をしたい人におすすめ

レバウェル医療技師のおすすめポイント
  • 臨床工学技士の転職に特化している
  • LINEで気軽に相談可能
  • 転職後も相談できる

レバウェル医療技師は、「臨床検査技師」「放射線技師」「臨床工学技士」の転職を専門に扱っている転職エージェントです。

堅苦しくなく気軽に転職の相談をしたいという人には、レバウェル医療技師がおすすめ。

電話やLINEで相談ができるからです。

転職エージェントを利用する際には、登録場所まで行って面談を行うのが一般的です。

最近ではWEB面談が可能のエージェントも増えていますが、それでも「面と向かって」というのが基本。

臨床工学技士は夜勤がある場合も多いので、「相談する時間が取れない」という人にとって、LINEで連絡がとれるのは便利ですよね。

簡単に連絡ができるためサポートも簡単なのでは不安に思う人もいるかも知れませんが、心配する必要はありません。

プロのアドバイザーが給与交渉や勤務時間などの交渉もしてくれ、職場の雰囲気も教えてくれますよ。

求人探しはもちろんのこと、転職後のフォローまで受けられるので、在職中で時間を取るのが難しい臨床工学技士の人は、登録を検討してみてはいかがですか。

働き方 常勤、 非常勤
就業先 医療機関、企業など
求人対応エリア 要相談
運営会社 レバレジーズメディカルケア株式会社
公式サイト https://iryogishi-oshigoto.jp/

レバウェル医療技師で仕事を探す

【工学技士人材バンク】いろいろな求人を見て転職先を決めたい人におすすめ

工学技士人材バンクのおすすめポイント
  • 臨床工学技士の求人が豊富で独自の非公開求人あり
  • 工学技士専任のキャリアパートナーによる丁寧なサポート
  • 医療機関との関係が強い

工学技士人材バンクは、東証プライム上場企業であるエス・エム・エスが運営している、臨床工学技士専門の大手転職サービスです。

いろいろな求人を見てから転職先を決めたいという人は、工学技士人材バンクがおすすめ。

臨床工学技士の求人数が業界最多級(※)だからですね。
(※工学技士専門の求人サイトに掲載の求人数/2023年株式会社エス・エム・エス調べ)

求人数が多いと希望に近い職場が見つかる可能性も高くなりますよね。

また、全国の求人をカバーしており、工学技士専任のキャリアパートナーは地域担当制なので、U・Iターンの転職活動にも使えます。

工学技士の業務やキャリアへの理解も深く、求職者のスキルやライフステージに合わせた求人紹介を実施しているため、マッチング率が高いのもポイントです。

転職支援も万全で、丁寧なヒアリングにはじまり、面接サポートや給与交渉、内定・入職後のアフターケアまで大変充実しています。

独自の非公開求人も紹介可能で、透析経験が活かせる求人や、未経験から循環器領域にチャレンジできる求人など多数保有。

年収アップ転職や、20代・30代で未経験分野への転職を目指したい人は、工学技士人材バンクにサポートしてもらうといいでしょう。

3ヶ月以内の転職にも対応しているので、スピーディーな転職を希望している人も、ぜひ登録を検討してくださいね。

働き方 常勤、非常勤、非常勤(週3日以上)、非常勤(週3日未満)
就業先 病院、クリニック、検診、介護療養型医療施設、介護医療院、有料老人ホーム、特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、グループホーム、ケアハウス(軽費老人ホーム)、サービス付き高齢者専用住宅、ショートステイ、デイサービス、デイケア、地域包括支援センター、居宅介護支援事業所、訪問看護、訪問入浴、訪問リハビリ、訪問介護、企業・教育施設、その他
求人対応エリア 全国
運営会社 株式会社エス・エム・エス
公式サイト https://www.jinzaibank.com/

工学技士人材バンクで仕事を探す

【ジョブデポ臨床工学技士】転職したい病院や施設がある人におすすめ

ジョブデポ臨床工学技士のおすすめポイント
  • 逆指名制度がある
  • 求人数・紹介実績多数
  • 非公開求人あり

ジョブデポ臨床工学技士は、with Careerが運営している臨床工学技士専門の転職エージェントです。

転職したいと思っている特定の病院や施設がある人には、ジョブデポ臨床工学技士がおすすめ。

転職希望者を病院や施設に紹介してくれる「逆指名制度」があるからです。

「ここの病院・施設で働きたい」と思っていても、求人を募集していなければどうすることもできないのが一般的です。

しかしジョブデポは、求人募集していない病院や施設でも、希望すれば交渉してくれます。

臨床工学技士の仕事は、看護師などと比べると求人は少なめ。

とくに地方だと求人がない、あっても数件なのも珍しくないため、「逆指名」できるのは大きなメリットですよね。

「特定の働きたい病院や施設はない」という人でも大丈夫。

扱っている求人数が多く、紹介実績も充分だからです。

掲載されていない非公開求人も多数扱っているので、転職を考えている臨床工学技士の人は、登録して損はないと思いますよ。

働き方 常勤、 非常勤
就業先 病院、クリニック
求人対応エリア 全国
運営会社 with Career株式会社
公式サイト https://j-depo.com/

ジョブデポ臨床工学技士で仕事を探す

【iACTOR】希望条件により近い求人を探している人におすすめ

iACTORのおすすめポイント
  • カスタムメイド求人を提案してくれる
  • 非公開求人あり
  • スカウトメール機能の利用も可能

iACTORは、臨床工学技士、臨床検査技師、介護福祉士など医療・介護の求人に特化した就職・転職支援サービスです。

希望条件によりマッチした求人を探している人は、iACTORがおすすめ。

一人ひとりの希望条件に合うような「カスタムメイド求人」を提案してくれるからです。

専任のキャリアコンサルタントが希望条件を丁寧にヒアリング。

扱っている求人の中に希望条件に合う求人がなかった場合は、電話・メールなど、さまざまな手段を使って求人案件を開拓し条件交渉してくれます。

また、求人誌などに掲載されていない非公開求人を扱っているのもポイントの一つ。

臨床工学技士の求人は、看護師などの医療職と比べると少ないので、今まで「これ」といった求人が見つからなかった人でも、条件に合った求人を見つけられるチャンスが広がりますよ。

