言語聴覚士におすすめ転職サイト&エージェント10選|希望職場別も厳選紹介

言語聴覚士におすすめの転職サイト&エージェント

言語や聴覚、摂食嚥下などの障害に対応する言語聴覚士は、小児から高齢者まで幅広い年齢層の治療やリハビリに携わっています。

とくに超高齢化社会を迎えている日本において、加齢による難聴や摂食嚥下障害、認知機能障害などに対応してくれる言語聴覚士は欠かせない存在と言えるでしょう。

令和3年度介護報酬改定で、介護老人保健施設における「言語聴覚士」「理学療法士」「作業療法士」の配置も評価指標となるなど、介護分野で言語聴覚士の需要の高まりが伺えます。

また、平成28年の調査によるものですが、「四病院団体協議会」の『理学療法士・作業療法士・言語聴覚士需給調査』では、言語聴覚士の充足に関する質問には以下の結果が出ています。

運営上(患者の状況に応じ必要な人員)では、「いいえ」が37.5%となっており、「どちらともいえない」とあわせると、現場で言語聴覚士が十分でないと見て取れます。

ただ、需要が高いのに人材が不足している場合、売り手市場で転職のチャンスとも言えますが、選択肢が豊富なだけに職場選びを失敗する可能性もあります。

そこでおすすめなのが、言語聴覚士向けの転職サイト&エージェントの活用です。

とくに以下に該当する人は、言語聴覚士向けの転職エージェントの利用がおすすめ。

  • 初めての転職活動で進め方がわからない。
  • 希望に合った求人を紹介して欲しい。
  • 年収アップを目指している。
  • 職場の詳細な情報を知りたい。
  • 言語聴覚士の転職市場やキャリアの積み方について教えてもらいたい。
  • 違う分野で言語聴覚士として活躍したい。
  • 転職の悩みや不安など相談にのって欲しい。
  • 応募書類の書き方アドバイスや面接対策を受けたい。
  • ブラック職場は避けたい。

もちろん、スカウトサービスや転職のヒントになるような情報豊富なコンテンツが充実している、言語聴覚士向けの転職サイトを併用するのもいいでしょう。

言語聴覚士向けの転職サイト&エージェントを厳選してピックアップしたので、ぜひ転職サイト&エージェント選びに役立てみてください。

目次

【言語聴覚士向け】おすすめの転職サイト&エージェント10社を厳選紹介

それでは早速、言語聴覚士向けおすすめの転職サイト&エージェント10社を紹介していきます。

なお、おすすめ転職サイト&転職エージェントは、以下をもとに編集部が独自に選んでいます。

言語聴覚士のおすすめ転職サイト&エージェントの選別基準

各転職サイト&転職エージェントの特徴や、おすすめポイントなども紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。

PTOTSTワーカー|転職後もサポートしてほしい人におすすめ

PTOTSTワーカーの特徴&おすすめポイント
  • 転職後もサポート
  • 契約時に「条件書」を渡してくれる
  • 非公開求人の紹介も可能

転職後もサポートしてほしい人は、PTOTSTワーカーがおすすめ。

転職後に事前の条件と違った場合は、担当アドバイザーが問題を解消してくれるからです。

PTOTSTワーカーでは、契約時に「条件書」を渡してくれるので、「転職前に聞いていた条件と違う」なんてことがあっても心配はいりません。

もし条件が違うときには、担当アドバイザーが勤務先に連絡し、あなたに代わって伝えにくいことや交渉も行ってくれます。

転職にもっとも多いと言われる「条件が違う」というトラブルが回避できるのは大きなメリットですよね。

言語聴覚士・理学療法士・作業療法士の求人を専門に扱っているだけあり、リハビリ病院や介護施設など扱っている施設形態も多彩で求人数も多数。

また求人の質にもこだわっており、一般には公開されていない人気の非公開求人もあります。

言語聴覚士の転職に精通した専任アドバイザーが仕事の紹介から転職後までを完全サポート。

求人票には載らない「実際の勤務時間」「働いている人の人柄」などを詳しく教えてくれるので、はじめて転職する言語聴覚士さんにも利用しやすいサービスです。

働き方 常勤、パート
就業先 クリニック・診療所、介護施設、病院、訪問リハビリ、その他
求人対応エリア 全国
運営会社 株式会社トライトキャリア
公式サイト https://ptotst-worker.com/

PTOTSTワーカーで仕事を探す

PTOT人材バンク|地元で言語聴覚士の仕事を探している人におすすめ

PTOT人材バンクの特徴&おすすめポイント
  • 47都道府県すべてのエリアに対応(※)
  • 求人数が多く、非公開求人の紹介も可能
  • 職場のリアルな情報も伝えてくれる

地元で言語聴覚士の仕事を探している人は、PTOT人材バンクがおすすめ。

47都道府県すべてのエリアに対応しているからです(※)。

PTOT人材バンクは、全国の言語聴覚士求人を多数扱っており、公開求人だけでも6,000件以上。(調査日2023年7月31日)

地方の求人も扱っているため、「地元で転職」したい人には利用しやすいサービスです。

非公開求人からの紹介も可能で、さらに募集がない施設でもアプローチしてくれるなど、求職者の希望にあった仕事を紹介してくれますよ。

言語聴覚士などリハビリテーション専門のキャリアパートナーが、書類の作成からスケジュール調整までを丁寧にサポート。

求人票を見ただけではわからない「職場の雰囲気」「詳しい業務内容」などのリアルな情報も教えてくれます。

内定が出た後は、「雇用概要確認書」を作成してくれるのも心強いですよね。

公式サイトでは「言語聴覚士の年収」や「求人が多い都道府県」なども見られるので、興味のある人はぜひ確認してださいね。

※2023年7月時点

働き方 常勤、非常勤
就業先 病院系、クリニック、介護保険関連施設、小児療育、その他
求人対応エリア 全国
運営会社 株式会社エス・エム・エス
公式サイト https://www.ptotjinzaibank.com/

PTOT人材バンクで仕事を探す

マイナビコメディカル|コンテンツが充実したサービスを利用したい人におすすめ

マイナビコメディカルの特徴&おすすめポイント
  • 他社にはないようなコンテンツが掲載
  • 非公開求人・独占求人あり
  • 業界に精通したキャリアアドバイザーがフルサポート

マイナビコメディカルは、大手マイナビグループが運営している医療・介護業界の求人を専門に扱っている転職支援サービスです。

コンテンツが充実したサービスを利用したい人は、マイナビコメディカルがおすすめ。

職場の魅力が書かれた「職場図鑑」やスキマ時間で見られる「オンライン職場紹介」など、他社にはあまりないようなコンテンツが利用できるからです。

上記のほかにも「履歴書・職務経歴書の書き方マニュアル」「年収診断」などもあり、転職相談をすると「転職サポートブック」もプレゼント。

はじめて転職をする人でも、マイナビコメディカルのコンテンツを見れば転職についての知識が増えること間違いなしです。

また、マイナビコメディカルを利用した言語聴覚士さんの口コミも見られるので、どのようなサポートをしてもらえるかも具体的にわかります。

さらに、気になる病院やクリニックの情報を求職者に代わって確認してくれる「求人のお調べ代行キャンペーン」があるのもポイント。

直接聞きづらい求人状況や給与などの労働条件なども確認してくれますよ。

全国に言語聴覚士の求人を多数もち、応募が殺到するような非公開求人や独占求人も扱っています。

登録すると、言語聴覚士の転職に詳しいキャリアアドバイザーが、求人紹介から内定までをフルサポートしてくれるので、ぜひ利用を検討してくださいね。

働き方 正社員(正職員)、 契約社員(職員)、 非常勤・パート、その他
就業先 病院、クリニック、介護福祉施設、訪問リハビリ(在宅医療)、企業、保育園、小児リハビリ、整骨院、接骨院、訪問マッサージ、その他
求人対応エリア 全国
運営会社 株式会社マイナビ
公式サイト https://co-medical.mynavi.jp/

