ITエンジニアとしての転職を希望するなら、ITエンジニア特化型の転職エージェントの利用はおすすめです。
代表的なところをあげると、テレビCMでもおなじみの『レバテック』などは、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
IT業界やITエンジニアの転職事情に精通した転職エージェントを利用することで、転職活動をスムーズに進めやすくなります。
しかしITエンジニア関連の転職エージェントが数多く存在するため、どれを選べばよいのか迷っている方も多いのではないでしょうか。
当記事では、編集部の調査によって得られた以下の情報をもとに、ITエンジニア向けおすすめ転職エージェント18社を厳選ピックアップ。
まずは早く結果を知りたい方もいるでしょうから、特におすすめの転職エージェント3社をカンタンな特徴とともにご紹介します。
働きながら転職先を探したい人におすすめ。
【公式】https://www.geekly.co.jp
できるだけ早く転職したい人におすすめ。
【公式】https://career.levtech.jp
IT業界を熟知した専任アドバイザーにサポートしてほしい人におすすめ。
【公式】https://mynavi-agent.jp/it
ここから先、上記3社以外のITエンジニア向けおすすめ転職エージェントの紹介をはじめ、希望条件・職種・業種別でも選びやすいようにまとめています。
ITエンジニア向けおすすめ転職エージェント19選
当編集部が調査した結論から言いますと、ITエンジニアが転職活動する際におすすめの転職エージェント19社は以下の通りです。
転職エージェント名 | おすすめポイント |
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ギークリー(Geekly) | 働きながら転職先を探したい人におすすめ |
レバテックキャリア | できるだけ早く転職したい人におすすめ | マイナビIT AGENT | IT業界を熟知した専任アドバイザーにサポートしてほしい人におすすめ |
ウィルオブ・テックキャリア | 年収アップを目指している人におすすめ | 社内SE転職ナビ | 社内SEを目指している人におすすめ | キッカケエージェント | 地方在住でITエンジニアに転職したい人におすすめ |
アクシスコンサルティング | ITコンサルタントへのキャリアアップ転職におすすめ |
type転職エージェント | 応募する前に企業の雰囲気を知りたい人におすすめ | Green | いろいろな求人の中から仕事を選びたい人におすすめ |
PayCareer | 本気度の高いスカウトを受けたい人におすすめ |
ウズキャリIT | 最後の転職にしたい人におすすめ |
ワークポート | 未経験からIT業界の転職を目指す人におすすめ |
アカリクキャリア | 院卒エンジニアやハイクラス転職におすすめ |
テクノブレーン | 良い条件のポジションがあれば転職を検討したい人におすすめ |
ビズリーチ | IT業界へハイクラスの転職をしたい人におすすめ |
リクルートエージェント | 実績のある転職エージェントを利用したい人におすすめ |
TechStars Agent | 自分にピッタリの転職先を探したい人におすすめ |
CODE×CODE CAREER(コードコードキャリア) | IT未経験から学び転職したい若手におすすめ |
Findy | ハイスキルのエンジニアにおすすめ |
各転職エージェントの詳しい特徴やおすすめポイントも紹介しているので、「いいかも」と思うサービスがあったらチェックしてみてください。
【1.ギークリー(Geekly)】働きながら転職先を探したい人におすすめ
- 88%が働きながら転職を成功させている(※1)
- 職種ごとに細分化されたコンサルタントがサポート
- 「リクナビNEXT GOOD AGENT RANKING」で1位獲得(※2)
ギークリーは、IT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントです。
働きながらITエンジニアへの転職を考えている人はギークリーがおすすめです。
88%の人が働きながらの転職を成功させていますよ。(※1)
業界に特化しているからこそ、「Web」や「データベース」といった職種ごとに細分化されたコンサルタントが在籍。
職種ごとに精通したコンサルタントがサポートしてくれるため、求職者の希望と企業のニーズにあったマッチングが可能です。
書類選考の通過率は3.4倍(※3)であることからもマッチングの精度の高さがわかりますよね。
さらに、書類の提出や面接日時などのスケジュール管理をコンサルタントがサポートしてくれるので、時間の取れにくい在職中でも転職活動が可能です。
「リクナビNEXT GOOD AGENT RANKING」総合部門ほか5部門で1位を受賞しているのもポイントの一つ(※2)。
ユーザー満足度81%、年収アップ率も81%(※2)と高いので、働きながら転職活動をしたい人は、ギークリーへの登録を考えてみてはいかがですか。
(※1)2022年12月時点
(※2)「ギークリー」公式サイトより(2023年9月時点)
(※3)2022年12月時点
取扱職種 | 各種SE(自社製品・受託)、各種エンジニア、PM、社内SE、テクニカルサポート、WEB系、ゲーム系、営業関連、ネットマーケティング、制御・組み込みなど |
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求人エリア | 首都圏・大阪 |
運営会社 | 株式会社GEEKLY(ギークリー) |
公式サイト | https://www.geekly.co.jp |
【2.レバテックキャリア】できるだけ早く転職したい人におすすめ
- 【TVCM放映中】まず抑えておきたい業界最大級の転職エージェント
- ITエンジニアの職種別専門アドバイザーが対応!
- 5人に4人が年収アップを実現(※2020年6月~2021年8月の実績)
レバテックキャリアは、ITエンジニアの転職に特化した転職エージェントで、できるだけ早く転職したい人におすすめです。
高いマッチング力に定評があり、初回の提案での内定率は90%(※1)だからです。
アドバイザーが年間累計7,000回以上(※3)企業を訪れ、現場の情報を把握しているため、求職者の希望にあったお仕事を紹介してもらえます。
さらに、求人に合わせた履歴書や職務経歴書の添削、面接対策も行うことで内定率はさらにアップしますよ。
マンツーマンで徹底サポートしてくれるため、最速1週間で内定がもらえる可能性も。
また、5人に4人が年収アップを実現(※2)しているのもポイントですよ。
アドバイザーとの面談はオンライにも対応しているほか、困ったときにはLINEで相談できるのも便利です。
転職を急いでいる人にはおすすめの転職エージェントなので、登録してみてはいかがでしょうか。
(※1)2018年4月~2019年9月の実績
(※2)レバテックサービス登録者数(2022年4月時点)
(※3)「レバテックキャリア」公式サイトより(2023年9月時点)
取扱職種 | 各種エンジニア、社内SE、ブリッジSE、ゲームプログラマー、PM、PL、データサイエンティスト、マーケティング、テクニカルサポート、ディレクター、プロデューサー、プランナー、デザイナーなど |
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求人エリア | 全国 |
運営会社 | レバテック株式会社 |
公式サイト | https://career.levtech.jp |
【3.マイナビIT AGENT】IT業界を熟知した専任アドバイザーにサポートしてほしい人におすすめ
- IT業界に熟した専任アドバイザーがサポート
- マッチング力が高い
- 電話・web・休日の面談にも対応
マイナビIT AGENTは、大手人材紹介会社「マイナビグループ」が運営するIT業界専門の転職エージェントです。
転職活動をするなら、IT業界をよく知っているアドバイザーに相談したいという人におすすめです。
ITエンジニアの転職に熟知したアドバイザーが専任でサポートしてくれるからですね。
アドバイザーは求職者の職務経歴やスキル・価値観を確認し、求職者自身が気づいていない強みや市場価値を見極め、適した企業を紹介してくれますよ。
求職者と人材を募集している企業とのすり合わせを行っているため、マッチング力が高いのも魅力の一つです。
また、IT業界未経験の人でも積極的に受け入れている企業を紹介してくれるなど、対応も充分。
遠方の人や仕事で忙しい人には、電話やweb、休日の面談も実施しているので相談しやすいでしょう。
全国の求人を扱い、非公開求人も多数あるので、IT業界に転職したい人は登録を検討してくださいね。
取扱職種 | SE、アプリケーションエンジニア、インフラエンジニア、システム運用・保守・サポート、社内SE、製品開発、研究開発、WEB、インターネット、ゲーム関連、出版・広告デザイナーなど |
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求人エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社マイナビ |
公式サイト | https://mynavi-agent.jp/it |
【4.ウィルオブ・テックキャリア】年収アップを目指している人におすすめ
- 年収アップするコンサルティングをしてくれる
- 2名の専属アドバイザーがサポート
- 常時数千件の非公開求人あり(※)
ウィルオブ・テックキャリアは、人材紹介会社ウィルオブ・ワークが運営しているIT業界専門の転職エージェントです。
今より年収アップしたい人におすすめですよ。
求職者の希望や方向性を考え、年収が上がるコンサルティングをしてくれるからです。
年収を上げるためには何が必要なのかを考え、ロングスパンでこれからのキャリアステップをアドバイスしてくれます。
客観的に市場価値を見てアドバイスをくれるので、150万以上の年収アップを実現させた人もいますよ(※)。
また、求職者の話を聞いたうえで、キャリアアップにつながる仕事だけを紹介してくれるのも特徴の一つ。
量よりも質重視で仕事紹介を行っているため、じっくりと考えて応募できます。
キャリアアドバイザーに加え、企業の採用情報に詳しいリクルーティングアドバイザーの2名体制でサポートしてくれるので、内定率が高いのもおすすめポイントです。
さらに求人の約7割が非公開求人(※)なので、登録すると他にはない求人に出会えるチャンスも広がります。
登録するか迷っている人は、登録前にLINE相談が可能。
LINE相談は365日24時間受付しているので、まずは相談からはじめてみてはいかがですか。
※「ウィルオブ・テックキャリア」公式サイトより(2023年9月時点)
取扱職種 | 開発系エンジニア、データ系エンジニア、インフラ系エンジニア、社内SE、ゲーム関連、マネジメント系、クリエイティブ系、マーケティング、コンサルタントなど |
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求人エリア | 全国(東京都が中心) |
運営会社 | 株式会社ウィルオブ・ワーク |
公式サイト | https://willof.jp/techcareer |
【5.社内SE転職ナビ】社内SEを目指している人におすすめ