スカウトメール機能もあるので、まずは自分のペースで転職活動をはじめたい人にも利用しやすい転職支援サービスです。

働き方 常勤、 非常勤・アルバイト、スポット、派遣、紹介予定派遣、その他(契約社員等)
就業先 一般病院、療養型、ケアミックス、精神科、福祉・介護施設、診療所・クリニック、訪問、健診、歯科医院、接骨・整骨・鍼灸院、整体院、リラクゼーション、調剤薬局・OTC・ドラッグストア、製薬会社、医薬品卸、治験関連企業、派遣会社、その他
求人対応エリア 全国
運営会社 株式会社アクセライズ
公式サイト https://www.iactor.co.jp/

iACTORで仕事を探す

【ジョブスルー】転職成功率の高い転職エージェントを利用したい人におすすめ

ジョブスルーのおすすめポイント
  • 臨床工学技士専門の転職エージェント
  • 転職成功率90%超え(※)
  • 電話やメールでの求人紹介にも対応

ジョブスルーは、臨床工学技士の転職を専門に扱っている転職エージェントです。

利用するなら転職成功率の高いエージェントがいいという人には、ジョブスルーがおすすめ。

転職成功率が90%(※)を超えているからです。

求人の質にこだわり、給与や時間といった募集要項はもちろんのこと、現場スタッフからもヒアリングを行い職場の雰囲気や裏情報なども調査。

医療機関を専門に扱っているキャリアコンサルタントが求職者にも丁寧にヒアリングし、求人紹介から入職までをきめ細やかにサポートしてくれます。

求職者と病院や施設両方の希望に合うマッチングをしているため、高い転職成功率を実現しているんですね。

臨床工学技士の求人を専門に扱っているだけあり、臨床工学技士の転職に強いのも大きなメリット。

臨床工学技士の求人は多いとはいえないなか、「専門」というだけで心強いですよね。

対面による転職相談だけでなく、電話やメールでの求人紹介にも対応しているので、地方に住んでいる人や在職中で時間が取りにくい人にも便利な転職エージェントです。

※「ジョブスルー」公式サイトより(2023年9月時点)

働き方 常勤、 非常勤
就業先 病院、クリニックなど
求人対応エリア 全国
運営会社 株式会社ワーサル
公式サイト http://jobthrough.com/

ジョブスルーで仕事を探す

【メディカル技師ワーカー】正社員以外で臨床工学技士の仕事を探している人におすすめ

メディカル技師ワーカーのおすすめポイント
  • 正社員以外の求人も扱っている
  • 希少・特殊求人も多数
  • 非公開求人あり

メディカル技師ワーカーは、地域密着型の臨床工学技士に特化した転職エージェントです。

正社員以外で臨床工学技士の仕事を探している人は、メディカル技師ワーカーがおすすめ。

正社員の求人はもちろんのこと非常勤のパートやアルバイト、派遣などの求人も扱っているからです。

地域密着型で長年の紹介実績をもっているため、医療機関や施設との信頼関係もバッチリ。

信頼関係があるからこそ成し得る情報量で、「時間制限がある」「フルで働けない」など、求職者のあらゆるニーズに対応しています。

また大・中・小問わずさまざまな取引先があり、臨床工学技士の管理職など希少求人をはじめ、講師などの特殊求人も多数。

実績のある専任アドバイザーが希望求人を見つけるまでサポートしてくれます。

メルマガに登録すると好条件の非公開求人を優先案内してもらえるようになるので、「転職する前にとりあえず情報収集したい」という人は、ぜひ登録を検討してくださいね。

働き方 常勤の正職員、非常勤のパート・バイト、派遣など
就業先 病院、クリニックなど
求人対応エリア 全国
運営会社 株式会社トライト
公式サイト https://me-worker.com/

メディカル技師ワーカーで仕事を探す

【ジョブメドレー】復職を考えているブランクのある人におすすめ

ジョブメドレーのおすすめポイント
  • ブランクがある人の復職に力を入れている
  • 事業所と直接やり取りができる
  • LINEでの問い合わせにも対応

ジョブメドレーは、医療介護従事経験者が運営している医療・介護の求人を専門に扱う就職・転職求人サイトです。

ブランクのある臨床工学技士の人が復職を考えているなら、ジョブメドレーがおすすめ。

復職しやすい職場の求人掲載に力を入れているからです。

人材不足を打開するため、より多くの「ブランクのある人の復職」を目指しているジョブメドレー。

出産や育児などで臨床工学技士を離職した女性が復職しやすいように、子育て支援や時短勤務制度などを取り入れている職場の求人を多数掲載しています。

また、技術の進歩や進化についていけないという不安がある人にも利用してもらうため、教育環境の充実化に力を入れている職場の求人も扱っていますよ。

掲載されている求人は応募すると契約事業所へ届き、直接やり取りが可能。

求職者と事業所の間にどこも挟まないため、スムーズな転職活動ができます。

登録するとLINEで通知を受け取ったり、使い方についての問い合わせもできるようになるので活用してみてください。

働き方 正職員、契約職員、パート・バイト、業務委託
就業先 病院、診療所、歯科診療所・技工所、代替医療・リラクゼーション、介護・福祉事業所、薬局・ドラッグストア、訪問看護ステーション、保育園・幼稚園、美容・サロン・ジム、その他(企業・学校等)
求人対応エリア 関東、関西、その他
運営会社 株式会社メドレー
公式サイト https://job-medley.com/