マイナビコメディカルで仕事を探す

ジョブメドレー|小さなお子さまがいる言語聴覚士さんにおすすめ

ジョブメドレーの特徴&おすすめポイント
  • 「育児支援あり」「ブランク可」の求人多数
  • 採用担当者と直接やり取りができる
  • スカウトサービスあり

小さなお子さまがいる言語聴覚士さんは、ジョブメドレーがおすすめ。

「育児支援あり」の求人が多数あるからです。

ジョブメドレーが扱っている求人の約40%が「育児支援あり」の求人。
(調査日2023年8月2日)

「残業ほぼなし」「託児所・保育支援あり」など、お子さまのいる言語聴覚士さんには働きやすい職場の求人がそろっています。

さらに「ブランク可」の求人も多数あるため、出産や育児で現場を離れていた人にも利用しやすいですよ。

気になる求人は公式サイトから応募が可能であり、求人先の採用担当者と直接やり取りができるのもポイント。

転職エージェントのような連絡はこないので、お子さまがいて日中連絡が取りにくい人でも自分のペースで効率よく転職活動がすすめられます。

またプロフィールを入力しておくと、あなたに興味をもった医院や事業所から直接スカウトが届くことも。

公式サイトによると、スカウト経由なら内定率が1.7倍になるとのことなので、プロフィールを充実させておくと転職成功へ近づけますよ。

正社員の言語聴覚士求人だけでなく、アルバイトや業務委託などの求人も扱っているので、少しずつ職場復帰を考えている人にも利用しやすいサービスです。

働き方 正職員、契約職員、パート・バイト、業務委託
就業先 訪問リハビリ、通所介護・デイサービス、通所リハ・デイケア、特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、一般病院、介護付き有料老人ホーム、ショートステイ、障害者支援
求人対応エリア 全国
運営会社 株式会社メドレー
公式サイト https://job-medley.com/

ジョブメドレーで仕事を探す

GUPPY(グッピー)|スピーディに転職活動をすすめたい人におすすめ

GUPPY(グッピー)の特徴&おすすめポイント
  • 採用担当者と直接やり取りができる
  • スカウト機能あり
  • 適性診断が無料で受けられる

スピーディに転職活動をすすめたい人は、GUPPY(グッピー)がおすすめ。

求人票からすぐに応募や問い合わせができるからです。

応募してからは、採用担当者と直接やり取りができるので、効率よく転職活動がすすめられます。

求人は、「勤務地」「給与」「雇用形態」「詳細条件」から検索が可能。

興味のある言語聴覚士求人を見つけたときは、「気になる!」ボタンを押すと、求人先からスカウトの届く可能性が高まりますよ。

問い合わせは匿名でもできるので、個人情報がもれる心配もありません。

公式サイトには、「転職マニュアル」が掲載されており、転職活動の流れや面接対策のポイントなどがわかるほか、履歴書・職務経歴書のテンプレートも利用できます。

さらに、言語聴覚士の仕事内容や年収などの情報も掲載されているので転職活動の参考になりますよ。

会員登録すると、自分の特性や傾向がわかる「適性診断」が無料で受けられるので、興味のある人はぜひ診断してみてくださいね。

働き方 正社員(常勤)、パート・非常勤、契約社員
就業先 病院、診療所、有料老人ホーム、老人保健施設、特別養護老人ホーム、通所、訪問、小規模多機能
求人対応エリア 全国、海外
運営会社 株式会社グッピーズ
公式サイト https://www.guppy.jp/

GUPPYで仕事を探す

LITALICOキャリア|幼児・子どもの支援をしたい言語聴覚士さんにおすすめ

LITALICOキャリアの特徴&おすすめポイント
  • ほとんどが子ども療育に関わる求人
  • 非公開求人・レア求人あり
  • スカウトサービスの利用も可能

幼児・子どもの支援をしたい言語聴覚士さんは、LITALICOキャリアがおすすめ。

扱っている言語聴覚士求人のほとんどが、子どもの療育に関わる求人だからです。

LITALICOキャリアは、「どんな人の、なんの役に立ちたいか?」で仕事を探せる転職支援サービス。

なかでも「児童発達支援」「放課後等デイサービス」など、子どもの療育に関する求人を得意としており、全国に言語聴覚士求人をもっています。

また、ハローワークに掲載されていない求人や非公開求人も多数あり、レア求人の紹介も可能です。

子ども療育を専門にサポートしているキャリアアドバイザーが、求人紹介はもちろんのこと面接日程の調整や対策などをしっかりサポート。

2023年8月からはスカウトサービスも利用できるようになり、さらに便利になりました。

公式サイトではマガジンが掲載されており、言語聴覚士に関する情報もあるので、ぜひ転職活動の参考にしてくださいね。

働き方 正社員、契約社員、パート・アルバイト
就業先 児童発達支援、児童発達支援センター、放課後等デイサービス、保育所等訪問支援、障害児相談支援、就労移行支援、就労継続支援A型、就労継続支援B型、特例子会社、居宅介護、重度訪問介護、行動援護、重度障害者等包括支援、生活介護、地域活動支援センター、施設入所支援、共同生活援助、自立訓練(機能訓練)、自立訓練(生活訓練)、計画相談支援、その他
求人対応エリア 全国
運営会社 株式会社 LITALICO
公式サイト https://litalico-c.jp/

LITALICOキャリアで仕事を探す

ジョブデポ言語聴覚士|今までに条件にあった求人が見つからなかった人におすすめ

ジョブデポ言語聴覚士の特徴&おすすめポイント
  • 気になる施設へ逆指名できる
  • ハローワーク案件や非公開求人の紹介も可能
  • 人間関係などのクチコミ情報もわかる

今までに条件のあう求人が見つからなかった人は、ジョブデポ言語聴覚士がおすすめ。

気になる施設へ逆指名ができるからです。

言語聴覚士の転職に精通したコンサルタントが、求人募集していない施設でも選考を受けられるように交渉。

気になる施設がある人や、より条件のあう転職先を探している人にはピッタリのサービスです。

またハローワーク案件や非公開求人の紹介も可能なので、ほかでは見つからないような求人に出会えるチャンスもあります。

扱っている言語聴覚士の求人は多数あり、人間関係などのクチコミ情報も教えてもらえますよ。

会員登録したほうが、コンサルタントがサポートしてくれるなどメリットが大きいので、ぜひ登録を検討してくださいね。

働き方 常勤、非常勤、非常勤(扶養内)
就業先 要相談(病院など)
求人対応エリア 全国
運営会社 with Career株式会社
公式サイト https://j-depo.com/

ジョブデポ言語聴覚士で仕事を探す

コメディカルドットコム|自力で転職を成功させたい人におすすめ

コメディカルドットコムの特徴&おすすめポイント
  • 直接応募型の転職サイト
  • 「スカウト機能」「マッチングチャート機能」あり
  • 信頼できる公式求人のみを掲載