- 社内SEの転職に特化
- さまざまな職種・業種の社内SEを扱っている
- カジュアル面談ができる
社内SEを目指している人は、社内SE転職ナビがおすすめ。
その名の通り、社内SEの求人を専門に扱っている転職エージェントだからです。
社内SEは、自社のシステム開発や運用保守、社員へPCの使い方やシステムに関する問い合わせ対応などを行うシステムエンジニアのこと。
自社内のシステムに関する業務を担当するため、ITに関する幅広い知識が必要となります。
社内SE転職ナビでは、業界トップクラスの社内SE求人を扱っており、「開発エンジニア」「インフラエンジニア」など選べる職種も多彩。
さらに、「メーカー」「不動産」「金融機関」などさまざまな業種の社内SE案件を扱っており、150種類以上の開発言語から選択して求人を探せます。
転職活動にはIT業界に精通したコンサルタントが丁寧にサポート。
多岐にわたる業界の中から、希望に合った社内SE案件を提案してくれますよ。
忙しい人や遠方の人には「オンライン面談」にも対応しているほか、とりあえず社内SEについて情報収集したい人は「カジュアル面談」もできるので、まだ転職するか決めていない人にも利用しやすいサービスです。
取扱職種 | 開発エンジニア、インフラエンジニア、社内IT戦略・企画・情報システム、サポートエンジニア、セキュリティエンジニア、データ分析・ソリューション、ゲームエンジニア、他ITエンジニア、デザイナー、ITコンサルタント、Webマーケティング |
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求人エリア | 全国 |
運営会社 | アイムファクトリー株式会社 |
公式サイト | https://se-navi.jp/ |
【6.キッカケエージェント】地方在住でITエンジニアに転職したい人におすすめ
- フルリモートで就業できる企業を紹介
- 応募企業に合わせた面接対策
- キャリアチェンジにも対応
キッカケエージェントは、ITエンジニアに特化した転職支援サービスです。
地方在住でITエンジニアに転職したい人は、キッカケエージェントがおすすめ。
リモートワーク可能な優良企業を中心にキャリアアップ支援をしてくれるからです。
求人はどうしても都市部に集まるため、地方によってはITエンジニアの求人がほとんどないなんてことも。
キッカケエージェントは、求職者の希望条件に沿って、地方在住でもフルリモートで就業できる企業を紹介してくれます。
またITエンジニアに特化しているエージェントだけあり、企業が利用している言語やどういう環境なのかを熟知しているため、最適なマッチングが可能です。
さらに、応募企業それぞれに合わせた面接対策をしてくれるため、一般的なエージェントに比べると内定率が2倍以上(※)であることもポイント。
年収アップを実現している人も多く、キャリアチェンジにも対応しているので、「通える範囲に希望にあった求人がない」という人は、ぜひ登録を検討してくださいね。
※「キッカケエージェント」公式サイトより(2023年9月時点)
取扱職種 | ITエンジニア |
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求人エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社キッカケクリエイション |
公式サイト | https://kikkakeagent.com/ |
【7.アクシスコンサルティング】ITコンサルタントへのキャリアアップ転職におすすめ
- コンサルタントの転職に強い
- ITコンサルタントの転職支援実績あり(※)
- ITエンジニア経験を活かせるポジションの非公開求人の紹介可
創業20年の実績(※)をもつアクシスコンサルティングは、コンサルタントの転職支援に特化したサービスです。
ITエンジニアからITコンサルタントへのキャリアアップ転職を目指したい人は、アクシスコンサルティングを活用してください。
コンサル業界の経験がなくても、キャリア診断を行い、これまでのITエンジニア経験が活かせるキャリアプランを提案してもらえます。
もちろんコンサルティング業界だけでなく、IT業界に強いキャリアアドバイザーも在籍。
学歴などの面で、「コンサル業界は自分には難しいのでは」と転職を躊躇するエンジニアの方にも、「ITコンサルタントならスキルがあれば合格する可能性も高い」といった情報を提供してくれます。
また、コンサルティングファームだけでなく、メガベンチャーや外資系ベンダーの「IT・デジタル系ポジション」の非公開求人も紹介可能です。
公式サイト上には、システムエンジニアからITコンサルタントへ転職した人の転職事例も掲載されています。
ITエンジニアとしての、次のキャリアについて悩んでいる人は、アクシスコンサルティングに相談してみてはいかがでしょうか。
※「アクシスコンサルティング」公式サイトより(2023年9月時点)
取扱職種 | AI・IoT、グローバル、ストコンサル、戦略コンサル、ワークライフバランス、第二新卒、M&Aコンサルタント、金融、製造、通信・メディア、医療・製薬、公共向けコンサルタント、関西コンサルティングファーム・事業会社 、SAP |
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求人エリア | 全国 |
運営会社 | アクシスコンサルティング株式会社 |
公式サイト | https://www.axc.ne.jp/ |
【8.type転職エージェント】応募する前に企業の雰囲気を知りたい人におすすめ
- 日本最大級のエンジニア転職イベントを開催
- 大手・優良企業の求人多数
- 転職相談会や転職セミナーを毎週開催
type転職エージェントは、1都3県を中心に運営している転職エージェントで、IT業界の求人を多数扱っています。
「応募する前に自分自身で企業の雰囲気を知りたい」という人におすすめです。
日本最大級エンジニア転職イベント「typeエンジニア転職フェア」を開催しているからです。
転職フェアには「日立」「キャノン」といった大手優良企業が多数出展(※)。
出展企業社員と話ができるため、Webだけでは得られない生の情報が聞けるだけでなく、企業からスカウトメールをもらえる可能性も増えます。
なかには、面接までこぎつける参加者もいて、在職中でもスムーズに転職が進むこともありますよ。
さらに、キャリアアドバイザーがマンツーマンでヒアリングをしてくれる無料の転職相談会や、転職セミナーも毎週開催しているので、興味のある人は話だけでも聞きに行くのもいいかもしれませんね。
専任のアドバイザーがスケジュール管理や面接対策などをしっかりサポート。
非公開求人も扱っているので、Webの求人検索で希望にあう仕事が見つからない人は、type転職エージェントを利用してみてはいかがですか。
※「type転職エージェント」公式サイトより(2023年9月時点)
取扱職種 | SE(IT・通信・ソフトウエア)、Webエンジニア・クリエイター(WEB・インターネット・ゲーム)、クリエイティブ(広告・メディア)など |
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求人エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社キャリアデザインセンター |
公式サイト | https://type.career-agent |
【9.Green】いろいろな求人の中から仕事を選びたい人におすすめ
- IT業界の求人多数
- IT・Web企業が多く利用する転職サイト
- 面接前に「カジュアル面談」ができる
Greenは、IT・Web業界に特化した転職サイトです。
IT業界の求人を多数扱っているから、転職先を選ぶ際にいろいろな求人情報をチェックしたい人におすすめです。
4,000社以上の企業から約30,000件の求人を掲載(2022年6月18日時点)と、IT・Web企業が多く利用する転職サイトとなっていますよ。
取り扱っている求人はベンチャー企業から上場企業、外資系企業と幅広く、未経験者OKや残業少なめの職場などの条件からも検索が可能。
求人を掲載しているほぼすべての企業が写真を掲載しているため、社内の雰囲気がわかるのもうれしいですよね。
登録すると企業と直接連絡がとれるようになり、興味のある企業とうまくマッチングできれば面接前にカジュアルに会える「カジュアル面談」ができます。
さまざまな業種や職種の求人があるので、他では希望の求人が見つからない人やいろいろな求人を比較して仕事を決めたい人は、登録を検討してくださいね。
取扱職種 | エンジニア・技術職、クリエイティブ職(WEB・ゲーム・マルチメディア)、企画・マーケティング職など |
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求人エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社アトラエ |
公式サイト | https://green-japan.com |
【10.PayCareer】本気度の高いスカウトを受けたい人におすすめ
- 面談課金型のスカウトサービス
- IT・Web業界からの需要が高い
- 本気度の高いスカウトが届く
PayCareerは日本初(※)の面談課金モデルの転職サービスです。
一斉配信のようなスカウトではなく、本気度の高いスカウトを受け取りたいと考えるITエンジニアの方には、PayCareerをおすすめします。
求める人材であれば、お金を払ってでも面談を希望する企業が利用しているサービスだからですね。
一般的なスカウトサービスは、スカウト1通あたりの単価は安いものの、返信率が低いため、企業は多数のスカウトメールを送って求職者からの返信を待つことになります。
しかしPayCareerを利用する企業は、面談ごとに求職者へ報酬を支払うため、「会いたい」と思えるような人材を厳選してスカウトを送ります。
求職者の経歴や希望などを把握したうえでスカウトメールを送るので、マッチング度も本気度も高いというわけですね。
さらに求職者に興味をもったうえで面談をセッティングするため、有意義な話が聞けるのはもちろん、CEOやCOOといった経営層と話ができるチャンスも。
導入している企業も大手からベンチャーまで幅広く、本気度の高いさまざまな企業との出会いが期待できるでしょう。
気になるPaycareerの報酬の仕組みは次のとおりです。
- 企業との面談後にポイントが付与される
- Paycareerにポイントの換金を申請する
- Paycareerからポイントが換金される
ポイントは「1ポイント=100円」として算出され、換金期限はポイント付与から3ヶ月となっています。
報酬及び支払い方法について詳しくは、「PayCareer利用規約第6条」を必ず確認してください。
とくにIT・Web業界のエンジニアはニーズが高く、手あたり次第送られてくる的外れのスカウトメールにうんざりしている人も多いのではないでしょうか。
無駄のない転職活動を希望する人は、ぜひ一度PayCareerを使ってみてください。
※日本国内における「ダイレクトリクルーティングサービス」において(2020年3月時点、自社調べ)
取扱職種 | 幅広い職種に対応(肉体労働を伴う職種、特定の専門技能を必要とする職種など、一部の職種については登録が難しい場合あり) |