ジョブメドレーで仕事を探す

【medicoエージェント】他社にはないような求人を探している人におすすめ

medicoエージェントのおすすめポイント
  • 非公開求人多数あり
  • 書類の添削や面接対策をしてもらえる
  • 公式サイトのコンテンツが充実

medicoエージェントは、医師や看護師、臨床工学技士などの求人を専門に扱っている転職エージェントです。

他社にはないような求人を探している人は、medicoエージェントがおすすめ。

非公開求人を多数扱っているからです。

非公開求人は、公開してしまうと応募が殺到してしまうようなお宝求人や優良求人が多数。

掲載されている求人に希望に合う仕事が見つからなかったときは、エージェントが非公開求人の中からあなたに合った求人を紹介してくれますよ。

非公開求人は公開されている求人と比べるとライバルも少ないため、転職が成功する確率もアップ。

さらに、選考に通るような応募書類の書き方や面接対策もしてもらえるのも心強いですよね。

また自分では言い出しにくい給与などの条件交渉もエージェントが代理で行ってくれます。

公式サイトは、臨床工学技士の転職に関する情報も充実。

「転職成功の秘訣」や「臨床工学技士の給与相場」なども掲載されているので、転職する前の情報収集にも役立ちますよ。

転職後もエージェントに無料相談ができるので、はじめて転職をする人にも利用しやすい転職エージェントです。

働き方 常勤、 非常勤
就業先 病院、クリニック、企業など
求人対応エリア 全国
運営会社 株式会社WILLCO
公式サイト https://idoctor.co.jp/

medicoエージェントで仕事を探す

【臨床工学技士JOB】転職のプロにサポートしてほしい人におすすめ

臨床工学技士JOBのおすすめポイント
  • キャリアコンサルタントの資格を持ったプロがサポート
  • WEB面談にも対応
  • 無料の専門アプリがある

臨床工学技士JOBは、臨床工学技士の転職を専門に扱っている転職支援サービスです。

転職するときはプロにサポートしてほしい人には、臨床工学技士JOBがおすすめ。

国家資格である「キャリアコンサルタント」の資格をもっている有資格者がサポートしてくれるからです。

臨床工学技士の求人はほかの医療系職種と比べると少ないため、転職する際には慎重に進めるのが重要。

臨床工学技士専門のキャリアコンサルタントが、プロの視点で的確なアドバイスをしてくれるため、一人で転職活動をするよりもスムーズに転職活動が進められます。

また、「面接日の調整」「年収交渉」など、病院や施設との交渉はすべて代行してくれるのも嬉しいメリット。

自分で交渉する負担が減るだけでなく、専門の担当者が少しでも有利な条件で転職できるように交渉もしてくれますよ。

ZOOMを使ったWEB面談にも対応しており、WEB面談はすべて国家資格を有しているキャリアコンサルタントが担当しています。

求人検索や問い合わせ、応募書類などが簡単に作成できる無料の専門アプリがあるので、興味のある人はまずアプリから利用してみてはいかがでしょうか。

働き方 常勤(夜勤あり)、常勤(日勤のみ)、非常勤
就業先 病院、クリニック、医療機器メーカー、その他
求人対応エリア 全国
運営会社 株式会社 SEプラス
公式サイト https://cejob.jp/

臨床工学技士JOBで仕事を探す

【GUPPY(グッピー)】信頼できる求人サイトから転職先を探したい人におすすめ

GUPPY(グッピー)のおすすめポイント
  • 信頼できる求人サイトNO.1
  • スカウト機能あり
  • 無料適性診断が受けられる

GUPPY(グッピー)は、年間382万人(※)が利用している医療・介護・福祉に特化した転職求人サイトです。

信頼できる求人サイトを利用したい人には、GUPPY(グッピー)がおすすめ。

2020年8月時点のショッパーズアイによる調査で「信頼できる」求人サイトNO.1を獲得しているからです。

さらに、「転職で使いたい求人サイト」「人に薦めたい求人サイト」でも1位を獲得していますよ。

会員登録すると「スカウト機能」が使えるようになり、気になる求人からスカウトが来る可能性も。

また、応募や問い合わせボタンから求人者と直接メッセージのやりとりができるようになり、間に仲介者などをはさまないので、自分のペースで転職活動を進められます。

公式サイト内で無料の適性診断が受けられるのもポイントの一つ。

3000法人が利用しているという信頼性の高い適性診断で、自分では気づかなかった特性や傾向がわかります。

臨床工学技士の仕事と言っても、大きな病院やクリニックなど働く場所はさまざま。

自分の特性を知ることで、より自分に合った職場を見つけられるのではないでしょうか。

履歴書や職務経歴書の書き方をはじめ、転職成功までの流れがわかる「就職マニュアル」があるので、はじめて転職する人にも利用しやすい求人サイトですよ。

※「GUPPY(グッピー)」公式サイトより(2023年9月時点)

働き方 正社員(常勤)、パート・非常勤(日勤)、パート・非常勤(夜勤)、パート・非常勤(当直)、パート・非常勤(スポット)、契約社員、派遣、紹介予定派遣(正社員)、紹介予定派遣(パート)、短期の仕事
就業先 病院、クリニック、企業など
求人対応エリア 全国
運営会社 株式会社グッピーズ
公式サイト https://www.guppy.jp/

GUPPY(グッピー)で仕事を探す

臨床工学技士向けおすすめ転職サイトを条件別から探せる

臨床工学士に希望条件別でおすすめの転職サイト&転職エージェント

続いて、以下の5つの条件別におすすめの臨床工学技士向け転職サイトを紹介していきます。

  1. 大学病院で働きたい
  2. クリニックで働きたい
  3. メーカー(企業)で働きたい
  4. 高収入・年収アップを目指したい人
  5. 未経験からの就業を目指したい人
順番に紹介していくので、以下に該当する希望条件があれば、ぜひ紹介している転職サイトを探してみてください。