自力で転職を成功させたい人は、コメディカルドットコムがおすすめ。

直接応募型の転職支援サービスだからです。

コメディカルドットコムでは「スカウト機能」「AIが選ぶおすすめ求人の配信」「マッチングチャート機能」があり、自力でも満足のいく転職ができるようにサポート。

スカウト経由で応募すると内定率が2.3倍(※)になるというから、ぜひ利用したいサービスです。

また、応募に迷ったときは「マッチングチャート機能」の利用が便利。

スキルと希望条件を登録するとマッチングチャート機能が使用できるようになり、「給与」「シフト」「こだわり」「施設形態」「スキル要件」「エリア」の6つ条件で事業所との相性を診断してくれます。

客観的な診断結果を見ることで、応募を迷ったときの参考になりますよ。

掲載されているのは、本当に信頼できる公式求人のみであり、おとり求人がないので時間を無駄に使うこともありません。

言語聴覚士の求人も多数扱っており、「求人情報が専門的で詳しい」と利用者からの評価も高いですよ。

言語聴覚士の転職に役立つ記事も掲載されているので、エージェントに頼らず転職活動をすすめたい人には利用しやすいサービスです。

※公式サイトより(2023年9月時点)

働き方 常勤、パート
就業先 公的病院、一般病院、ケアミックス病院、療養型病院、精神科病院、有床クリニック、クリニック、訪問看護ステーション、歯科医院、介護老人保健施設、特別養護老人ホーム、有料老人ホーム、サ高住、ショートステイ、障害福祉事業所、小規模多機能型、デイサービス・デイケア、介護関連事業所、企業
求人対応エリア 全国
運営会社 セカンドラボ株式会社
公式サイト https://www.co-medical.com/

コメディカルドットコムで仕事を探す

PT-OT-ST.NET|言語聴覚士のいろいろな情報を知りたい人におすすめ

PT-OT-ST.NETの特徴&おすすめポイント
  • 言語聴覚士についての情報を掲載
  • 知りたいことやわからないことは質問できる
  • 公式サイトから直接応募可能

求人情報だけでなく言語聴覚士のいろいろな情報を知りたい人は、PT-OT-ST.NETがおすすめ。

リハビリ職についての記事が掲載されていることにくわえ、情報交換のできる掲示板があるからです。

わからないことや知りたいことがあるときには、PT-OT-ST.NETの公式サイトのトピックスや掲示板で検索が可能。

もし知りたい記事がみつからないときは、自分で質問もできます。

同じ言語聴覚士さんの質問や回答を見るだけでも、転職活動の参考になると思いますよ。

さらに「診療報酬」「学会・研修会」についての情報も掲載されているので、スキルアップを目指している言語聴覚士さんにも便利。

気になる求人を見つけたときには、公式サイトから応募も可能です。

求人数は多いとはいえませんが、情報サイトとして利用できるので、ほかのサービスとあわせて登録するといいでしょう。

働き方 常勤、非常勤(パート)
就業先 病院、通所リハビリ、通所介護、訪問リハビリ(訪看含む)、有料老人ホーム、療養医療施設、介護老人保健施設、特別養護老人ホーム、クリニック・診療所、障害者施設、企業、教員、教育機関、スポーツ施設、フランチャイズ
求人対応エリア 全国、海外
運営会社 株式会社PT-OT-ST.NET
公式サイト https://www.pt-ot-st.net/

PT-OT-ST.NETで仕事を探す

ベネッセMCM PT・OT・STお仕事サポート|自分にあった働き方をしたい人におすすめ

ベネッセMCM PT・OT・STお仕事サポートの特徴&おすすめポイント
  • さまざまな雇用形態の仕事紹介が可能
  • 医療業界に精通したコンサルタントがサポート
  • 非公開求人あり

自分にあった働き方をしたい人は、ベネッセMCM PT・OT・STお仕事サポートがおすすめ。

「正社員」「派遣社員」「アルバイト・パート」など、さまざまな雇用形態で仕事紹介が可能だからです。

医療・介護分野に精通したコンサルタントが、求職者をヒアリングし、最適な職場を紹介。

正社員はもちろんのこと、「期間限定」「短時間勤務」など、希望条件にあった働き方を提案してくれます。

また、条件があえばダブルワークの仕事紹介も可能なので、「いろいろな職場で経験を積みたい」という言語聴覚士さんにも利用しやすいサービスです。

仕事相談会も開催しており、言語聴覚士の仕事についてや職場の詳しい情報もその場で教えてもらえます。

さらに、非公開求人も扱っているので、あなたにピッタリの仕事に出会えるチャンスもありますよ。

Web面談にも対応しているので、拠点が近くにない人でも心配はありませんが、仕事紹介のできるエリアが限られているため、登録前には必ず確認しておきましょう。

働き方 正社員、契約社員、派遣、バイト・パート
就業先 一般病院、訪問看護ステーション、有料老人ホーム、特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、デイサービス、その他
求人対応エリア 全国
運営会社 株式会社ベネッセMCM
公式サイト https://ptotst.benesse-mcm.jp/

ベネッセMCM PT・OT・STお仕事サポートで仕事を探す

言語聴覚士向けの転職サイト&エージェント10社を紹介してきましたが、使いたいサービスは見つかったでしょうか。迷っていて絞り込めないという人は、次の章の「職場別におすすめ転職サイト&エージェント」をチェックしてみるといいでしょう。