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求人エリア | 非公開 |
運営会社 | 株式会社PayCareer(ペイキャリア) |
公式サイト | https://pay-career.com/ |
【11.ウズキャリIT】最後の転職にしたい人におすすめ
- 入社後の定着率95.7%(※1)
- ブラック企業を徹底排除している
- 電話やメール、Skypeでもサポートが可能
ウズキャリITは、20代向けの転職エージェント「UZUZ(ウズウズ)」が運営しているIT業界に特化した転職エージェントです。
転職するのは最後にしたい人には、ウズキャリITがおすすめです。
入社後の定着率が95.7%と高いからですね(※1)。
IT就活のプロが徹底的なカウンセリングを行い、求職者の強みが活かせる仕事を紹介してくれるのはもちろんのこと、入社後も相談に乗ってくれるなどサポート体制も万全。
求職者に1番マッチした求人を紹介してもらえますよ。
さらに厳しい基準を設け、基準に満たない企業とは契約を結ばないなど、ブラック企業を徹底排除しているのも定着率が高い理由の一つ。
内定率も高く、平均1ヶ月程度(※2)で内定をもらっている人が多いですよ。
直接会って面談するのが難しい人には、電話やメール、Skypeでのサポートも可能なので、気になる人はぜひ登録を検討してくださいね。
(※1)ウズキャリ調べ 計測期間:2020/1/1~2020/12/31
(※2)「ウズキャリ」公式サイトより(2023年9月時点)
取扱職種 | ITエンジニア |
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求人エリア | 東京・大阪・愛知が中心 |
運営会社 | 株式会社UZUZ |
公式サイト | https://daini2.co.jp/it |
【12.ワークポート】未経験からIT業界の転職を目指す人におすすめ
- IT業界の求人が豊富
- 未経験からのキャリアチェンジが得意
- IT業界専門のコンシェルジュがサポート
ワークポートは、20年の実績(※1)を持つ人材紹介会社です。
さまざまな職種の求人を扱っていますが、IT業界に強く豊富な求人を扱っています。
そんなワークポートは、未経験からIT業界に転職したい人におすすめです。
未経験からのキャリアチェンジを得意としているからです。
ワークポートには、IT業界専門の「転職コンシェルジュ」が在籍しており、IT業界未経験者が希望の仕事に就けるようきめ細やかにサポート。
選考書類や面接も、創業からの実績を活かし的確にアドバイスしてくれるため、選考が通りやすくなりますよ。
また、求人検索やスケジュール管理機能のある無料転職活動支援アプリ「eコンシェル」があるので、スマホで簡単に転職活動を管理できるのも便利です。
転職決定人数NO.1(※2)も獲得しているので、スキルに自信のない人や未経験からIT業界への転職を目指す人は登録してみてはいかがですか。
(※1)2023年9月時点
(※2)リクナビNEXT『GOOD AGENT RANKING ~2022年度下半期~』(2022年10月~2023年3月)にて、『転職決定人数部門 第1位』を受賞
取扱職種 | ソフト開発、SE、インフラエンジニア、研究・製品開発、ゲーム制作関連、クリエイティブ系、ヘルプデスク・ユーザーサポート、コンサルタント、プリセールスなど |
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求人エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社ワークポート |
公式サイト | https://workport.co.jp/ |
【13.アカリクキャリア】院卒エンジニアやハイクラス転職におすすめ
- 院卒者・エンジニアスペシャリスト専門
- 専門性を活かせるエンジニア求人多数
- 年収アップ転職を目指せる
アカリクキャリアは、博士新卒学生の就業支援事業としてスタートした、株式会社アカリクが運営する転職サービスです。
院卒エンジニアやハイクラス転職には、アカリクキャリアがおすすめ。
院卒者やエンジニアスペシャリスト専門の転職エージェントで、2006年の創業から15年以上に渡る院卒者のサポート実績があるからですね。
利用者のほぼ全員が大学院出身者で、高い専門性を活かせるエンジニア求人が豊富に揃っています。
アカリクキャリアは100%(※)院卒者向け求人なので、「院卒者向けの求人がなかなか見つからない」という人はぜひ相談してみてください。
「NTTデータ」「GMO」「DeNA」など、大手や有名IT企業の紹介実績も。
専門性に特化しているため、求職者のエンジニアとしての技術を的確に把握した求人提案を得意としています。
また、年収アップ転職にも強く、公式サイト上には転職決定者の実績も掲載されているので、参考にしてみてください。
※「アカリクキャリア」公式サイトより(2023年12月時点)
取扱職種 | システムアナリスト/コンサルタント、プロジェクトマネージャー(IT/インターネット/通信) 、アプリケーション開発エンジニア(オープン系)、アプリケーション開発エンジニア(WEB/モバイル系)、アプリケーション開発エンジニア(汎用系)、アプリケーション開発エンジニア(制御/組み込み系)、データベース構築/設計エンジニア、サーバー構築/設計エンジニア、ネットワークエンジニア(設計)、ネットワークエンジニア(保守/運用)、社内情報システム/EDP/MIS、サポート/運用/保守/教育、研究/開発(IT/インターネット/通信)、その他技術系(IT/インターネット/通信)など |
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求人エリア | 全国、海外 |
運営会社 | 株式会社アカリク |
公式サイト | https://tenshoku-agent.acaric.jp/ |
【14.テクノブレーン】良い条件のポジションがあれば転職を検討したい人におすすめ
- 30年の実績があるエンジニア特化型の転職エージェント(※1)
- 専門性が高いポジションの求人を多数保有
- 大手からスタートアップまで5,000以上の取引実績あり(※2)
テクノブレーンは1992年創業のエンジニア特化型の老舗転職エージェント。
「良い条件や興味のある企業があれば転職を検討したい」という方におすすめです。
テクノブレーンは「専門性の高いスキルをもつエンジニア」を企業のニーズに合わせてスカウトする活動をメインに行っているからです。
カジュアル面談からスタートできるポジションもあるので、「現時点で転職への強い希望はないけど、登録だけしておく」という使い方も全然あり。
実際、キャリアアップ転職の情報収集のために登録している人もいますよ。
取引実績がある企業は大手からスタートアップまで5,000社以上。
WEBサービス、自動車業界、メーカー、コンサルティング業界など幅広い業種・職種の求人を扱っています。
「今すぐの転職は考えていないけど、良い話があれば前向きに検討したい」という方は、チャンスを逃さないために登録しておきましょう。
(※1.2)公式サイトより(2024年3月時点)
取扱職種・業種 | ITエンジニア、コンサルティング、WEBサービス、自動車、メーカー、電機、電子、半導体など |
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求人エリア | 非公開 |
運営会社 | テクノブレーン株式会社 |
公式サイト | https://www.techno-brain.co.jp/ |
【15.ビズリーチ】IT業界へハイクラスの転職をしたい人におすすめ
- 国内最大級のハイクラスに特化した転職サイト
- 求人の3分の1は年収1000万円以上の求人(※1)
- 企業やヘッドハンターからスカウトメールが届く
ビズリーチは国内最大級のハイクラス転職に特化した転職サイト。
今よりもハイクラスの転職を目指している人におすすめです。
扱っている求人の3分の1以上が年収1000万円以上だからですね(※1)。
IT業界だけの求人ではないものの導入企業数は累計23,500社以上(※2)で、登録すると直接企業とのコンタクトが可能になります。
さらに職務経歴書を作成すると、興味を持った外資・日系大手などの優良企業やヘッドハンターからスカウトメールが届きますよ。
ビズリーチでは、企業を直接紹介してくれたり、面談を行ったりはしないものの自分で直接企業からスカウトを受け取れるため主体的に転職活動ができるほか、自分にはどれくらいの市場価値があるのかがわかるというメリットも。
また、ヘッドハンター経由で応募した場合には、ヘッドハンターが日時の調整や面接対策を行ってくれる場合もあります。
利用するのに料金はかかりますが、年収1000万円以上を目指したい人は、外さずに登録しておきたい転職サイトです。
(※1)2021年1月現在
(※2)2023年1月現在
取扱職種 | SE(WEB・オープン・汎用・制御・組み込み)、各種エンジニア、開発、情報システム、社内SE、運用・保守・監視、テクニカルサポート、データサイエンティストなど |
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求人エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社ビズリーチ |
公式サイト | https://www.bizreach.jp |
【16.リクルートエージェント】実績のある転職エージェントを利用したい人におすすめ
- 転職支援実績NO.1(※1)
- IT求人数は約12万件と多数(※2)
- 面談は平日夜・土日にも対応
リクルートエージェントは、リクルートグループが運営している転職エージェントです。
実績のある転職エージェントを利用したい人には、「転職支援NO.1の実績(※1)」を持っていておすすめ。
リクルートエージェントが転職支援実績NO.1の理由のひとつとしてまずあげられるのは、求人数の多さです。
SE・ITエンジニアの求人数は、公開求人+非公開求人で約12万件(※2)と多数。
ITエンジニアに精通したキャリアアドバイザーが求職者の希望にあったお仕事を紹介してくれます。
また、履歴書や職務経歴書の添削はもちろんのこと、面接対策や企業情報の提供など、転職サポートも充実していますよ。
アドバイザーは内定してからも、年収の交渉や入社日の調整、円満に退社するためのアドバイスもしてくれるので心強いですよね。
スキルに自信のない人でも、アドバイザーが職歴や持っている資格などから客観的に分析し、能力の活かせる職場を紹介してくれます。
面談は平日夜や土日にも対応していて、扱っている求人数も豊富なので、忘れずに抑えておきたい転職エージェントといえるでしょう。
(※1)厚生労働省「人材サービス総合サイト」における有料職業紹介事業者のうち無期雇用および4ヵ月以上の有期雇用の合計人数(2021年度実績を自社集計)2022年6月時点
(※2)調査日2023年9月19日
取扱職種 | 各種エンジニア、社内SE、IT戦略・システム企画担当、ヘルプデスク、PM、製品開発、組み込み・制御エンジニア、セールスエンジニア、テクニカルサポート、情報システムなど |