1.大学病院で働きたい人向け転職サイト2選

大学病院の求人を探しているなら、『ジョブメドレー』や『GUPPY(グッピー)』をチェックしてみてください。

残念ながら大学病院の求人は少なく、扱っていない転職サイトも多いです。

しかし、上記2サイトは大学病院の求人を保有しており、非公開求人やスカウトで見つかる可能性もあります。

ジョブメドレーは、医療業界のさまざまな職種の求人を扱っていることから、取引している医療機関も幅広いです。

そのため、貴重な大学病院の案件が入ってくることもあるので、登録して新着求人情報をチェックしておくとチャンスも広がるでしょう。

たくさんの医療従事者が利用している求人サイトのGUPPY(グッピー)は、スカウト機能や採用担当者に直接メッセージを送れるなど、いろんな方法での仕事探しが可能。

積極的に自分で大学病院の求人を探したい人におすすめです。

大学病院で働きたい人におすすめ
ジョブメドレー

医療従事経験者が運営。大学病院の求人あり。
【公式】https://job-medley.com/

GUPPY(グッピー)

スカウトサービスで可能性を広げられる。
【公式】https://www.guppy.jp/

2.クリニックで働きたい人向け転職サイト2選

クリニックで働きたい人は、『iACTOR』『ジョブスルー』の中から選ぶといいでしょう。

どちらも全国各地のクリニック求人を豊富に保有しており、エリアを問わずお仕事探しができるからですね。

医療や介護業界に強いiACTORは、求職者が希望する求人の開拓も行っているので、勤務を希望するエリアにクリニック求人が見つからない人は、ぜひ相談してみてください。

臨床工学技士専門のジョブスルーは、求人の質が高く非公開求人も豊富に扱っています。

職場の情報にも詳しく、専門性の高いキャリアコンサルタントから手厚いサポートを受けたい人は押さえておくといいでしょう。

クリニックで働きたい人におすすめ
iACTOR

クリニック求人の開拓にも対応。
【公式】https://www.iactor.co.jp/

ジョブスルー

質の高いクリニック求人が豊富。
【公式】http://jobthrough.com/me

3.メーカー(企業)で働きたい人向け転職サイト2選

医療機器メーカーなど企業で働きたい人は、『臨床工学技士JOB』『doda』などをチェックしてみてください。

いずれも臨床工学技士が活躍できるアプリケーションスペシャリスト職の求人を扱っており、企業への転職にも強いキャリアコンサルタントの転職支援を受けられます。

臨床工学技士JOBはその名のとおり、臨床工学技士の転職に特化したエージェントです。

臨床工学技士専門コンサルタントが在籍しており、外資系医療機器メーカーや「クリニカルアカウントスペシャリスト」の求人が出てくることも。

転職エージェントと転職サイト両方の機能を持つ業界トップクラスのdodaは、臨床工学技士の転職に特化してはいませんが、資格を活かせる企業求人が豊富にあります。

いずれの転職サイトも利用する価値が高いので、ぜひ企業への転職を目指している人は登録してください。

メーカー(企業)で働きたい人におすすめ
臨床工学技士JOB

外資系や大手医療機器メーカーも目指せる。
【公式】https://cejob.jp/

doda

臨床工学技士の資格が活かせる企業求人あり。
【公式】https://doda.jp/

4.高収入・年収アップを目指したい人向け転職サイト3選

高収入・収入アップを目指したい人は、『ジョブデポ臨床工学技士』『medicoエージェント』『iACTOR』を押さえておくといいでしょう。

いずれも臨床工学技士や医療職の転職を専門としているエージェント型の転職サイトで、高収入が目指せる求人の保有はもちろん、担当者が条件交渉を代行してくれます。

ジョブデポ臨床工学技士の公式サイトでは、「給与高め」という条件で求人検索が可能なので、どのような条件の求人があるかチェックしてみてください。

年収400万円以上(※)の求人を多数保有しているのはmedicoエージェントです。

中には年収600万円台(※)の求人もあり、経験年数やスキルによっては収入アップ転職も実現できます。

ほとんどの求人が賞与ありで、月給30~40万円台(※)の求人も見つかるのはiACTOR。

登録したら利用できるスカウトメール機能もあるため、あなたを評価してくれる施設から高収入のスカウトが届く可能性もあるでしょう。

※調査日2023年9月18日

高収入・年収アップを目指したい人におすすめ
ジョブデポ臨床工学技士

「給与高め」求人あり。条件交渉も代行。
【公式】https://j-depo.com/me

medicoエージェント

経験・スキルを活かした収入アップ転職が目指せる。
【公式】https://idoctor.co.jp/

iACTOR

賞与あり求人多数。スカウトメールも活用できる。
【公式】https://www.iactor.co.jp/

5.未経験からの就業を目指したい人向け転職サイト3選

「資格はあるが実務経験はない」という未経験者には、『工学技士人材バンク』『medicoエージェント』『ジョブメドレー』を押さえておくといいでしょう。

臨床工学技士の求人は経験者向けが多いため、取り扱いの少ない転職サイトも多いのですが、上記3サイトは未経験者向けの求人を保有しています。

工学技士人材バンクには、研修制度のある求人や未経験応相談の求人があるので、未経験者でもチャレンジしやすいと言えるでしょう。

medicoエージェントは多数の非公開求人数を誇っており、非公開求人の中から未経験者向けの求人を紹介してもらえる可能性も大きいです。

ぜひ一度コンサルタントに相談してみてはいかがでしょうか。

ジョブメドレーは希望条件を登録しておくと、最新の求人情報が届く便利な機能もあるので、「未経験可」求人情報を見逃すことなくチェックできるでしょう。

未経験からの就業を目指したい人におすすめ
工学技士人材バンク

未経験応相談の求人あり。
【公式】https://www.jinzaibank.com/mejb/

medicoエージェント

多数の非公開求人を誇る。
【公式】https://idoctor.co.jp/

ジョブメドレー

未経験者向け求人の新着情報をチェックできる。
【公式】https://job-medley.com/

続いて、臨床工学技士が転職サイトを利用する際に考えられるメリット・デメリットについて解説していきます。

臨床工学技士が転職サイトを利用する3つのメリットを徹底解説!