【言語聴覚士向け】希望の職場別おすすめ転職サイト&エージェント厳選ピックアップ

言語聴覚士に希望職場別の転職サイト&転職エージェント

続いて、言語聴覚士さんが活躍している職場別に、おすすめの転職サイト&エージェントを厳選ピックアップしてみました。

今回ピックアップした職場は次のとおり。

希望している職場や興味のある職場がある人は、ぜひピックアップした転職サイト&エージェントを参考にしてみてください。

1.病院向けおすすめ転職サイト&エージェント2選

病院への転職を希望する人は、「マイナビコメディカル」「ジョブデポ言語聴覚士」を押さえておくといいでしょう。

どちらも医療業界の転職に強く、言語聴覚士向けの病院求人を多数保有しています。

マイナビコメディカルは運営元がマイナビグループなだけに、多数の病院と太いパイプがあり、急性期や回復期など問わず、さまざまな病院の求人紹介が可能です。

好条件の非公開求人も保有しており、年収アップや待遇改善も期待できるでしょう。

ハローワーク案件もチェックできるジョブデポ言語聴覚士は、いろんな求人を比較検討して決めたい人や、地方の病院求人を探している人に使えます。

非常勤雇用の募集もあるので、家事・育児との両立を希望する言語聴覚士さんはぜひチェックしてみてください。

病院向けおすすめ転職サイト&エージェント
マイナビコメディカル

多種多様な病院求人を紹介してもらえる。
【公式】https://co-medical.mynavi.jp/

ジョブデポ言語聴覚士

地方の病院求人あり。非常勤の求人にも対応。
【公式】https://j-depo.com/st

2.クリニック・診療所向けおすすめ転職サイト&エージェント2選

外来リハビリが主となるクリニック・診療所での言語聴覚士のお仕事。

クリニック・診療所を希望するなら、「PTOTSTワーカー」「PTOT人材バンク」を活用するといいでしょう。

どちらも全国のクリニック・診療所の求人を保有しており、専門のキャリアアドバイザーが転職をサポートしてくれます。

長年に渡り医療関連施設との取引があるPTOTSTワーカーは、これまでの実績も豊富で、クリニックや診療所からの信頼も厚いため非公開求人が充実しています。

他では条件に合う求人が見つからない人は、ぜひ一度相談してみてください。

さまざまな診療科のクリニック求人を保有しているPTOT人材バンクなら、希望に合う求人も見つかりやすいでしょう。

公式サイト上で紹介している「STの転職ノウハウ」では、クリニックでの仕事内容と魅力についての詳しい情報も掲載されています。

クリニックや診療所での勤務が初めての人は、ぜひチェックしてみてください。

クリニック・診療所向けおすすめ転職サイト&エージェント
PTOTSTワーカー

クリニック・診療所の非公開求人の紹介が可能。
【公式】https://ptotst-worker.com/

PTOT人材バンク

さまざまな診療科のクリニック求人を保有。
【公式】https://www.ptotjinzaibank.com/

3.介護施設向けおすすめ転職サイト&エージェント3選

介護施設への転職を希望する人は、「PTOT人材バンク」「ジョブメドレー」「PTOTSTワーカー」を押さえておくといいでしょう。

上記3社は介護業界とも取引が多数あり、各種介護施設の求人が見つかります。

近年、福祉・介護領域の需要が高まっていることから、PTOT人材バンクでは介護施設への転職サポートにも力を入れています。

公式サイト上の成功事例でも、老健や有料老人ホームなどの提案&転職成功事例が掲載されているので、手厚いサポートを受けたい人におすすめです。

医療・介護従事経験者が運営しているジョブメドレーは、契約している事業所からの正規求人を掲載している転職求人サイトです。

介護施設の求人数も多く、いろんな求人を比較検討しながら直接応募ができるので、自分のペースで転職したい人はぜひ活用してください。

PTOTSTワーカーでは、実際に介護施設で働いている人の声や職場の雰囲気など、求人票には載っていない情報を提供してくれます。

また、転職後のサポートもあるので、介護施設への転職が初めての人も心強いでしょう。

介護施設向けおすすめ転職サイト&エージェント
PTOT人材バンク

介護施設への転職支援実績あり。
【公式】https://www.ptotjinzaibank.com/

ジョブメドレー

介護事業所の求人を多数掲載。
【公式】https://job-medley.com/

PTOTSTワーカー

転職後もサポートを受けられる。
【公式】https://ptotst-worker.com/

4.小児療育・小児リハビリ向けおすすめ転職サイト&エージェント3選

小児療育や小児リハビリなど、子どもと関わる職場を希望する人は、「LITALICOキャリア」「PTOT人材バンク」「マイナビコメディカル」に相談してみてください。

上記3社は、児童発達領域の求人を保有しており、業界に精通したキャリアアドバイザーが転職を支援してくれます。

LITALICOキャリアは、子ども療育を専門にサポートしているキャリアアドバイザーが在籍。

非公開求人やレア求人の紹介も受けられる可能性があるので、押さえておいて損はないでしょう。

「児童福祉施設」や「放課後等デイサービス」の求人が充実しているPTOT人材バンクは、常勤だけでなく非常勤の小児療育求人も豊富です。

ブランクのある人やプライベートと両立したい人もサポートしてもらえるので、該当する人はぜひ活用してみてください。

非公開求人も多数保有しているマイナビコメディカルは、好条件や高年収の求人紹介も期待できます。

小児療育や小児リハビリの分野で、少しでも良い待遇で転職したいと考えている人は押さえておくといいでしょう。

小児療育・小児リハビリ向けおすすめ転職サイト&エージェント
LITALICOキャリア

子ども療育の転職支援に強い。
【公式】https://litalico-c.jp/

PTOT人材バンク

小児療育求人が豊富。
【公式】https://www.ptotjinzaibank.com/

マイナビコメディカル

小児リハビリの非公開求人あり。
【公式】https://co-medical.mynavi.jp/

5.一般企業向けおすすめ転職サイト&エージェント2選

一般企業への転職を希望する人は、「マイナビコメディカル」と「doda」を活用してみてはいかがでしょうか。

言語聴覚士の求人は医療・介護分野が中心で、一般企業の求人は決して多くありません。

しかし、上記2社は一般企業とのパイプもあり、言語聴覚士と企業のマッチング実績もあります。

マイナビコメディカルには専任キャリアアドバイザーが在籍しているので、企業への転職やキャリアチェンジに迷っている人は相談してみるといいでしょう。

言語聴覚士の企業求人は決して多くありませんが、大手グループが運営するマイナビコメディカルだからこそ紹介可能な求人に出会える可能性もあります。

dodaは言語聴覚士の転職支援に強いわけではありませんが、一般企業の求人を多数保有している大手転職サイト&エージェントです。

さまざまな業界・職種の求人を取り扱っているので、言語聴覚士の経験を活かせる医療・福祉系のコンサルタントやキャリアアドバイザー、補聴器メーカーの営業などへの転職も目指せるでしょう。

一般企業向けおすすめ転職サイト&エージェント
マイナビコメディカル

専任キャリアアドバイザーに企業転職を相談できる。
【公式】https://co-medical.mynavi.jp/

doda

小児療育求人が豊富。
【公式】https://doda.jp/

【言語聴覚士向け】転職エージェントを利用する際のメリット・デメリット

この章では、言語聴覚士向け転職エージェントを利用する際のメリット・デメリットについて紹介します。

メリット ・満足度の高い言語聴覚士の転職へつながりやすい
・言語聴覚士の求人を多数保有している
・言語聴覚士向けの専門的なアドバイスをもらえる
デメリット ・言語聴覚士以外の異職種転職には使いづらい
・希望に合わない求人を紹介されることもある
・登録や担当者とのやり取りが面倒に感じる

それぞれのメリット・デメリットについて確認していきましょう。

言語聴覚士向け転職エージェントを利用するときのメリット3つ

言語聴覚士が転職エージェントを使うメリット

言語聴覚士向け転職エージェントを利用するメリットは以下の3つです。

  1. 満足度の高い言語聴覚士の転職へつながりやすい
  2. 言語聴覚士の求人を多数保有している
  3. 言語聴覚士向けの専門的なアドバイスをもらえる

順番に解説していくので参考にしてみてください。

1.満足度の高い言語聴覚士の転職へつながりやすい

言語聴覚士向けの転職エージェントを使うと、満足度の高い転職へつながりやすいメリットがあります。

なぜなら、言語聴覚士の転職に精通したキャリアアドバイザーが転職活動を手厚くサポートしてくれるからですね。

具体的な転職活動のサポートは以下のとおりです。

  • 求人紹介
  • 応募書類の作成アドバイスや添削
  • 面接対策
  • 施設や事業所の情報提供
  • 条件交渉

上記の中でも、まずはじめに戸惑うのが履歴書や職務経歴書といった応募書類の書き方ではないでしょうか。

職務経歴書には、「職歴要約」「職務経歴」「取得資格」「自己PR」などを記載しますが、なかでも「自己PR」は何を書けばいいかわからないという人も。

言語聴覚士さんが自己PRを作成する際には、

  • 自分のスキルや強み
  • 業務内容やエピソード
  • 成果や実績

などを記載します。

実際に作成する際は、「どんな症状の患者さんを担当していたのか」「患者さんとのエピソード」などを具体的に入れるのがポイントです。

また、病院に勤務していたのか介護施設で勤務していたのかにもよっても内容は変わってきます。

言語聴覚士向けの転職エージェントを利用すれば、このようなこともアドバイスしてくれますよ。

さらに、自分では見つけられないような求人を紹介してもらえたり、自身の強みをアピールできるよう的確なアドバイスがもらえたりと、選考通過率や内定率アップのための対策を受けられます。