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求人エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社リクルート |
公式サイト | https://www.r-agent.com/ |
【17.TechStars Agent】短期短期離職率0.45%!自分にぴったりの転職先を探したい人におすすめ
- 技術に精通したコンサルタントが「一気通貫」で転職をサポート
- 短期離職率はわずか0.45%(※1)
- フルリモート案件の紹介も可能
TechStars Agentは、IT/Web業界のエンジニア専門の転職エージェントです。
自分にピッタリの転職先を探している人は、TechStars Agentがおすすめ。
入社後の短期離職率がわずか0.45%(※1)だからです。
TechStars Agentでは、企業と求職者の双方をひとりの担当者が担当する「一気通貫制」で転職活動をサポート。
企業が求めている人材と求職者の希望を把握しているため、ズレのない仕事の紹介が可能です。
サポートしてくれるのはエンジニアや人事出身だけでなく、現役の上場企業の経営者など経験豊富なプロのコンサルタント。
「求職者」と「面接官」の双方の視点から、本質的な書類添削や面接アドバイスをしてもらえますよ。
2023年8月時点での取引社数は1,300社以上。
1万件以上あるエンジニア求人の中から、求職者にぴったりの企業を選定して紹介してくれます。(※2)
フルリモート案件もあるので、地方に住んでいる人にも利用しやすいサービスです。
(※1) 2018年7月~2023年8月 入社後3か月 入社444名に対し2名の早期退職者
(※2)「TechStars Agent」公式サイトより(2023年10月時点)
取扱職種 | CTO/VPoE、機械学習/データサイエンティスト求人、WLB/フルリモート案件など |
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求人エリア | 全国(※フルリモート案件対応) |
運営会社 | 株式会社 Branding Engineer |
公式サイト | https://techstars.jp/ |
【18.CODE×CODE CAREER(コードコードキャリア)】IT未経験から学び転職したい若手におすすめ
- ITの学習と転職の両方に取り組める
- 高卒・フリーターなどにも活用されている
- 顧客満足度96.8%(※1)
「手に職をつけたい」「IT職に興味がある」という若手は、CODE×CODE CAREER(コードコードキャリア)を活用してみてください。
CODE×CODE CAREERは、IT未経験者向けのスクールが提供している、IT学習とIT就職を同時に取り組みできる転職支援サービスです。
求人紹介や面接対策など、一般的な転職エージェントでもサポートしてもらえる内容に加え、IT講師による学習サポートや動画学習コンテンツなどのサービスも提供。
「LPIC」や「CCNA」の資格取得サポートもあります。
IT未経験者に特化したサポートによる就業支援実績は100名以上で、入社後の定着率も97.2%と高い割合を誇るCODE×CODE CAREER(※2)。
学習後の就業サポートでは、学習成果も評価の対象となるので、転職に向け頑張って学習にも取り組めるでしょう。
受講料は有料ですが、キャリアサポートは無料です。
求人は関東圏が中心で、「ソフトバンクグループ」「リクルート」「テクノプロ」など大手企業の求人も多数(※3)。
一人ひとりへのサポートが徹底しており、無料個別相談では適性に合った適切なプランを提案してもらえます。
IT業界未経験者でエンジニア職に興味のある人や、どのような学習から取り組めばいいのか分からない人は、ぜひ無料面談に申し込んでみてください。
(※1) 2023年3月度社内アンケート調べ
(※2) 2023年3月度実績
(※3)調査日2023年9月19日
取扱職種 | ITエンジニアなど |
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求人エリア | 関東圏中心 |
運営会社 | 株式会社NSP |
公式サイト | https://codexcode.jp/career/ |
【19.Findy】ハイスキルを持っているITエンジニアにおすすめ
- GitHub連携でスキルや適性年収を可視化
- 導入企業数500社以上(※)
- 厳選テック企業からオファーが届く
Findyは、IT・Web系に特化した、エンジニアと企業をマッチする転職サービスです。
「技術力を評価してくれる企業へ転職したい」「自分のスキルに見合う年収で働きたい」という人は、Findyを活用するといいでしょう。
GitHubの開発履歴をもとにスキルと適性年収を可視化し、独自に開発したAIで最適な企業とのマッチングを実現しているからですね。
実際に大幅な年収アップ転職を実現している人もおり、大手企業からスタートアップまで厳選企業の求人をチェックできたり、オファーが届いたりします。
思いもよらない企業や今まで知らなかった企業と出会えるメリットもありますよ。
GitHubやテキストメディアの連携で「年収予測」「スキル偏差値」「発信力レベル」などがわかるので、今すぐの転職を考えていない人でも、自身の市場価値の把握やキャリアを振り返るために使うことも可能。
自身のスキルが可視化できるので、スキルアップのためのモチベーション向上に使うのもおすすめです。
※「Findy」公式サイトより(2023年9月時点)
取扱職種 | ITエンジニア |
---|---|
求人エリア | 非公開 |
運営会社 | ファインディ株式会社 |
公式サイト | https://findy-code.io/ |
ITエンジニアの求人検索をサポートするうえで優れた転職エージェントを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
19社もの選択肢があると、適切な選択が難しい場合もあるでしょう。
エンジニアとして働くうえでまだ方向性が定まっていない場合、専門性・サポート重視で『ギークリー(Geekly)』がおすすめです。
あなたが現在までに培ってきた知見をもとに、今後のキャリアプラン設計をサポートしてくれるからですね。
今後就きたい仕事が決まっている場合、次のセクションで「希望条件に合わせて選べるおすすめの転職エージェント」を厳選しているので、あわせて参考にしてみてください。
ITエンジニア向けおすすめ転職エージェントを条件で選ぶ
続いて、5つの条件別におすすめのITエンジニア向け転職サイト・エージェントを紹介していきます。
自身の条件に適した転職エージェントを活用してみてください。
1.ITエンジニア未経験または経験が浅い人向けの転職エージェント
未経験からITエンジニアに挑戦する人や、ITエンジニア経験が1~2年と浅い人におすすめなのは、ワークポートとウズキャリITです。
ワークポートは、未経験からのキャリアチェンジを得意としています。
書類作成や面接対策もバッチリで、IT業界に精通した「転職コンシェルジュ」から的確なアドバイスをもらえます。
未経験からITエンジニアへ転職をしたい方にとって、IT業界専門のコンシェルジュからきめ細やかなサポートが受けられるのは、精神面からもメリットが大きい転職エージェントといえるでしょう。
ウズキャリITは、「20代」や「未経験」からのIT就職を得意とする転職エージェント。
現時点でIT専門知識が乏しい方にも、勉強計画も含めしっかりサポートしてもらえるので安心です。
IT業界に精通した「転職コンシェルジュ」がサポート
【公式】https://workport.co.jp/
20代や未経験車のIT就職が得意。
【公式】https://daini2.co.jp/it
2.ITエンジニアとして年収アップしたい人向けの転職エージェント
「今の会社では正当な評価をされていない」「年収に不満がある」とお悩みのITエンジニアさんもいるのではないでしょうか。
年収アップを目指したい方におすすめなのは、ギークリー(Geekly)とビズリーチです。
ギークリーには、Web・データベース・AIエンジニアなどそれぞれの職種に精通したコンサルタントがおり、あなたの経験・スキル・強みなどを上手に売り込めるようサポートしてくれます。
そのため、利用者の年収アップ率は81%(※1)、年収アップ額の平均は71万円(※2)を誇っています。
CMでもお馴染みのビズリーチは、自身の市場価値を知るのにもってこいの転職サイト。
ビズリーチはエージェントを介して仕事を紹介してもらうのではなく、あなたが登録したプロフィールに興味をもった企業から直接「スカウト」が届く仕組みだからです。
もし、今の会社であなたの実力に対して正当な評価がされていないのであれば、数百万円単位の年収アップも期待できます。
実際、ビズリーチの求人は3分の1が年収1,000万円以上(※3)なので、スキルに自信のある方はチェックしてみてください。
(※1)2023年1月時点
(※2)「ギークリー」公式サイトより(2023年9月時点)
(※3)2021年1月現在
それぞれの職種に精通したコンサルタントが在籍。
【公式】https://www.geekly.co.jp
企業から直接スカウト制で自分の市場価値がわかる。
【公式】https://www.bizreach.jp
3.市場価値を上げたい・キャリアアップしたいITエンジニア向け転職エージェント
「自分の技術力に満足ができていない」「他の会社でもっとITエンジニアとしてのスキルを磨きたい」と、上昇志向を持っているITエンジニアさんもいると思います。
自分の市場価値を高めたりキャリアアップに興味がある方は、マイナビIT AGENTとレバテックキャリアがおすすめ。
上記2社は担当企業に頻繁に通い、徹底した情報収集をしています。
ITエンジニアの市場価値は、技術の進歩や業界の動向と切り離せないため、現在の市場動向や現場の情報をしっかり把握している上記2社なら、キャリアアップに向けてのサポートを期待できます。
専任アドバイザーが転職活動を徹底サポート。
【公式】https://mynavi-agent.jp/it
こまめな調査で業界の動向や現場の情報をしっかり把握。
【公式】https://career.levtech.jp
4.転職目的が漠然としているITエンジニア向け転職エージェント
「今のままでいいのかな」「環境の違うところで働いてみたい」など、決めてはいないまでも転職も視野に含めているITエンジニアさんもいると思います。
転職目的が漠然としている方におすすめなのは、マイナビIT AGENTとリクルートエージェントです。
マイナビIT AGENTは7万4,000件(※)、リクルートエージェントはIT系求人だけで12万件(※)と、他社とは段違いの求人数を誇ります。
求人数に比例して扱う職種や企業のバリエーションも豊富なため、自分では思いつかないような様々な選択肢を提案してもらえますよ。
プログラマーやITエンジニアスキルを必要としている他業種、多職種の提案を受けるケースも少なくありません。
実際に筆者の友人では、IT業界とは全く関係のない労働組合向けコンサルティング会社のシステム部門へ就職した友人もいます。
データサイエンティストやDXコンサルタントといった道に進むことも可能です。
両社とも、IT業界に精通したキャリアアドバイザーがいるので、今後のキャリアに悩んでいる方や、他業種からIT業界への転職を漠然と考えている方は候補先に取り入れてみてください。