臨床工学技士が転職エージェントを使うメリット

臨床工学技士が転職サイトを利用する3つのメリットは以下となります。

  1. 転職活動のサポートを無料で受けられる
  2. 効率的に転職活動を進められる
  3. 病院・クリニック以外の求人も探せる

順番に詳しく解説していくので、転職サイトを使う際の参考にしてみてください。

1.転職活動のサポートを無料で受けられる

臨床工学技士向けの転職サイトを利用すれば、無料で転職活動のサポートを受けられるメリットがあります。

なぜなら、臨床工学技士の転職に特化した転職サイトの多くは「エージェント型の転職サイト」で、求職者の転職活動がスムーズに進むよう、実績や専門性をもつ担当者がサポートしてくれるからですね。

具体的な転職支援の内容は以下のとおりです。

  • キャリアカウンセリング
  • 求人紹介
  • 履歴書や職務経歴書の作成アドバイス
  • 面接対策
  • 面接や職場見学の同行
  • 施設や企業の情報提供
  • 面接日の日程調整
  • 条件交渉など

「初めての転職活動で不安」「転職するか迷っている」といった悩みをもつ臨床工学技士にとって、サポートしてもらえるのは心強く、大きなメリットと言えるでしょう。

不安や迷いがある人は、登録して相談してみてはいかがでしょうか。

注意

転職サイトには、自分で求人を探して応募する「求人検索型の転職サイト」と、キャリアコンサルタントなどの支援を受けながら転職活動を進める「エージェント型の転職サイト」があるので違いを理解して活用しましょう。

2.効率的に転職活動を進められる

転職サイトを利用すれば、効率的に転職活動が進められるのも大きなメリットです。

1つめのメリットでも紹介したとおり、エージェント型の転職サイトは希望に合った求人を紹介してくれるだけでなく、さまざまな転職支援を受けられるため、転職活動の手間や負担も大幅に省けます。

また、自分で求人検索できる転職サイトの場合、自分自身でいろんな求人を比較したり、給料の相場チェックをすることも可能です。

さらにスカウト機能のある転職サイトを使えば、あなたの職歴やスキルを見た人事担当者から声がかかることも。

いろんなタイプの転職サイトに登録しておけば、希望の求人に出会える可能性も上がりますし、転職に有利となる情報収集ができるなど、よりスムーズに転職活動を進められるでしょう。

3.病院・クリニック以外の求人も探せる

病院・クリニック勤務以外の求人を探せるのも、転職サイトのメリットです。

臨床工学技士の転職先と言えば、病院やクリニックなどが中心ですよね。

しかし、転職サイトには企業や学校・教育機関の求人もあります。

例えば「医療機器メーカーのアプリケーションスペシャリスト」や「専門学校の専任教員」といった求人です。

転職サイトで求人を見ているうちに、「今まで興味がなかったけれど、実は自分に向いているかもしれない」という仕事に出会えるかもしれません。

また、キャリアチェンジを検討している人は、面談時に希望の仕事内容や転職先を伝えておけば、病院・クリニック以外の求人も紹介してもらえるので相談してみてください。

病院やクリニック以外で働きたい人は、一般企業の臨床工学技士向け求人を扱っている、『リクナビNEXT』や『doda』などの転職サイトをチェックしてみてはいかがでしょうか。

続いて、臨床工学技士が転職サイトを使うデメリットについても確認しておきましょう。

臨床工学技士が転職サイトを利用する3つのデメリットを徹底解説!

臨床工学技士が転職エージェントを使うデメリット

臨床工学技士向け転職サイトを使う3つのデメリットは以下となります。

  • 希望の転職先や時期によっては求人が見つかりにくい
  • 担当者によっては頼りにならない
  • 臨床工学技士専門の転職サイトは限られているため競争率が高い

それぞれのデメリット理由について詳しく解説していくので、利用時に失敗しないよう参考にしてみてください。

1.希望の転職先や時期によっては求人が見つかりにくい

希望の転職先や転職時期によっては、求人が見つかりにくいこともあります。

臨床工学技士の求人数は、ほかの医療技術職に比べると決して多いわけではありません。

そのため、希望条件やタイミングを考慮しないと求人が見つからないことも。

とくに需要が高いのは、透析クリニック・循環器病院・総合病院などで、「夜間透析」や「オーバーナイト透析」を行っている施設は人手不足の傾向にあります。

2021年の法改正によって、臨床工学技士の担当する業務内容が拡大。

穿刺をはじめとした幅広い業務に対応できるスキルも求められるようになったので、転職を検討する際は経験を積んでスキルを高めておきましょう。

ワンポイントアドバイス

転職を急いでいる人は、求人数の多い施設や人が集まりにくい条件の求人に応募してみてはいかがでしょうか。

上記条件だと求人も見つかりやすく、とくに「準夜勤」や「夜勤」勤務が可能な人材は需要も高いです。

また、求人が増えるのは、新年度の4月入職に向けた採用活動が行われるタイミングです。

1~2月あたりから求人が増えてくるので、秋ごろから年末にかけて準備を始めたり、求人動向をチェックしておくといいでしょう。

2.担当者によっては頼りにならない

エージェント型の転職サイトを利用する場合、担当者によっては頼りにならない場合があります。

なぜなら、臨床工学技士の転職市場に詳しくない担当者も存在するからですね。

臨床工学技士に特化した転職サイトを利用すれば問題ありませんが、いろんな業界や職種の求人を扱う総合型のサービスだと、求人数や需要の多くない職種・業界には担当者を設置しないことも。