また転職後に「こんなはずじゃなかった」と後悔しないよう、職場環境や人間関係、仕事内容の詳細な情報を提供してもらったうえで、転職先を選べるメリットも。

給料や勤務条件なども、経験豊富なキャリアアドバイザーが代行して交渉してくれるので、より良い条件で転職ができる可能性もあります。

自分一人だと難しい転職活動も、言語聴覚士の転職ノウハウや実績豊富なキャリアアドバイザーと二人三脚なら満足度も高くなるでしょう。

初めての転職や転職活動に自信がない人は、ぜひ言語聴覚士向けの転職エージェントを利用してください。

2.言語聴覚士の求人を多数保有している

言語聴覚士の求人を多数保有しているのも、言語聴覚士向け転職エージェントのメリットのひとつです。

言語聴覚士向けの転職エージェントは、医療・介護業界とのパイプがあり、リハビリ職の求人を中心に扱っています。

医療機関や施設は、専門性の高い転職エージェントを使って採用活動を行ったほうが効率的に必要な人材を採用できるため、言語聴覚士向け転職エージェントに求人が集まりやすいというわけです。

転職エージェントの利用を考えたときには、ネームバリューのある大手総合型転職エージェントを選択肢に入れる人も多いと思いますが、言語聴覚士の保有求人数にはかなりの差があります。

わかりやすいように、30万件以上の公開求人を扱っている大手総合型転職エージェントと、47都道府県すべてのエリアに対応しているPTOT人材バンクの求人数を比べてみました。

転職エージェント名 公開全求人数(件) 言語聴覚士求人数(件)
PTOTSTワーカー 40,573 7,402
大手総合型転職エージェント 374,664 78

調査日2024年2月14日

言語聴覚士の求人数を比べただけでもその差は一目瞭然ですよね。

大手総合型転職エージェントは全求人数に対し、言語聴覚士の求人は0.02%しか扱っていません。

さらに非公開求人を保有しているのも転職エージェントの特徴です。

医療機関や施設の中には以下のような理由で、非公開で採用活動を行うケースがあります。

  • 人手不足などで採用を急いでいる。
  • 好条件で応募の殺到が予想されるため、採用活動の負担を減らしたい。
  • 採用活動を行っていることが外部や内部に知られたくない。

条件にマッチしないと紹介してもらえないものの、非公開求人は高待遇だったり、必要な人材の条件が明確だったりと、質が高くスピーディーに転職が決まる求人も多いです。

非公開求人の紹介を受けられるよう、可能性をつくっておくことで、思ってもみなかった良い条件で転職できるチャンスも広がるでしょう。

マイナビコメディカル」や「PTOTSTワーカー」は、非公開求人も豊富に扱っているので、ぜひ押さえておいてください。

3.言語聴覚士向けの専門的なアドバイスをもらえる

「本当に転職すべきか」「言語聴覚士としてのキャリアプランに迷いがある」という人もいるのではないでしょうか。

言語聴覚士向けの専門的なアドバイスをもらえるのも、転職エージェントを利用するメリットです。

なぜなら、言語聴覚士の転職事情や求人動向などを把握した、言語聴覚士専門のキャリアアドバイザーが、転職に関するさまざまな悩みや不安にも対応してくれるからですね。

言語聴覚士と一口に言っても、小児から高齢者まで分野も幅広く、扱う疾患も多岐に渡ります。

そのため、どのような経験や知識が活かせるのか相談しながら転職先を決めることもできますし、足りないスキルなども見えてくるでしょう。

またプロの目から見た、適性に合った求人を紹介してもらうことも可能です。

転職エージェントに登録したら必ず転職しないとダメというわけではないので、転職しようか迷っている言語聴覚士さんは相談から始めてみてはいかがでしょうか。

また、言語聴覚士専門のキャリアアドバイザーは、普段から医療機関や施設と接しているため、さまざまな情報を持っています。

「この地域は病院や介護施設の求人は増えているけれど、クリニックの求人は少ない」など、勤務するエリアや施設形態によっても求人動向は変わってきます。

業界の動向や言語聴覚士の需要などについても質問してみるといいでしょう。

マイナビコメディカルには、言語聴覚士の「 転職市場動について2023年4月」が掲載されているので、ぜひ参考にしてください。

まずは登録後に専任キャリアアドバイザーとの面談があるので、不安や疑問などについて相談してみてください。もちろん転職活動中も、随時話を聞いてもらえるので、悩みを共有するといいでしょう。

言語聴覚士向け転職エージェントを利用するときのデメリット3つ

言語聴覚士が転職エージェントを使うデメリット

言語聴覚士向け転職エージェントを利用するデメリットは以下の3つです。

  1. 言語聴覚士以外の異職種転職には使いづらい
  2. 希望に合わない求人を紹介されることもある
  3. 登録や担当者とのやり取りが面倒に感じる

順番に解説していくので参考にしてみてください。

1.言語聴覚士以外の異職種転職には使いづらい

言語聴覚士向けの転職エージェントは、異職種転職に使いづらいデメリットがあります。

基本的に言語聴覚士などの、有資格者向けのリハビリ職求人がほとんどだからです。

言語聴覚士向けの転職エージェントには、言語聴覚士以外にも「理学療法士」や「作業療法士」、サイトによっては介護職や医師・看護師などの求人を扱っている場合もあります。

ただ、扱っている求人のほとんどが資格を必要とする医療系・介護系の求人であり、あったとしても「医療事務」「病院の調理スタッフ」などです。

「アパレル業界で働きたい」「IT業界に興味がある」など、言語聴覚士とは全く関係のない業種や職種に転職したい人にとっては、あまり役立つサービスとは言えないでしょう。