※調査日2023年9月19日
専任アドバイザーが転職活動を徹底サポート。
【公式】https://mynavi-agent.jp/it
IT求人数は業界の中でも多数。
【公式】https://www.r-agent.com/
5.ITベンチャー企業への転職を希望するITエンジニアにおすすめの転職エージェント
ITベンチャー企業への転職を希望している人は、『Green』と『レバテックキャリア』を活用するといいでしょう。
上記2社にはITベンチャー企業の求人が豊富で、企業情報の詳細についてもしっかり把握しているので、情報収集にも使えます。
GreenはIT・Web業界のからの支持も高く、求人が集まりやすいので、吟味しながら希望に合った職場を見つけやすいでしょう。
ITエンジニアの転職に特化したレバテックキャリアには、即戦力を必要とするITベンチャー企業が多い傾向となっています。
マッチング力やサポート力にも優れている転職エージェントなので、担当者に適性を見極めてもらいながら転職活動を進めるといいでしょう。
急成長企業や若手活躍企業の求人多数。
【公式】https://www.green-japan.com/
スキルを活かせるITベンチャー企業の求人に強い。
【公式】https://career.levtech.jp/
ITエンジニア向けおすすめ転職エージェントを年代別に選ぶ
年代別にもITエンジニア向けおすすめ転職エージェントを紹介します。
該当する年代で紹介している転職エージェントもぜひチェックしてみてください。
20代ITエンジニアにおすすめの転職エージェント
20代のITエンジニアには、『レバテックキャリア』『マイナビIT AGENT』『type転職エージェント』をおすすめします。
上記3社は20代の登録者が多く、若手ITエンジニアを獲得したい企業の求人が充実しているからです。
レバテックキャリアは、登録者の52.4%(※1)が20代というデータからも、20代からの人気が伺える転職エージェントのひとつです。
とくに20代後半の登録者が多く、これまでの経験を活かした年収アップ転職や、キャリアアップ転職を目指したい人に心強いサポートがそろっています。
マイナビIT AGENTは、マイナビジョブ20’sのような20代に特化した転職エージェントを運営するマイナビグループの一員です。
IT業界に精通しているのはもちろん、20代のキャリア形成サポートにも強く、長期的なキャリアプランのアドバイスなど満足度の高い転職支援を受けられます。
ITエンジニアとしての将来に不安や迷いがある人はぜひ相談してみてください。
type転職エージェントも20代若手の登録者が多く、全体の67%(※2)を20代が占めています。
一都三県の求人が中心なので、大手企業の求人が充実しているのも特徴です。
東京で働きたい人や、大手や優良企業への転職を目指したい20代ITエンジニアの方は、押さえておくといいでしょう。
(※1)2021年調査
(※2)2017/4/1~2020/3/31弊社面談者データ
20代後半の登録者多数。経験が活かせる転職を目指せる。
【公式】https://career.levtech.jp/
20代の転職支援に強い。転職成功事例も充実。
【公式】https://mynavi-agent.jp/it/
大手・優良企業を目指したい20代向け。
【公式】https://type.career-agent.jp/
30代ITエンジニアにおすすめの転職エージェント
30代のITエンジニアには、『ウィルオブ・テックキャリア』『ビズリーチ』『Green』がおすすめです。
上記3社は、スキルや経験の豊富な30代ITエンジニアが活躍できるポジションや、好待遇の求人などを豊富に扱っています。
ウィルオブ・テックキャリアは、年収アップのコンサルティングに強みを持っており、転職時だけでなく、将来的な年収アップもふまえたアドバイスなどももらえます。
30代は今後のキャリアの足場を固めるためにも重要な時期なので、ぜひ将来像や希望などを相談してみてはいかがでしょうか。
マネジメント経験のある30代ITエンジニアの方は、スカウト型サービスのビズリーチもぜひ活用してみてください。
即戦力として期待される30代は、さまざまな企業・ヘッドハンターからのスカウトが届きやすいので、自身の市場価値を知ることも可能です。
採用実績の70%(※)が25~39歳以下というGreenは、平均年齢30代のIT企業の求人も多数掲載されています。
求人には従業員の平均年齢や、職場の画像なども掲載されているので、同世代の活躍する企業も探しやすいでしょう。
※2022年5月-2023年5月の採用実績
将来を見据えた転職支援が受けられる。
【公式】https://willof.jp/techcareer/
これまで培ってきたスキルや経験を評価してもらえる。
【公式】https://www.bizreach.jp/
30代の採用実績が高い。
【公式】https://www.green-japan.com/
40代ITエンジニアにおすすめの転職エージェント
40代のITエンジニアには、『ギークリー(Geekly)』『TechStars Agent』『リクルートエージェント』の3社をおすすめします。
上記3社は、実務経験者であれば、40代でも転職支援が可能な転職エージェントだからです。
IT職種を熟知した専門アドバイザーが在籍するギークリーは、40代ITエンジニアの転職支援にも強いです。
公式サイト上で公開している「転職決定者年齢分布」によると、41歳~45歳は17%(※1)という数字を誇っています。
IT・We b業界に特化しており、非公開求人も多数保有しているので、なかなか希望に合う求人が見つからない40代ITエンジニアの方は、ぜひ相談してみてください。
TechStars Agentは、エンジニア出身者だけでなく、現役経営者など幅広い経験を持ったプロのコンサルタントが多数在籍。
そのため、経験豊富な40代のスキルや経験を理解してもらいやすい特徴があります。
ITエンジニアは20代・30代の転職者が多い中、公式サイトには40代以上の転職成功者の声が掲載されており(※2)、サポートも期待できるでしょう。
リクルートエージェントは総合型の転職エージェントではあるものの、ITエンジニア職に精通したキャリアアドバイザーも在籍しており、大手人材会社ならではの、IT業界との太いパイプを持つ強みがあります。
非公開求人も含めた保有求人数は非常に多く、実績があれば年齢に関係なくサポートしてもらえるでしょう。
(※1)2016年12月現在
(※2)2024年2月時点
40代前半の転職支援実績あり。
【公式】https://www.geekly.co.jp//
質の高いコンサルタントが在籍している。
【公式】https://techstars.jp/
転職支援の年齢層・保有求人が幅広い。
【公式】https://www.r-agent.com/
ITエンジニア向けおすすめ転職エージェントを職種・業種別に選ぶ
ITエンジニア向けおすすめ転職エージェントを職種・業種別に紹介しています。
望む職種や業種にあわせて転職エージェントを探してみてください。
ゲーム業界への転職を考えているITエンジニアにおすすめの転職エージェント
ゲーム業界でITエンジニアとして活躍したい人は、『ギークリー(Geekly)』と『ファミキャリ』を押さえておくといいでしょう。
ギークリーはIT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントで、「ゲームプログラマー」や「ゲームデザイナー」など多種多様なゲーム業界で活躍できる職種の求人を保有しています。
職種ごとに細分化されたコンサルタントが転職活動をサポートしてくれるので、「他社のコンサルタントの専門性が物足りなく頼りにならない」と、お悩みのITエンジニアさんは、ぜひ一度相談してみてください。
ファミキャリは、クリエイティブ人材紹介会社でも大手となるクリーク・アンド・リバー社と、有名ゲーム雑誌「ファミ通com」とタイアップしている人材紹介サービスです。
非公開求人も豊富で、家庭用からオンライン、アプリまで扱うゲームもさまざま。
ゲーム業界の中でも幅広い選択肢から選びたい人は、上記2社を候補に含めてはいかがでしょうか。
ゲーム業界に精通したコンサルタント在籍。
【公式】https://www.geekly.co.jp/
あのファミ通とタイアップ、大手・有名ゲーム会社の求人あり。
【公式】https://career.famitsu.com/
SIerへの転職を希望するITエンジニアにおすすめの転職エージェント
SIerへの転職を目指しているITエンジニアさんは、『リクルートエージェント』『マイナビIT AGENT』『ワークポート』をチェックしてみてください。
いずれの転職エージェントも、「メーカー系」「ユーザー系」「独立系」のSIer求人が充実しており、選択肢も豊富にあります。
リクルートエージェントとマイナビIT AGENTは、人材業界大手グループでもあるので、大手や有名企業の求人も見つかりますよ。
ワークポートは若手や未経験者の転職支援に強いため、経験の浅い人やSIer企業の経験がない人でも、サポートしてもらいながら転職を実現できるでしょう。
クライアントの業務の把握や分析を行い、コンサルティングから設計・開発・運用・保守までを一括して請け負うため、システム開発の全体像を把握したい人にもおすすめの転職先です。
大手メーカー系や商社系SIer求人に強い。
【公式】https://www.r-agent.com/
SIer業界への転職支援実績多数あり。
【公式】https://mynavi-agent.jp/
若手・未経験者向けの求人が見つかる。
【公式】https://www.workport.co.jp/
社内SE転職希望のITエンジニア向けおすすめ転職エージェント
社内SEとして働きたいITエンジニアさんは、『リクルートエージェント』と『マイナビIT AGENT』を押さえておくといいでしょう。
上記2社は公開求人だけでなく、非公開の社内SE求人も豊富に保有しているため、他では見つからないような好案件を紹介してもらえる可能性も高いです。
リクルートエージェントはIT・Web業界に特化した転職エージェントではないものの、「インフラSE」「アプリSE」の求人を中心に、公開・非公開求人あわせて2万件近く(※)の社内SE求人を保有。
さまざまな企業の案件があるので、希望条件に合った求人も見つかりやすいでしょう。
マイナビIT AGENTには、ITエンジニア専任のキャリアアドバイザーが在籍しているため、社内SEの転職市場にも精通。
今後のキャリアプランの不安や、転職するべきか迷っている場合のアドバイスもしてもらえるので、ぜひ相談してみてください。
※調査日2023年9月19日
社内SEの求人数多数。
【公式】https://www.r-agent.com/
専任キャリアアドバイザーのサポートが受けられる。
【公式】https://mynavi-agent.jp/
ITコンサルタントへの転職を希望するITエンジニアにおすすめの転職エージェント
エンジニアスキルを活かしたITコンサルタントへの転職を希望しているなら、『リクルートエージェント』『type転職エージェント』『ビズリーチ』から選ぶといいでしょう。
なぜなら、上記3社はITコンサルタントの求人が充実しており、キャリアアップ転職にも強いからですね。
これまでのIT・Web業界での経験を活かしたい人は、満足度の高い転職を実現できる可能性大です。