例えば、総合型の転職エージェントで業界トップクラスの求人を保有する「リクルートエージェント」の公式サイト上には、医療職に精通したキャリアアドバイザーの紹介はありませんでした。

もし、総合型の転職サイトも利用する場合は、医療業界やコメディカルを担当するキャリアアドバイザーがいるか確認しておくといいでしょう。

ワンポイントアドバイス

臨床工学技士の転職には、臨床工学技士やコメディカルを専門とした転職サイトがおすすめです。

臨床工学技士や医療業界の転職事情にも精通しているため、あなたに合った求人を紹介してくれたり、的確なアドバイスをもらえるでしょう。

今回紹介している「臨床工学技士向けおすすめ転職サイト10選」は、臨床工学技士やコメディカル職に特化した転職サイトです。

ぜひ10選の中から活用できる転職サイトを選んでくださいね。

3.臨床工学技士専門の転職サイトは限られているため競争率が高い

臨床工学技士の転職活動で転職サイトを利用する場合、競争率が高くなるデメリットもあります。

なぜなら、臨床工学技士を専門としている転職サイトは限られており、転職希望者が集中しやすいためですね。

ハローワーク」や「日本臨床工学技士会」で仕事を探す方法もありますが、求人数は限られているため、転職サイトを併用する人も多いです。

とくに好条件の求人には応募者が殺到するので、さらに競争率も高くなります。

ワンポイントアドバイス

転職サイトの中でも、非公開求人や独占求人を多数保有しているエージェント型の転職サイトを活用するといいでしょう。

表に出ない求人は、応募できる人が限られているため競争率も低くなります。

また求人検索をこまめに行ったり、スカウト機能を活用するなど、転職サイトをフル活用して転職活動を進めるのも、競争を勝ち抜くためにおすすめです。

臨床工学技士向け転職サイトの選び方のコツを知っておこう!

臨床工学技士向け転職サイト・エージェントの選び方&活用方法

この章では、臨床工学技士向け転職サイトの失敗しない選び方と活用方法について紹介します。

  • 臨床工学技士向け求人数の多さで選ぶ
  • 転職支援の充実度や役立つ機能を確認する
  • 複数利用して使えると思った転職サイトに絞り込む

順に解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。

1.臨床工学技士向け求人数の多さで選ぶ

まずは、臨床工学技士向けの求人が多いかを確認しましょう。

求人数が豊富な転職サイトなら、希望にマッチする求人を見つけやすく、転職活動もスムーズに進められます。

とくに押さえておきたいのは、臨床工学技士に特化したエージェント型の転職サイトです。

特化しているだけに保有している求人数も多く、非公開求人も紹介してもらえます。

また、臨床工学技士の経験を活かし「アプリケーションスペシャリスト」や「クリニカルスペシャリスト」として企業への転職を目指している人は、一般企業の求人を多く扱う『リクルートエージェント』や、『パソナキャリア』などの転職エージェントに相談してみてはいかがでしょうか。

とくに求人数が多いのは『ジョブデポ臨床工学技士』や『iACTOR』です。どちらも非公開求人を豊富に保有しているので、登録して紹介してもらいましょう。

2.転職支援の充実度や役立つ機能を確認する

「転職支援の内容や役立つ機能が充実しているか」も転職サイト選びの重要なポイントです。

エージェント型の転職サイトの場合、大まかなサポート内容に違いはありませんが、求人案件を開拓してくれたり希望施設を逆指名できる制度があったりと、各転職サイトにしかないサポートもあります。

さらに、提供されている機能やサービスも異なり、「スカウト機能」「転職ノウハウについてのコラム」「スマホアプリ」「診断コンテンツ」がある転職サイトも。

充実しているサポートや機能を活用できれば、転職活動にもプラスに働くでしょう。

求人数だけでなく、希望する転職支援や機能の有無をチェックしてみてください。

転職支援と機能の充実度を重視する人は、専任キャリアコンサルタントの手厚いサポートとスカウト機能がある、『iACTOR』を活用してみてはいかがでしょうか。

3.複数利用して使えると思った転職サイトに絞り込む

複数利用して使えると思った臨床工学技士向け転職サイトに絞り込むのも、おすすめの選び方といえるでしょう。

デメリットの章でも紹介したように、臨床工学技士に特化した転職サイトは限られており、選り取り見取りできる求人数はないため、複数登録で可能性を広げておく必要があります。