ワンポイントアドバイス

まったく経験のない異職種ではなく、言語聴覚士の資格や経験を活かした転職希望するのであれば、言語聴覚士向けの転職エージェントも使える場合があります。

補聴器メーカーの営業や、補聴器の販売職といった求人の紹介が可能な転職エージェントもあるからですね。

言語聴覚士や医療・介護業界とはまったく関係ない仕事を希望する場合は、次のような転職エージェントを使うのがおすすめ。

  • 具体的な希望がない場合は、さまざまな職種・業種の求人を扱う「総合型の転職エージェント」
  • 職種や業界など希望が明確な場合は「特化型の転職エージェント」

たとえば、プログラマーへの転職を希望するなら、IT業界やエンジニア職に特化した転職エージェントを選ぶといいでしょう。

総合型の転職エージェントを希望する人は、『転職エージェントおすすめランキング|1,000人への口コミ調査結果から選ぼう』の記事を参考にしてみてください。

2.希望に合わない求人を紹介されることもある

希望に合わない求人を紹介されることがあるのも、転職エージェントを利用するデメリットと言えるでしょう。

たとえば、「病院勤務を希望していたのに紹介されたのは介護施設だった」「ほぼほぼ条件はあっているのに通勤時間がかかりすぎる」といった感じです。

合わない求人紹介が行われる主な原因として、以下のことが考えられます。

  • キャリアアドバイザーとコミュニケーションや意思の疎通がうまくできていない。
  • キャリアアドバイザーが内定重視の求人紹介を行っている。

また、利用する転職エージェントによっても「介護施設求人が多い」「小児療育への転職サポートが得意」など特徴があります。

言語聴覚士は日本の高齢化に伴い、需要も高まる一方ですが、人材は不足している状態です。

選択肢は豊富なはずですが、キャリアアドバイザーによっては紹介したい求人を猛プッシュしてくることも。

また、ほかのリハビリ職種には強くても、言語聴覚士に詳しくない担当者がつくこともあります。

転職する際に何を優先するのかをよく考え、転職エージェント選びや、キャリアアドバイザーの見極めは慎重に行いましょう。

ワンポイントアドバイス

希望に合わない求人を紹介されないためにも、キャリアアドバイザーとは密にコミュニケーションを取って、希望を伝えておくようにしてください。

正直に希望を伝えなかったり、キャリアアドバイザーの言いなりになったりすると、転職活動もうまく進みません。

伝えているのに希望に合わない求人紹介が続くようなら、キャリアアドバイザーを変更してもらいましょう。

理由があれば、転職エージェントは担当者の変更に対応してくれます。

それでも改善しないようであれば、転職エージェントの方針と合わない可能性も。

他の転職エージェントの利用も検討してください。

3.登録や担当者とのやり取りが面倒に感じる

言語聴覚士だけではありませんが、登録や担当者とのやり取りが面倒に感じるのも転職エージェントのデメリットのひとつです。

転職エージェントを利用する場合、登録作業が必要で、登録後は担当のキャリアアドバイザーと二人三脚で転職活動を進めるため、連絡を取り合うことは欠かせないためですね。

担当者とのやり取りは、以下のようなタイミングで発生します。

  • 求人紹介や応募の返事
  • 求人情報の不明点などの確認
  • 面接日の調整
  • 選考通過や内定の連絡
  • 入社日や条件などの調整

キャリアアドバイザーにサポートしてもらえるのが転職エージェントの大きなメリットである一方で、頻繁な連絡がネックになってしまう場合も。

たとえば、「疲れて帰ってきたら大量に求人紹介のメールが送られていた」「連絡したらキャリアアドバイザーが休みだった」など、小さなことの積み重ねがのちに大きなストレスになってしまうこともあり得ます。

実際、「コメディカルドットコム」の公式サイトに掲載されている利用者からの口コミには、コメディカルドットコムを利用した理由に「直接応募型の転職サイト」であることを挙げている人が多数いました。

このように、人によっては連絡を頻繁に感じたり、自分で医療機関や施設とやり取りした方がラクと感じる人もいるでしょう。

ワンポイントアドバイス

キャリアアドバイザーとのやり取りが面倒だったり負担に感じたりするなら、転職サイトの利用がおすすめです。

転職サイトは、直接求人に応募したり、医療機関や施設とも自分でやり取りができます。

また転職サイトの中には、あなたのプロフィールを見た医療機関や施設から直接スカウトが届く「スカウトサービス」を提供しているところも。

自分で求人チェックをするのが負担と感じる人は、スカウトサービスを利用してみてはいかがでしょうか。

ただし、転職サイトも転職エージェント同様、登録の手間はかかります。

言語聴覚士向けの転職サイト&エージェントは、簡単なプロフィールや資格を入力するだけで登録可能です。

なかにはLINE登録に対応している転職サイトも。

一度登録してしまえば退会するまで利用できるので、時間のあるときに登録してみてはいかがでしょうか。

【言語聴覚士向け】転職サイト&エージェントを選ぶときに押さえておきたいポイントと活用方法

言語聴覚士向け転職サイト&エージェントを選ぶときのポイントと活用方法

続いて、言語聴覚士向け転職サイト&エージェントを選ぶときに押さえておきたいポイントや活用方法を紹介します。

転職サイト&エージェントを利用する際は、以下の選び方&活用方法を押さえておきましょう。

  • 言語聴覚士の求人が多いか確認する
  • 言語聴覚士専門のキャリアアドバイザーが在籍している転職エージェントを選ぶ
  • 希望条件に合う求人があるか調べる
  • 複数の転職サイト&エージェントに登録して選択肢を増やす
  • 言語聴覚士の転職事情や仕事内容の情報収集に使う

順に解説するので参考にしてください。

言語聴覚士の求人が多いか確認する

転職サイト&エージェントを選ぶ際は、言語聴覚士の求人が多いか確認するようにしましょう。

求人数が多ければ、希望に合う求人も見つかりやすく、選択肢の幅も広がります。

とくに、言語聴覚士以外の「理学療法士」や「作業療法士」といったほかのリハビリ職の求人も扱っている転職サイト&エージェントだと、職種ごとに求人数の偏りがある場合も。

たとえリハビリ職に特化していたとしても、言語聴覚士の求人数が充実しているかは必ず確認してください。

さらに非公開求人の取り扱いについても確認することをおすすめします。

「全求人の8割が非公開求人」といった場合、公開されている求人数が少なくても、非公開求人が圧倒的に多いわけなので、希望に合う求人を紹介してもらえる可能性も高いです。

非公開求人数は公式サイトに掲載されていない場合も多いので、キャリアコンサルタントにどれくらい非公開求人があるのかを確認してみましょう。

今回紹介した転職エージェント・転職サイトの公開されている言語聴覚士求人を調べてみたので、ぜひ参考にしてくださいね。

転職エージェント名 公開求人数(件)
PTOTSTワーカー 7,402
PTOT人材バンク 7,146
マイナビコメディカル 6,327
ジョブメドレー 6,403
GUPPY 3,100
LITALICOキャリア 3,280
ジョブデポ言語聴覚士 2,998
コメディカルドットコム 2,142
PT-OT-ST.NET 521
ベネッセMCM PT・OT・STお仕事サポート 123

調査日2024年2月17日

10選の中でも「マイナビコメディカル」や「PTOTSTワーカー」は、常時たくさんの求人を保有。非公開求人も多数用意があるので、押さえておくといいでしょう。

言語聴覚士専門のキャリアアドバイザーが在籍している転職エージェントを選ぶ

言語聴覚士専門のキャリアアドバイザーが在籍している、転職エージェントを選ぶのも忘れないようにしてください。

専門性の高いキャリアアドバイザーのサポートを受けながら転職活動を進められるからですね。

言語聴覚士は専門性の高い職種のひとつでもあるため、キャリアアドバイザーの知識や転職支援実績が豊富であれば、満足度の高い転職を叶えられます。

言語聴覚士さんの中でも「言語障害専門」「嚥下障害専門」といったように、得意領域がそれぞれあると思います。

言語聴覚士専門のキャリアアドバイザーであれば、専門用語の理解や最新の業界動向を把握しており、的確なアドバイスを受けられるメリットも。

医療業界や介護業界への転職事情に詳しいのはもちろん、言語聴覚士という職種に強いかどうかも見極めるようにしましょう。

ちなみに10選で紹介しているうち、言語聴覚士の転職に精通したキャリアアドバイザーが在籍しているのは次の6社です。

言語聴覚士に特化した転職エージェントを選べば間違いないでしょう。

希望条件に合う求人があるか調べる

希望条件に合う求人があるかも事前に調べておきましょう。

言語聴覚士は、「言語」「高次脳機能」「音声」「構音」「聴覚」「嚥下」などの障害に対する支援を、さまざまな年齢層を対象に行うため、募集している求人の分野も幅広いです。

たとえば、医療機関の求人は多数扱っているのに、介護施設や児童発達支援センターの求人はほとんど取り扱いがないケースなどもあります。

また、求められるスキルや経験も、医療機関や施設によって大きく異なるため、教育体制が整っている施設の求人は充実しているのかなども調べておくといいでしょう。

ほかにも雇用形態や待遇面など、自身が重視している希望条件の求人の有無については、「登録後に希望の求人が全然ない」とならないよう、登録前に求人検索機能を使って調べておくことをおすすめします。