大手転職エージェントのリクルートエージェントやtype転職エージェントの強みは、なんといってもこれまでに培ってきた転職支援の実績。
キャリアアップ転職のノウハウももっているため、自身のスキルで転職できるか不安を感じている人には、相談する価値の高い転職エージェントだと言えます。
一方のビズリーチは、スキルや経験に自信がある人向けです。
ITコンサルタントとしてキャリアアップするとともに、年収や待遇の改善も求めている人には登録をおすすめします。
あなたのこれまでの経歴を見た企業やヘッドハンターからスカウトが届くので、比較検討できるメリットもありますし、自分の市場価値を把握することもできるでしょう。
ITコンサルタントへのキャリアアップを目指せる。
【公式】https://www.r-agent.com/
ITエンジニア経験を活かせる求人あり。
【公式】https://type.career-agent.jp/
年収アップを目指したいITコンサルタント向け。
【公式】https://www.bizreach.jp/
Webデザイナーへの転職を希望するITエンジニアにおすすめの転職エージェント
ITエンジニアから同業界のWebデザイナーへの転職を希望しているITエンジニアさんは、『リクルートエージェント』と『Green』をチェックしてみてください。
どちらもWeb企業からの求人が多く集まっており、ITエンジニアの経験やスキルを活かせるWebデザイナーの仕事も見つかりやすいです。
とくにリクルートエージェントは、異職種への転職支援にも強いため、転職を迷っている人は一度相談してみるといいでしょう。
登録すれば直接企業とも連絡の取れるGreenは、積極的に転職活動をしたい人に使えるサービスです。
スカウトも届くので、自身のキャリアでWebデザイナーに転職できるかどうか判断するために使うのもいいのではないでしょうか。
ITエンジニアからの異職種転職に強い。
【公式】https://www.r-agent.com/
IT・Web業界の求人数は業界トップクラス。
【公式】https://www.green-japan.com/
ゲームプログラマーへ転職希望のITエンジニアにおすすめの転職エージェント
ゲームプログラマーの転職を希望しているITエンジニアさんは、『ギークリー(Geekly)』『Green』『ワークポート』を押さえておくといいでしょう。
いずれもゲーム業界に強く、ゲームプログラマーの求人数もITエンジニア転職に強い転職エージェントの中ではトップクラス。
ギークリーには、「ソーシャル・オンラインゲーム」と「コンシューマーゲーム」の求人が充実しています。
業界経験者の高年収転職を目指せるのはGreenです。
好条件求人が揃っているので、待遇面の不満を理由に転職を検討している人は、ぜひ使ってみてください。
「コンシューマー系」「ブラウザ・オンライン」「スマートフォン・ネイティブ」など、幅広いジャンルのゲームプログラマー求人を募集しているのはワークポート。
それぞれに特徴があるので、まずは登録して求人をチェックしたり相談してみてはいかがでしょうか。
ゲーム業界トップクラスの求人数を誇る。
【公式】https://www.geekly.co.jp/
好待遇・高年収のゲームプログラマー転職が可能。
【公式】https://www.green-japan.com/
多種多様なゲーム案件あり。
【公式】https://www.workport.co.jp/
ITエンジニア向け転職エージェントの失敗しない選び方&活用法
この章では、ITエンジニア向け転職エージェントの失敗しないための選び方や活用法を紹介していきます。
転職エージェントはさまざまなサポートが受けられますので、相性の良いエージェントを選んで賢く活用することで、満足度の高い転職結果を見込めます。
1.求人数が多いITエンジニア特化型の転職エージェントを選ぶ
ITエンジニアとしての転職を決めているなら、求人数が多いIT業界に特化している転職エージェントを選びましょう。
総合型の転職エージェントの場合、取扱業界や職種が多くても、IT業界に疎い担当者も多数いるし、紹介される案件が希望条件とズレているケースも少なくありません。
キャリアにつながらない転職先を紹介されたり、情報が古かったり、質問に検討違いな返答をされたりしては、転職エージェントを利用する意味がないですよね。
一方、IT業界やITエンジニア向けに特化している転職エージェントであれば、業界の現状に精通しているコーディネーターにサポートしてもらえて心強いです。
また、求人数が多いと選択肢の幅が広がるメリットもあります。
以下は、今回記事で紹介している19選の中から、ITエンジニアに特化または強い転職エージェントを、公開求人数が多い順にピックアップした一覧です。
転職エージェント | 公開求人数(件) | 求人数に反映した職種 |
---|---|---|
ワークポート | 24,880 | ソフト開発・システムエンジニア系、通信・インフラエンジニア系 |
Green | 19,503 | エンジニア・技術職、クリエイティブ職(Web) |
マイナビIT AGENT | 18,373 | SE・システムエンジニア |
※調査日:2024年3月25日
上記3社は、2万件前後の公開求人が掲載されているので、どのような求人があるのかチェックしてみてください。
2.ITエンジニアとしてのスキルや強みを活かせる転職エージェントを選ぶ
ITエンジニアに強い転職エージェントと言っても、以下のようにそれぞれ得意としている強み部分が異なったりします。
転職エージェント・サイト名 | 得意とする部分 |
---|---|
ギークリー | 首都圏を中心として、IT・Web・ゲーム業界の求人が豊富 |
キッカケエージェント | フルリモートの転職案件が充実 |
アクシスコンサルティング | ITコンサルタントの転職に強い |
ウズキャリIT | 20代向けの転職エージェント「UZUZ(ウズウズ)」運営 |
ファミキャリ | ゲーム業界専門の求人サイト |
転職エージェントを探す際には、ITエンジニアとしての自身のスキルや強みを活かせる転職エージェントを選んでいきましょう。
公式サイトには「IT業界」や「ITエンジニアの転職支援」と書かれていたから登録はしてみたものの、思っていたような求人が見つからないケースも少なくありません。
また、転職エージェントとの会話やサポート面でもズレを生じやすくなります。
たとえば、プログラミングスキルとあわせてSEOのスキルを持っているのに、担当者本人がSEOの価値をあまりわかっていないと、企業側へのアピール材料へ使えなかったりします。
あなたの本当の実力を示せないことで、年収アップやキャリアアップへとつながるチャンスを失いかねません。
機会損失を防ぐためにも、複数の転職エージェントへ登録してみて、その中で自分の価値を最も活かせる担当者を見極めていきましょう。
3.ITエンジニア転職で必要なサポート面から選ぶ
転職エージェントを選ぶ際は、登録したらどのようなサポートが受けられるかをチェックしましょう。
ITエンジニア向けの転職相談やスキルの棚卸しのほか、下記のようなサービスが受けられる転職エージェントもあります。
転職エージェント・サイト名 | サポートの特徴 |
---|---|
レバテックキャリア | 上流工程、マネジメント職、プレイヤーなど、希望条件別にサポート |
ギークリー | IT・Webスキルを明確にして、理想のキャリア形成をサポート |
ウズキャリIT | IT未経験就職を目指す方へ「IT学習」と「IT就職」のダブルサポート |
ウィルオブ・テックキャリア | ITエンジニア向け転職を専属2名体制でサポート |
マイナビIT AGENT | ITエンジニア向けの徹底した書類・面接対策のサポート |
あなたから見て必要なサービスが受けられる転職エージェントを選びましょう。
4.転職エージェントとの面談方法で選ぶ
面談方法で転職エージェントを選ぶのもひとつの方法です。
自分に合った面談方法を選ぶことで、転職エージェントの利用ハードルが下がったり、安心感につながったりするからです。
たとえばITエンジニアの仕事が忙しく、面談時間がなかなか取れない人や、地方在住で来社できない場合は、「オンライン面談」や「電話面談」に対応している転職エージェントを利用するといいでしょう。
「家族がいる手前、自宅でオンライン面談や電話面談が受けられない」「対面のほうが話しやすい」という人は、転職エージェントのオフィスでの対面面談がおすすめです。
最近はオンライン面談の導入も進んでいますが、対面面談は担当キャリアアドバイザーに人柄や雰囲気を把握してもらいやすく、熱意なども伝わりやすいメリットがあります。
対面面談に対応しており、拠点が充実しているITエンジニア向け転職エージェントを以下に3社ピックアップしたので、参考にしてみてください。
転職エージェント | 面談場所 |
---|---|
レバテックキャリア | 東京、名古屋、大阪、福岡 |
マイナビIT AGENT | 銀座、神奈川、北海道、宮城、名古屋、京都、大阪、兵庫、福岡 |
ワークポート | 札幌、青森、盛岡、仙台、郡山、茨城、宇都宮、高崎、埼玉、千葉、池袋、汐留、横浜、新潟、富山、金沢、福井、山梨、長野、岐阜、静岡、名古屋、三重、滋賀、京都、梅田、難波、神戸、姫路、奈良、和歌山、岡山、広島、高松、松山、高知、福岡、小倉、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄、ソウル |
※2024年2月15日時点
5.大規模な仕事に携わりたいなら複数登録してより多くの非公開求人をチェックする
ITエンジニアとしてのスキルが高くなるほど、大規模なシステム開発やプログラミングの仕事に携わる機会に恵まれます。
転職エージェントは1社に絞らず、2~3社と複数登録して、より多くの非公開求人をチェックしていきましょう。
事業の根幹となるシステムに携わる求人案件ほど、非公開求人になっているケースが多いからです。
戦略的な面からライバル企業に具体的な求人内容などを知られたくないため、基本的にはクローズドで募集が行われます。
また、有名なWebサービスを取り扱うITエンジニア案件などは、人気の高さから応募が殺到するのを避けるため、非公開求人にしているケースも少なくありません。
さらには、各社でサービスの強みも変わってくるので、登録して使い分けるのもひとつの活用法といえます。
たとえば、『マイナビIT AGENT』で多数の求人情報を得ながら、「転職決定人数NO.1(※)」の『ワークポート』で、きめ細やかなサポートを受けながら転職活動をしてみるのもアリです。
※リクナビNEXT『GOOD AGENT RANKING ~2022年度下半期~』(2022年10月~2023年3月)にて、『転職決定人数部門 第1位』を受賞
6.転職エージェントと併せて「LAPRAS」で市場価値を分析する
転職エージェントを利用してみて、「キャリアアドバイザーからの評価が低いような気もする」「適性に合った職場を紹介してもらえているのか」と、疑う気持ちを抱く人もいるかもしれません。
そんな場合は「LAPRAS」を使うことで、自身の市場価値を分析するのもおすすめです。
- 客観的に自身のスキルを評価して欲しい人
- マッチング度の高い企業に転職したい人
- ポートフォリオ作成の準備負担を軽減したい人