例えば、次のように使い分けるのもいいのではないでしょうか。

  • 特徴の違うエージェント型の転職サイトに2社登録して使う。
  • エージェント型の転職サイトと求人検索型の転職サイトを併用する。

また、複数の転職サイトを使い分けることで、サポートの足りない部分を補えたり、サービスを比較することもできます。

転職のチャンスを広げるためにも、1つの転職サイトだけに絞らないようにしましょう。

一度にたくさんの転職サイトに登録すると、応募状況や担当者とのやり取りなどを把握できなくなるので注意してください。まずは2~3社に登録することをおすすめします。

臨床工学技士が転職サイトを利用する際の流れ

この章では、臨床工学技士がエージェント型の転職サイトを利用する際の流れを3ステップに分けて解説していきます。

登録から入職までの流れを把握しておきましょう。

※求人検索型の転職サイトを利用する際の流れについては、各転職サイトの利用方法などを確認してください。

  1. 登録
  2. コンサルタントと面談/求人紹介/求人応募
  3. 面接/入社日の調整

STEP1.転職サイトに登録

利用したい転職サイトが決まれば、まずは転職サイトに登録します。

転職サイトに掲載されている求人への応募や、求人紹介を受けるためには会員登録が必要です。

公式サイトの登録フォームに、必要事項を入力していきます。

臨床工学技士の転職サイトでは、主に以下の内容の入力を求められます。

  • 氏名
  • 生年月日
  • メールアドレス
  • 電話番号
  • 転職時期
  • 希望する働き方

詳細な希望条件や職務経歴などは、コンサルタントとの面談時に確認があるので、登録は時間もかからず簡単に済みます。

レバウェル医療技師工学技士人材バンクのようにLINE登録すると情報収集や相談ができる転職サイトもありますよ。

また、入力が面倒な人は、電話での登録に対応している転職サイトを活用するのもアリです。

STEP2.コンサルタントと面談/求人の紹介/求人に応募

登録後は、担当のコンサルタントから電話やメールで連絡が入るので、面談日を決めましょう。

対面・電話・オンライン面談など、転職サイトによって面談方法が異なるので、確認した上で面談を受けてください。

面談では経歴や希望条件についてヒアリングが行われます。

面談前までに職務経歴や希望を整理しておくといいでしょう。

面談では転職に対する不安や迷いを相談することもできるので、気持ちを正直に話すことをおすすめします。

面談を終えたあとは、あなたの希望や適性に合った求人を紹介してもらえます。

提示された求人が希望に合わない場合、断ることも可能です。

条件にあった求人をなかなか紹介してもらえない場合は、iACTORのような「カスタムメイド求人」を提案してくれる転職サイトを利用するのもいいかもしれません。

応募したい求人が見つかったら担当者に伝えると、応募の手続きを行い、面接日の設定もしてくれます。

希望の求人が複数ある場合は、すべてに応募しても問題ありませんよ。

応募する前には、履歴書や職務経歴書を作成する必要があります。

職務経歴書には、

  • 「病院」「クリニック」などの施設形態
  • 「血液浄化」「医療機器管理」などの業務内容
  • それぞれの業務期間

などを入れると作成しやすく、わかりやすい経歴書ができるでしょう。

エージェント型の転職サイトでは、履歴書や職務経歴書などの添削もしてくれるので、書き方がわからない人はアドバイスをもらうようにしてください。

また、公式サイト上に「応募書類の書き方」を掲載している転職サイトもあるのでチェックしてみてくださいね。

STEP3.面接/入社日の調整

面接日が決まれば、いよいよ面接です。

臨床工学技士の採用面接では、「志望動機」や「転職理由」などの一般的な質問のほかに、次のような質問をされることも多いです。

  • なぜ臨床工学技士を目指したのか
  • 患者と接する際に気をつけていること
  • 「医療機器の点検」「透析業務」などの業務内容について

面接対策や面接の同行を実施している転職サイトもあるので、不安な人は登録時に、面接に関するサポートの有無を確認しておいてください。

また、条件交渉については担当者が代行してくれるので、事前に希望を伝えて交渉してもらうのがおすすめです。

ただし、条件が折り合わなかったり、面接後に合わないと思った場合は断ることも可能です。

断る際も担当者から伝えてもらうようにしましょう。

無事に内定が出たら担当者より連絡が入るので、条件面や入職日の調整をしてもらいましょう。

エージェント型の転職サイトなら、内定後のアフターフォローも万全です。

退職の手続きや入職準備はもちろん、就業後の職場で困ったことなど、相談にのってくれたりサポートしてもらえます。

万が一、入職後に条件面での相違があった場合は担当者に連絡して対応してもらうようにしてください。

臨床工学技士の転職活動時によくある疑問と回答一覧

臨床工学技士の転職サイト&エージェントを利用する際のよくある質問

臨床工学技士向け転職サイトを利用する際のよくある疑問と回答一覧となります。

以下のリンク一覧内から、気になる部分があればタップしてみてください。

複数の転職サイトに登録してもいいの?
複数の転職サイトに登録してOKです。

転職サイトに登録数の制限はありません。

応募する求人の選択肢を増やすためにも、複数の転職サイトに登録しておくことをおすすめします。

ただし、複数の転職サイトから同じ求人に応募するのは避けてください。

応募先企業から不信感を抱かれるのはもちろん、エージェント型の転職サイトを利用している場合、求人を紹介してもらえなくなることもあります。

複数登録する場合は、自分でしっかり応募状況を把握しておくようにしましょう。

利用するのに料金はかかりますか?
基本的に無料で利用できます。

求人検索型の転職サイトは「企業からの広告料」、エージェント型の転職サイトは「採用活動が成功した際に企業から受け取る成功報酬」で利益を得ています。

そのため求職者が登録料や紹介料を支払う必要はありません。

ただし、面接時の交通費などは基本的に応募者が負担します。

もちろん面接時に着用するスーツ代なども自己負担となるので、転職活動のためにある程度の出費を見込んでおきましょう。

転職時期が決まっていなくても登録していい?
転職するか迷っている状況でも転職サイトに登録して問題ありません。

「登録したら必ず求人に応募しなくてはいけない」という決まりはなく、転職に関する悩み相談や情報収集を目的とした利用も可能です。

どのような求人があるのか確認した上で、転職するか判断するのもいいでしょう。

転職を意識し始めたら、まずは気軽に登録してみてはいかがでしょうか。