PTOT人材バンクは、病院のなかでも「急性期」「療養型」「回復期」といったように選択できる施設形態が細かく分かれています。

また、ジョブメドレーは選べる求人の特徴が多く、 LITALICOキャリアは、障害福祉・児童福祉分野の求人に特化していますよ。

希望条件を細かくしぼりすぎると、該当する求人が見つからない可能性も。求人を調べるときは、少しずつしぼりこんでいきましょう。

複数の転職サイト&エージェントに登録して選択肢を増やす

複数の転職サイト&エージェントに登録して、選択肢を増やしておくのも活用方法としておすすめです。

1社だけしか使わない場合、チェックできる求人や使える機能などが限られてしまうからですね。

転職サイト&エージェントによって保有している求人や、提供しているサービスが違います。

たとえば、職場の画像や詳細な情報を掲載している転職サイトもあれば、サポート内容やコンテンツの充実度などに違いがあったりもします。

また、転職エージェントの場合、他社では取り扱いがない「独占求人」を紹介してもらえることもありますし、複数登録することでキャリアアドバイザーのサポート力の比較検討が可能に。

言語聴覚士向けのいろんな転職サイト&エージェントをチェックして、複数利用してみてはいかがでしょうか。

複数登録する際の一例を紹介するので参考にしてください。

前の章では、施設形態別におすすめの転職エージェントや転職サイトを紹介しているので確認してくださいね。

転職サイトと転職エージェントの組み合わせもOKです。ただし、手あたり次第登録してしまうと管理が大変なので、2~3社から登録してみてください。

言語聴覚士の転職事情や仕事内容の情報収集に使う

言語聴覚士の転職事情や仕事内容の情報収集に活用するのもおすすめです。

転職サイト&エージェントを使えば、効率的に情報収集ができるからですね。

たとえば、以下のような方法で言語聴覚士の転職情報を得られます。

  • キャリアアドバイザーからさまざまな情報を提供してもらう。
  • 求人情報から求人動向を把握できる。
  • 転職サイト&エージェントが実施しているイベントに参加する。
  • スカウトサービスを利用して自身の市場価値を知る。
  • 掲示板を使って会員同士で情報交換する。
  • 転職マニュアルやコラムなどのコンテンツを読む。

とくに言語聴覚士向けの転職サイト&エージェントは、転職活動に役立つ情報が盛りだくさんです。

なかでも、PTOT人材バンクには「言語聴覚士(ST)の転職と疑問」、マイナビコメディカルには「言語聴覚士(ST)の転職ノウハウ」が公式サイトに掲載されています。

読むだけでも転職活動に役立つ情報が得られますよ。

さらに選考にかかわる応募書類の書き方や面接対策などの情報も提供。

たとえば、言語聴覚士の面接では

  • 自己紹介
  • 前職をやめた理由・転職理由
  • 言語聴覚士になったきっかけ
  • 志望動機
  • 今後の言語聴覚士としてのキャリアプラン

などがよく質問されますが、このような情報に加え、回答例なども教えてもらえます。

また PT-OT-ST.NETには、掲示板があるので生の言語聴覚士さんの声が聞けますよ。

主体的に転職活動を進めるためにも、情報収集は欠かせないので、ぜひ転職サイト&エージェントを活用してみてください。

転職するか迷っている人は、転職サイトの求人情報やコラム、転職成功者の声などをチェックして情報を集めてみてはいかがでしょうか。

【言語聴覚士向け】平均年収・給与

言語聴覚士の平均年収・給与

言語聴覚士の転職を目指している人の中には、平均的な年収や給与が気になっている人もいるのではないでしょうか。

令和4年賃金構造基本統計調査』によると、言語聴覚士の「きまって支給する現金給与額(※)」と「年間賞与その他特別給与額」は次のとおりです。

■言語聴覚士(理学療法士、作業療法士、視能訓練士含む)

男女計
現金給与額(※) 300.7千円 301.6千円 275.5千円
賞与額 698.4千円 713.6千円 682.0千円

男女計の金額を元に計算した年収は、おおよそ4,306,800円となります。

他の医療系職種と比べてみると、准看護師と近い金額です。

■准看護師

男女計
現金給与額(※) 296.2千円 300.2千円 295.7千円
賞与額 627.3千円 667.9千円 622.5千円

ただ言語聴覚士の場合、男性よりも女性の方が収入額は少ない傾向にあることがわかります。

お給料に不満がある人は、今回紹介した金額を、転職を進めるかの判断材料にするのもいいでしょう。

※手取り額でなく、所得税、社会保険料などを控除する前の額(「厚生労働省」公式サイトより)

今の給与が平均を下回っているのであれば、積極的に転職活動を進めて年収アップを目指し、平均を上回っているなら、急がず条件に合った求人を待ってみてはいかがでしょうか。

【言語聴覚士向け】転職に活かせる資格3選

「他の言語聴覚士と差をつけて転職をスムーズに進めたい」「年収アップ転職を目指したい」と考える言語聴覚士さんは、資格取得を目指してみるのもいいでしょう。

他の資格をもつことで転職市場における価値が高まるのはもちろん、選択肢も広がりますし、言語聴覚士の仕事に役立つ学びも得られます。

言語聴覚士の転職に活かせる資格は次の3つです。

認定言語聴覚士

日本言語聴覚士協会の認定資格制度で、言語聴覚士の「資質向上」「学習継続」によって業務の質を向上させ、また社会に貢献することを目的につくられました。

「日本言語聴覚士協会の正会員」を対象にしており、満5年以上の臨床経験が必要です。

流れとしては次のとおり。

  1. 「基礎プログラム」と「専門プログラム」を修了
  2. 「認定言語聴覚士講習会」を受講
  3. 講習会最終日に行われる筆記試験に合格

講習会は、以下6つの領域から開催されます。(※年によって開催領域が異なる)

  • 摂食嚥下障害領域
  • 失語・高次能機能障害領域
  • 言語発達障害領域
  • 聴覚障害領域
  • 成人発声発語障害領域
  • 吃音・小児構音障害領域

5年に一度、資格更新を行う必要があります。(※更新要件あり)

■言語聴覚士の転職に活かせるポイント

  • エキスパートとして活躍の場を広げられる
  • 学び続ける姿勢や向上心をアピールできる
呼吸ケア指導士

呼吸ケア指導士は、2013年4月に「日本呼吸ケア・リハビリテーション学会」が新しい制度として導入した認定資格です。

最新基礎知識や臨床的技術などを取得し、専門的な呼吸ケアを実践します。

令和2年の診療報酬改定によって、言語聴覚士も呼吸器リハビリテーションの算定が可能になったため、呼吸器内科や呼吸器外科での活躍も可能です。

3年以上継続して日本呼吸ケア・リハビリテーション学会の会員であることが大前提で、所定の50単位以上の研修単位を取得し、認定委員会で認定される必要があります。

単位などの詳細は「日本呼吸ケア・リハビリテーション学会」の公式サイトを確認してください。

■言語聴覚士の転職に活かせるポイント

  • 呼吸器科への転職が目指せる
  • 発声や嚥下機能と密接な呼吸に関する専門性をアピールできる
プロフェッショナル心理カウンセラー

プロフェッショナル心理カウンセラーとは、全心連が公認する心理カウンセラーの全国統一認定資格で、「プロの心理カウンセラーの資格」として定めたものです。

言語聴覚士の主な仕事はリハビリですが、患者さんの不安や悩みなどを聞く場面もたくさんあります。

プロフェッショナル心理カウンセラーの資格があれば、患者さんのメンタル面のサポートも可能に。

資格習得のための流れは次のとおり。

  1. 全心連認定教育機関で必要な履修プログラム(上級:トータル1280時間、一般:242時間)を終了し、推薦を受ける。
  2. 全心連による統一試験を受けて合格する。
■言語聴覚士の転職に活かせるポイント