LAPRASは正当な評価が期待できるのはもちろん、内定率の高いスカウトが届いたり、AIマッチングエンジンで求人検索できたりと、自身の市場価値や志向性なども理解できるこれまでにない転職サービスです。
「GitHub」や「Qiita」などで公開しているアウトプットに基づいて評価したスコアを表示してくれるので、自己分析の参考にもなりますし、収集した情報でポートフォリオを自動作成してくれるメリットも。
連携可能なSNSは以下のとおりです。
- GitHub
- Qiita
- note
- teratail
- connpass
- Speaker Deck
- Doorkeeper
- Zenn
もちろんSNSにアウトプットしていなくても、職務経歴書をインポートする方法もあります。
あなたのポートフォリオやスコアを見た、採用意欲の高い企業から直接スカウトが届くため、内定率が高いのも特長のひとつ。
「サイバーエージェント」「freee」「smartHR」など、IT業界の人気企業やベンチャー企業などもLAPRASを見ています。
転職を希望しているIT企業がある人や、キャリアアドバイザーとの付き合いに疲れたという人は、LAPRASもうまく活用しながら転職活動を進めてみてください。
7.当サイトオリジナルのこだわり検索ツールを利用する
転職エージェントを選ぼうとする中で、ひとつの条件だけでは選びきれない方も多いのではないでしょうか。
当サイトオリジナルの「ITエンジニア向けの転職エージェントこだわり検索ツール」をご用意しました。
あなたのエンジニア歴・希望の職種・年収・勤務地などを条件指定することで、各条件に合致した転職エージェントのみに絞り込み検索してくれます。
転職エージェントの登録先に求めている希望条件が多いエンジニアさんは、ぜひ有効活用してみてください。
ITエンジニアが転職エージェントを使うメリット3つ
IT転職をするのなら、転職エージェントの登録はマストといえるからです。
転職エージェントを利用することで得られる、以下3つのメリットがあるからです。
- 面接時の質問内容を事前予想できる
- 企業との日程調整や条件交渉を代行してもらえる
- キャリアプランの相談ができる
上記理由について詳しく解説していくので参考にしてみてください。
1.ITエンジニアならではの面接時の質問内容を事前予想できる
転職エージェントを使うメリット1つ目は、転職エージェントを通じて、ITエンジニアならではの面接時の質問内容を予想できる点は大きいといえるでしょう。
ITエンジニアの場合、技術的な部分を深く掘り下げて質問されることは多いです。
例えば、過去に担当していたサービスやシステムや、扱えるプログラミング言語、開発ツール等です。
企業側がITエンジニアに求めるスキルや経験値が足りているかを知るためにも必須といえます。
もちろん、企業側の採用担当者が毎回同じテンプレ質問ばかりしてくるわけでもないので、予想と外れてしまうこともあります。
それでは事前に何も知らない状態の面接と、ある程度予想ができていたりサポートしてくれる人がいる状態で面接とでは、精神的にも差が出るのではないでしょうか。
上記理由から、企業風土に詳しい転職エージェントを見つけられると、より転職活動を進めやすくなります。
2.企業との日程調整や条件交渉を代行してもらえる
転職エージェントのメリット2つ目は、面接の日程調整、給与などの条件交渉を代行してもらえることです。
ITエンジニアの中には、現職の長時間労働に苦しんでいる人も少なくありません。
※参考:ITエンジニアはつらいよ、「1人月160時間」の要員計画では常に残業が発生
自分ひとりで転職活動をしていると、面接の日程調整さえままならないケースも考えられます。
企業側から提案された日時を「ちょっとこの日は休めなくて…」などとは断りにくいですし、日程が合わなければ面接のチャンスを逃してしまうことにも。
転職エージェントを通せば、互いの都合の良い日程をすり合わせてくれるため、無駄な心労も無駄なやり取りもありません。
また、給与などの条件交渉、自分ではやりたくなかったり苦手な人も多いのではないでしょうか。
その点転職エージェントなら、担当者が事務的に交渉してくれるので「図々しいと思われないかな…」などと遠慮せずに済みます。
またエージェントはプロですから、個人で行うよりも交渉がうまくいきやすく、好条件で採用が決まることも少なくありません。
3.ITエンジニアとしてのキャリアプラン相談ができる
転職エージェント使うメリット3つ目は、ITエンジニアとしてのキャリアプラン相談ができることです。
ITエンジニアとしてのキャリアプランの選択肢が多くて、今後のキャリアプランを一人で導き出すのも大変だったりします。
特定分野の技術面をとことん深掘りして突き詰めていきたいスペシャリストタイプの人もいれば、同じ職種の中でも異なる言語にチャレンジしていくジェネラリストタイプの人もいます。
さらにはプロジェクトマネージャーやディレクターとして、マネジメント職を希望する方もいるのではないでしょうか。
他にもシステムエンジニアやインフラエンジニア等、ITエンジニアの職種の中でも選択肢は異なってきます。
多くの選択肢がある中で今後のキャリアが定まっていないと、面接時にも上手く対応できなかったり、転職できたとしても希望していた業務に就けない可能性も出てきます。
またIT業界はクラウド、SaaS、DX、AIなど時流の変化も激しく、現時点でのトレンドについて転職エージェントへ聞けるのも、今後のキャリアプランを組み立てるうえで役立つことでしょう。
ITエンジニアが転職エージェントを使うデメリット3つ
続いて転職エージェントを使う3つのデメリットを解説していきます。
- 担当者と相性の悪い場合がある
- 自分のペースで転職活動しにくい
- スキルや経験不足で応募できないことがある
デメリットについては、解決方法も記載していますので参考にしてみてください。
1.担当者と相性の悪い場合がある
どんなに評判の良い転職エージェントでも、担当者が自分とは合わないケースもあります。
- 悩み相談をしたくても常にドライな対応がつらい
- 仕事の合間に連絡がつきにくい
- ITエンジニアの知識や情報が浅すぎて頼りにならない
…など、合わないと感じる理由はさまざまですが、担当者に不満があると転職活動がストレスになり、最悪の場合、転職自体が嫌になってしまうことにもなりかねません。
特に業務時間が長かったり、トラブル対応を求めらたりと日常の中からストレスを感じているITエンジニアさんの場合、追加で余計なストレスを抱えるのは避けたいところでしょう。
担当者に不満を感じたら我慢せずに担当替えをお願いしましょう。
実際、ワークポート公式サイト内のよくある質問部分でも交代可能と明記されています。
各社によっては書かれていないサイトもありますが、ほとんどのサービスで可能と考えておいてください。
不安な場合は登録の際に質問してみてはいかがでしょうか。
担当替えのお願いは電話やメールでもできますが、本人に言いにくい場合は、Webページのお問い合わせ窓口からメッセージを送っても良いでしょう。
また、転職エージェントはいくつか併用し、最も相性の良い担当者がいるところを選ぶのもおすすめです。
2.自分のペースで転職活動しにくい
転職エージェントを利用することで、自分のペースで活動しにくいと悩むITエンジニアさんもいます。
転職エージェントは、希望条件に合う求人が出れば連絡をくれますし、活動状況を知るために連絡をしてくることもあります。
できる限り早く転職したい方や、自分で動くのが苦手な方にとっては、転職活動の道筋を作ってくれ、後押ししてくれる頼もしい存在です。
ただ、急かされているようでストレスを感じる人もいるようです。
コミュニケーションが苦手だったり、他の人からの押しに弱いITエンジニアさんの場合、ストレスも大きいことでしょう。
「転職を急いでいない」「自分のペースで転職活動をしたい」という方は、『Green』や『paiza転職』といった転職サイトの利用をおすすめします。
転職サイトの場合は担当者がつきませんので、自分主導で活動ができます。
「転職活動に必要な情報は手に入れたいがサポートは必要ない」というITエンジニアさんは、転職サイトを活用しましょう。
3.スキルや経験不足で応募できないことがある
登録した転職エージェントに魅力的な求人があっても、必ずしも応募できるわけではありません。
転職希望者を企業に紹介する前に、転職エージェントの中で社内選考があるためです。
転職者側ができるだけ好条件の企業に入社したいように、企業側もできるだけ優秀な人材に来てもらいたいと思っています。
また、企業側からは即戦力を求められることも多く、ITエンジニアとしての知識やスキルを担保できていたとしても、実際にやってほしい業務内容とマッチしない場合も出てきます。
転職エージェントにとっては企業が顧客なので、顧客の満足度を高めるために良い人材を紹介したいと考えているからです。
登録した転職エージェントであまり仕事を紹介してもらえない場合は、スキルや経験が足りていないことも考えられます。
「未経験求人が多いエージェント」など、自分のレベルに合った転職エージェントを選びましょう。
もしくは、IT副業を通じて様々な案件をこなしていくことでスキルを磨いていくのも選択肢のひとつといえるでしょう。
転職エージェントを利用する際の流れ
それでは、実際に転職エージェントを利用する際の流れを解説していきます。
どのエージェントもおおまかな流れは同じですので、初めて利用する方は目を通しておきましょう。
転職エージェントの公式サイトから、「職歴」「希望条件」などの登録を行います。
1ページ内のすべての項目を入力するサイトもあれば、『ギークリー』や『マイナビIT AGENT』のように、順番に出てくる質問に回答していくカタチで登録できる転職エージェントもあります。
情報量が多いほど、コーディネーターがあなたのスキルや強みを判断しやすくなり、ミスマッチのないお仕事を紹介できるようになるので、できる限り詳細に入力しましょう。
登録後は、担当アドバイザーと面談を行います。
登録時に入力した内容をもとに、キャリアや強みの棚卸し、転職目的や希望条件の明確化などを行うのが目的です。
また、転職エージェントが提供しているサービスの説明や、「転職を希望する業種・職種」「転職市場の動向」の情報提供も行われます。
所要時間の目安は1時間~1時間半ほど。
『キッカケエージェント』など、オンライン面談ができるところも増えています。
あなたの希望条件に沿った求人を紹介してもらいます。
希望条件のハードルが高くなければ20社程度紹介してもらえることも珍しくありません。
提案された求人に対しては、1週間をめどに応募するかしないかの返答をしましょう。
提案された求人の中に魅力的な案件が見つかったら、転職エージェントを通じて応募手続きをします。
応募の際には、応募書類にアドバイザーからの推薦状が添付されます。
履歴書や職務経歴書の添削サービスがある転職エージェントも多いので、「職歴に自信がない」「異業種・異職種への転職」など、応募書類の書き方に不安がある方は積極的に利用しましょう。
書類選考に通過したら、いよいよ企業との面接です。
多くの転職エージェントは、面接に向けてのアドバイスや模擬面接を実施しています。
「アピールが苦手」「うまく話せるか不安」「どんなことを聞かれるのだろう」と不安な方は、積極的に利用して面接に備えましょう。
内定が出たら、転職エージェントを介して入社日の調整をします。
働きながらの転職活動では退職日の調整が難しいケースも多いため、アドバイザーが入社日を調整してくれるのはありがたいですね。