非公開求人ってなんですか?
医療機関や企業の諸事情により一般公開できない求人です。

好条件の求人や人気の高い医療機関・企業の求人を公開すると応募が殺到し、選考がスムーズに進まないケースがあります。

条件に合った人材を効率的に採用するために、エージェント型の転職サイトに依頼して採用活動を行う医療機関や企業も増えてきています。

好条件求人や人気のある医療機関・企業の求人に応募したい人は、エージェント型の転職サイトに登録して非公開求人を紹介してもらいましょう。

経験が浅くても転職できる?
臨床工学技士としての経験が浅くても転職は可能です。

転職サイトによっては、経験の浅い第二新卒でも応募できる「未経験者可」の求人も扱っています。

ただし、経験豊富な臨床工学技士が同じ求人に応募してくれば、経験の差で不利になることも考えられます。

経験年数が浅い場合、希望通りの求人に応募できない可能性や、転職後に収入ダウンしてしまうことがあることを理解しておきましょう。

上記以外にも不明点があれば、各転職サイトの「よくある質問」をチェックしたり、問い合わせフォームから確認するようにしてください。

臨床工学技士の仕事内容を紹介

臨床工学技士の仕事内容

この章では、臨床工学技士の仕事内容について紹介します。

臨床工学技士は医療機器を扱うプロで、主な就業先である医療機関では、医療機器の操作やメンテナンスなどの業務を行います。

業務に関しては、「臨床工学技士基本業務指針2010」に定められており、以下のように分類されているので確認してみてください。

呼吸治療業務

呼吸がうまくできなくなった患者に装着される「人工呼吸器」が、安全に装着されているか、正しく動いているかなどを監視する業務です。

人工呼吸器の保守点検も行います。

人工呼吸器の装着などは医師の業務となります。

人工心肺業務

心臓機能や肺機能を代用する装置のことを「人工心肺装置」と言います。

心臓オペなどで一時的に心臓を止めるときに、患者の心臓の代わりとして人工心肺装置が使われます。

医師の指示のもとで、人工心肺装置を操作・管理するのが主な仕事です。

人工心肺装置にもいろいろな種類があり、「ECMO(エクモ)」という装置を耳にしたことがある人もいるのではないでしょうか。

血液浄化業務

腎臓の機能が弱ったり働かなくなったりした場合に行うのが血液浄化業務で、主に次のような血液浄化療法が行われます。

  • 血液透析療法
  • 血漿交換療法
  • 血液吸着法など

人工透析を行う際の血管に針を刺す穿刺や、透析装置の操作、透析中の患者の観察などを行います。

手術室業務

手術室に置かれているさまざまな医療機器の準備や操作を行います。

例えば、「麻酔器」「除細動器」「電気メス」「モニター」「内視鏡装置」「ESWL」「輸液ポンプ」「シリンジポンプ」「人工心肺装置」などです。

手術内容によって扱う機器も異なり、幅広い専門的知識を身につけた臨床工学技士が求められます。

集中治療業務

大きな手術を受けた患者や重症度の高い患者を収容し、集中的に治療を行う集中治療室(ICU)で使われる医療機器の操作・管理を行います。

主に操作・管理するのは、「人工呼吸器」「持続的血液浄化装置」といった生命維持管理装置です。

容体が急変しやすいため、患者の状態を観察したり、医師と連携して機器操作を行ったりする必要があります。

心血管カテーテル業務

心臓病の診断を行うために心臓カテーテル検査が行われます。

最近では、足の付け根などの動脈からカテーテルを挿入し、異常な電気信号を発する組織の焼灼(アブレート)を行う、不整脈治療の「アブレーション治療」も増加傾向に。

装置の操作や検査を記録するためにデータ取得、記録解析などを担当します。

高気圧酸素業務

圧力の高い環境下で酸素を吸入し、血中の酸素を増やす高気圧酸素療法の際に使う「高気圧酸素装置」の操作や管理を行います。

ペースメーカー、ICD業務

不整脈の患者に対して、ペースメーカーやICD(植え込み型除細動器)などを体内に埋め込みコントロールします。

徐脈性不整脈にはペースメーカー、頻脈性不整脈にはICDが適応となります。

機器の操作や管理、外来でのペースメーカーチェック、不整脈のモニタリングなどが臨床工学技士の担当業務です。

医療機器管理業務

医療機関などで使用されている医療機器を安全に使えるよう、また機能を確保するために、保守・点検作業を行うのも臨床工学技士の重要な業務です。

院内で効率的に医療機器を使えるように一括管理するのも、臨床工学技士の業務のひとつです。

医療機器メーカーで働く場合の仕事内容

これまで紹介してきた臨床工学技士の業務内容は医療機関で働く場合です。

臨床工学技士の中には、医療機器メーカーでの勤務を希望する人もいるのではないでしょうか。

医療機器メーカーでは主に、「アプリケーションスペシャリスト(営業支援)」として働くことになります。

業務内容は次のとおりです。

  • 営業担当者の補助で医療機器の説明
  • 自社医療機器の使い方のデモンストレーション
  • 医療従事者からの質問に対応
  • 販売した医療機器設置の立ち合い

医療機関、医療機器メーカー問わず、勤務先によって仕事内容や取り扱う医療機器などは異なるため、転職活動の際は前もって業務内容を確認してください。

【おわりに】臨床工学技士には転職サイトの活用がおすすめ

ここまで臨床工学技士向けにおすすめの転職サイトを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

効率よく転職活動を行いたい場合、転職サイトの活用はおすすめといえる内容となっています。

なかでもエージェント型の転職サイトを利用すれば、非公開求人を紹介してもらえたり、応募書類や面接対策などのサポートがあったりと、一人で転職活動を行うより有利に働きます。

臨床工学技士の求人数は、同じコメディカル系の「看護師求人」や「薬剤師求人」のように多いわけではないため、地域や条件などによっては競争率が高くなることも。

また、好条件の求人や人気の高い医療機関の募集などは表に出にくいので、エージェント型の転職サイトを通して紹介してもらえるのは大きなメリットと言えます。

とくにエージェント型の転職サイトをおすすめしたいのは次の人たちです。

  • 臨床工学技士として初めて転職する人
  • 臨床工学技士の資格や経験を活かしてキャリアチェンジしたい人

転職のノウハウから業界情報まで、コンサルタントが詳しく教えてくれるので、どのように転職活動を進めたらいいのかわからない人は、ぜひ登録してサポートしてもらいましょう。

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