  • ケア能力の高さを評価してもらえる
  • カウンセラーへの転職も視野に入れられる
小児分野で働きたいなら保育士資格もおすすめ。希望する分野や業界で活かせる資格を選ぶのもいいでしょう。

【言語聴覚士向け】おすすめ転職エージェントを利用するときの流れと注意点

転職エージェントを利用する際の流れ

言語聴覚士におすすめの転職エージェントを利用する際の流れを解説します。

転職エージェントによって多少の違いはありますが、おおまかな流れは一緒ですので利用前にチェックしておきましょう。

1.登録

基本情報や保有資格、希望条件などをフォームに入力します。

申し込み後、数日以内にメールまたは電話で面談の案内連絡が入るので、面談日を決めましょう。

2.面談

転職エージェントのキャリアアドバイザーが、これまでの経歴や希望条件、今後のキャリアビジョンになどをヒアリングしてくれます。

質問や相談事項はメモをして持参すると聞き忘れを防げますよ。

面談時に本人確認書類や言語聴覚士の免許証提示が必要な場合もあるので、事前に確認しましょう。

オンラインや電話面談に対応している転職エージェントもあります。
3.求人紹介

面談内容をもとに、あなたの希望に合った求人を紹介してくれます。

求人の詳細情報はもちろん、職場の雰囲気なども教えてもらえるので、気になることは遠慮なく質問してください。

応募前に見学できる施設もあるので、見学したい方は聞いてみましょう。

希望に合わない求人を紹介された際は断ってもOK。具体的に何が合わなかったのか伝えておくと、次回以降に反映してもらえます。
4.求人応募

応募や面接日時の調整などはキャリアアドバイザーが代行してくれます。

書類でだけでは伝わりにくい人柄なども補足して、病院や施設に推薦してくれますよ。

履歴書や職務経歴書の添削もしてくれるので、率先してサポートを活用しましょう。

5.面接

書類選考に通過したら求人先との面接に進みます。

面接対策をしている転職エージェントも多いので、サポートしてもらいましょう。

面接で聞けなかったことや伝えきれなかったことは、後日キャリアアドバイザーから求人先に伝えてもらえるので、何かあった時は相談してください。
6.内定&入社準備

入社日の調整をはじめ、条件面で不明な点があれば、担当キャリアアドバイザーに伝えてフォローしてもらいましょう。

円満退職のためのアドバイスももらえるので、困ったことは何でも相談してください。

【言語聴覚士向け】転職サイト&エージェントを利用するときの質問&回答集

言語聴覚士の転職サイト&エージェントを利用する際のよくある質問

言語聴覚士向けおすすめの転職サイト&エージェントを利用する際のよくある質問について紹介します。

わからないことや気になる点があれば、ぜひ参考にしてみてください。

言語聴覚士は女性が多いですが、男性でも転職はできますか?
もちろん男性でも転職できます。

たしかに「日本言語聴覚士協会」の会員データでは、言語聴覚士の男女比率は、女性が約8割、男性が約2割となっており女性の多い職業です。

しかし、多くの男性が言語聴覚士のスペシャリストとして働いており、転職ももちろん可能です。

男性は、結婚や子育てなどがあっても退職することが少ないため、キャリアを積みやすく、女性の言語聴覚士よりも給料も高い傾向にあります。

また脳の損傷などで感情コントロールができなくなり、力で行動を起こそうとする患者さんもいるため、男性言語聴覚士の需要は大きいです。

未経験でも言語聴覚士の転職は可能ですか?
国家資格である言語聴覚士の資格を取得していれば未経験でも転職は可能です。

未経験者を歓迎している求人もありますし、教育・研修体制が充実した施設もあります。

資格はあるものの言語聴覚士としての勤務経験がない人や、病院から介護施設といった経験のない分野への転職を希望する場合は、転職エージェントにサポートをお願いすると、転職活動もスムーズに進められるでしょう。

無資格から言語聴覚士への転職を希望する人は、まずは資格取得から始めてください。

学歴によって資格取得のための道のりが異なります。

詳しくは、「一般社団法人日本言語聴覚士協会」のホームページを確認してください。

地方に住んでいても言語聴覚士への転職をサポートしてもらえますか?
転職エージェントによって対応エリアは異なるため、確認するようにしましょう。

全国各地に拠点がある転職エージェントなら、地方でも対応は可能です。

また拠点がなくても、WEBや電話などでサポートを行ってくれる転職エージェントもあります。

言語聴覚士は全国的に需要のある職種です。

地域差はあるものの地方でも求人は出ているので、サポートが受けられない場合は、ハローワークの職業相談を利用したり、転職サイトなどを使って直接応募してみるといいでしょう。

言語聴覚士の転職に年齢は関係ありませんか?
他の職種に比べると年齢の壁は感じにくいと言えるでしょう。

言語聴覚士は専門職であることや、需要に対して人材が不足している理由から売り手市場です。

また、高齢者や障害を抱えた子どもの親と接することもあるため、若さよりも落ち着きや経験豊富な人物が好まれる傾向にあります。

よって経験やスキルがある言語聴覚士なら、30代や40代でも転職市場において需要は高いと言えるでしょう。

一般社団法人日本言語聴覚士協会」の令和5年3月31日現在の会員動向によると、会員の年齢構成は30代が7,929人と最も多く、次いで40代の5,923人となっています。(※全会員数21,081人)

転職市場では『35歳転職限界説』なども耳にしますが、多くの30代・40代の言語聴覚士が活躍しているので、年齢を気にせず転職に挑戦してみてはいかがでしょうか。

不安な人は、転職エージェントに相談してみるといいでしょう。

言語聴覚士は公務員としても働けるのですか?
公務員試験に合格すれば公務員として働けます。

「公立病院」「保健所」「国公立の特別支援学校」などでも言語聴覚士は活躍が可能です。

ただし、ポジションに空きが出た場合に採用が行われる傾向にあるため、年度やエリアによっては募集がなく応募できないことも。

また、公務員試験には採用条件に年齢制限があったり、競争率が高いという特徴もあります。

公務員として働きたい人は、各自治体のホームページなどで募集が出ていないかこまめに確認し、募集要項を満たしているか確認しましょう。

他にも気になることがあれば、各公式サイトのQ&Aページやお問い合わせフォームから質問してみてください。不安なことやわからないことは、利用前に解決しておくことをおすすめします。

【総括】言語聴覚士の転職活動には「言語聴覚士向け転職エージェント」の利用がおすすめ

転職を希望する言語聴覚士さんには、言語聴覚士向け転職エージェントの利用をおすすめします。

言語聴覚士の仕事や業界に精通したキャリアアドバイザーのサポートを受けながら転職活動を進めたほうが、満足度の高い転職を実現できるからです。

需要に対して人材が不足している言語聴覚士の転職市場は、資格保有者が少ないことも相まって、競争率は高くありません。

しかし、選択肢が豊富なだけに選択を誤ってしまったり、情報不足で職場の見極めができず、転職前よりも職場環境や条件が悪くなってしまうことも考えられます。

ぜひ、今回紹介した言語聴覚士の専門性が高い転職サイト&エージェントおすすめ10選を活用して、転職活動をスタートさせてください。