現在の職場から慰留された際に、退職の交渉方法についてアドバイスしてくれる転職エージェントもあります。
ITエンジニア向け転職エージェントに関するQ&A
ITエンジニア向け転職エージェントを利用する際のよくある質問について紹介します。
あなたの知りたい点があれば、ぜひチェックしてみてください。
転職エージェントでは、転職の意思が固まっていない方の相談も受けています。転職すべきか今の職場にとどまるべきかも含め、コーディネーターと一緒に考えていきましょう。
異業種からIT業界やITエンジニアに転職する方もたくさんいます。
またIT企業の中には、ITエンジニア以外にさまざまな職種もあって、これまでの経験やスキルを活かせるお仕事の提案を受けられる可能性もあるので、ぜひ相談してみてください。
「未経験者」を積極的に受け入れている企業自体は存在します。
ただ「プログラミングに全く触れたことがない」「学習経験もない」という状態だとITエンジニア転職は難しくなります。
プログラミングスクールなどを利用して、基礎的なスキルや知識を身につけておくと応募の際のアピールになり、転職もしやすくなりますよ。
プログラミングの学び方について詳しく知りたい方は、「未経験からプログラマーになるには?独学での勉強方法も解説」の記事が参考になるのでチェックしてみてください。
あなたが気づいていない強みやアピールポイントを見つけ、納得のいくお仕事を提案するのが転職エージェントの仕事です。
スキルに自信がなくて転職へ不安を感じている方こそ、転職エージェントを利用してください
むしろRS MEDIA編集部としては、複数登録をおすすめします。
特定の転職エージェントにしか求人を出さない企業も多いため、複数のエージェントに登録したほうがより多くの求人に出会えます。
多くの方が複数登録をしていますし、各エージェントの担当者に複数登録が知られても何も問題ありません。
働きながら転職活動を行う人も多いため、多くの転職エージェントは平日の夜間や土日にも面談を行っています。
また、オンライン面談に対応しているところもあるので、問い合わせてみてください。
ITエンジニアの転職市場を解説
この章では、ITエンジニアの転職市場について解説します。
転職が頭をよぎったら、ITエンジニアの転職市場をチェックして転職に備えてください。
近年「IoT技術」「スマホ」「クラウド化」「DX推進」などでIT市場は急拡大を遂げてきましたが、技術の進化やトレンドによって、転職市場のニーズは変動するためですね。
転職エージェントのヘイズジャパンが公表した、『2023年に需要が高まるIT職種トップ10』によると、2023年なら「サイバーセキュリティエンジニア」「クラウドエンジニア」などのニーズが高まっています。
ちなみにITエンジニアの転職市場は、2023年12月現在、引き続き活況です。
厚生労働省が発表した『一般職業紹介状況(令和5年10月分) 』によると、常用(除パート)の情報処理・通信技術者の有効求人倍率は「1.64」で、職業計の「1.24」に比べても高いことがわかります。
また、転職サイトのdodaが2023年11月21日発表した『転職求人倍率レポート(データ)』では、全体が「2.42」に対してエンジニア(IT・通信)の転職求人倍率は「9.98」と、こちらも高水準です。
データでもわかるようにITエンジニアは売り手市場で、リモートワークやフレックス制度、研修制度を充実させるなど、ITエンジニアの働きやすい環境を整える企業も増加。
人材を確保したい企業間でのITエンジニア争奪戦は激化しており、求職者側としては、スキルや経験が浅くても希望に合った転職を実現しやすい状況だと言えるでしょう。
ただし、経済産業省の『IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果』によると、2008年から2015年の7年間で、情報通信業に就労している外国人は約2倍になっています。
今後、ITエンジニア不足を外国籍IT人材で解消する企業も広がっていくと考えられます。
社内公用語を英語化するIT企業も増えており、市場価値を高めたいITエンジニアは、優秀な外国人ITエンジニアと市場で競える語学やコミュニケーションスキルの習得は欠かせないでしょう。
転職エージェント登録後も転職活動がうまく進まない場合、IT副業の選択肢もあり
転職エージェントへ登録したにも関わらず、求人の紹介が少なかったり来なかったりと、転職活動がうまく進まずに悩む人も少なくありません。
もちろん、タイミング的にたまたま募集中の求人が少ない場合もあります。
しかしIT業界全体が深刻な人材不足に悩んでいることを考えると、自分が希望する条件に対して、現在のスキルと実績不足の可能性も否めません。
経済産業省が発表したデータによると、2025年には40万人、2030年には45万人のIT業界人材が不足すると言われています。
いまの職場が辛すぎて辞めることが優先事項なのであれば、希望とかけ離れた条件でも妥協しての転職もアリでしょう。
もしそうでないのであれば、『ムリに転職を決めようとせず、一旦活動をストップする』のも選択肢のひとつです。
現在のスキルや経験値が足りない状態で無理に転職しても、最初は仕事についていけないことにあわさって、収入ダウンの可能性も高くなるからです。
代替案として、転職活動に割いていた時間をITエンジニア関連の副業をする時間にあててみてはいかがでしょうか。
次のように、副業を通じて得られるメリットもあるからです。
- いまの自分のレベルが仕事の中で通用するのか確認できる
- 副業案件をこなしていく中で実践スキルが磨かれる
- 転職活動時のアピール材料が増える
- 副業収入を追加で得られる
ただし、副業にのめり込みすぎて、本業をおろそかにしてしまったりと、目的自体を見失わないよう注意しましょう。
ITエンジニア副業の具体的な取り組んでみたい方は、クラウドソーシング「クラウディア」の提供記事、『システムエンジニアの副業の始め方やメリット・デメリット』をチェックしてみてください。
システムエンジニア向けの記事ではありますが、副業に必要な情報自体は同じなので、別のITエンジニア志望の場合でも参考になります。
監修者からITエンジニアの転職活動や転職エージェント活用について総括アドバイス
ITエンジニア向けおすすめ転職エージェントや活用法について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
総括として、当記事の監修者、アカリンク合同会社の相馬氏、株式会社ジャストイットの富澤氏のお二人からITエンジニアの転職活動や転職エージェントのおすすめ活用法についてアドバイスいただいたので紹介します。
これからITエンジニアとしての転職を考えている方は参考にしてみてください。
アカリンク合同会社の相馬です。
私は今でこそ独立起業していますが、過去は転職を数回経験しております。
大学時代は理系の学部でITエンジニアを希望して就職活動しました。
しかし当時は就職氷河期で厳しい時代。3流大学の上、成績があまり良くなかったため、志望する企業には就職できませんでした。
何とか入社できたのが物流会社の営業職。ITエンジニアとは程遠いため2年で退職してしまいました。その後は就職活動するにもまだまだ厳しい時代が続いています。
その当時の25年程前は転職エージェントはなかった(知らなかった)ため、転職雑誌をみながら自力で探していきました。
半年以上やっても全く決まらず、焦る日々が続きます。何とか情報処理二種(現在の基本情報処理)試験に合格してアピールポイントを作り、ようやく第一志望の富士通に入社することができました。
富士通に勤めること約10年、新たなチャレンジをしたいと思い、そこではじめて転職エージェントを知り早速3社に登録しました。すぐに多くの企業を紹介してもらい、前回とは逆に選べる立場へ。
転職エージェントの凄さを実感しました。
企業の紹介だけではなく、その企業の特徴や強み、求める人物など情報提供の他、自分の強みを引き出してもらい、面談のやり方もアドバイス‥など至れり尽くせりです。
散々悩んだ挙げ句、スマホという言葉もない時代に日本で最初にスマホ型端末を発売したウィルコムへ転職を決めました。
ところがウィルコムへ転職して4年ほど経過した時に経営破綻へ。
そこで二回目の転職エージェントのお世話になります。前回の3社+2社へ登録して、多くの企業を紹介してもらいました。(結局、ウィルコムはソフトバンクに吸収合併されたので転職せずに済むことになりました。)
この二回の経験から、転職エージェントにはそれぞれ特徴があるのがわかりました。この記事でも転職エージェントの特徴が掲載されていますが、他にも様々な特徴があります。
- 大手企業を中心
- 大手ではないが優良企業
- 地方企業に強い
- 給料や福利厚生などの待遇面
- 自身の強みを優先
- 数年後のキャリアパスを優先
- 新人や若手に強い
‥など
今の時代は様々な転職エージェントがあり、それぞれ得意不得意分野もあります。
それぞれがインターネットなどでは得られない、独自の情報も持っていることもあります。
しかし、2万社あると言われる転職エージェントの中には残念ながら入社させるだけが目的のところもあります。あまり話も聞かないで「とりあえず申し込んでください」のような転職者のことを考えていないところも多いと聞いています。
そのような場合、会社に合わずにまたすぐに転職することになるかもしれません。それを避けるために、まずはこの記事で紹介されている複数社へ登録してみましょう。そして例えば以下について、良く話し合ってみるのが良いと思います。
- なぜ転職したいのか
- 転職して何をしたいのか
- 企業に求めるもの一番優先する点は何か
- 転職して将来どうしたいのか
- 特に何をサポートして欲しいのか
企業との間に入って交渉して貰い、面接対策も考えてくれます。
なにせ無料で親身になってサポートしてくれるので、使わない手はありません。遠慮せずに使い倒すぐらいの気持ちで、十分活用してみてください。
自分のスタイルに合った良い転職エージェントをよく見極めて、転職を成功させましょう。
■監修者プロフィール
アカリンク合同会社 相馬正伸氏。
大学卒業後、大手物流会社に営業職として入社。富士通株式会社で10年間医療機関向けのプロジェクト管理を行う。
その後日本初のスマホ(W-ZERO3)に興味を持ち、ウィルコム株式会社へ入社。ソフトバンク株式会社までの10年間は、システム運用設計・システム企画・社内業務改善などを行う。
2018年に独立し、ITコンサルティング会社であるアカリンク合同会社を設立。
経済産業省認定のIT導入支援事業者として、ITツールを50種類以上取り扱い、DX推進を行っている。IT歴25年間で3万人以上のITに関する相談を受け、合計100億円以上のシステム導入に携わる。2022年6月15日に著書『超DX仕事術』をサンマーク出版より発売。
IT業界は人手不足に陥っていて、経済産業省の調査(2019年3月)によると、2030年には約79万人のIT人材が不足との結果も出ています。
現時点においても、人材不足に悩んでいるIT企業は多く、転職やヘッドハンティングも至る所で行われています。
実績の大きさにあわせて他企業からのスカウトも増えて、現在の会社よりもはるかに高収入、高待遇の誘いも混ざっていた場合、目移りしないほうが難しいのではないでしょうか。
収入をはじめとした『待遇面』だけをみての転職をした結果、後悔している人を多くみてきたので注意しましょう。
当たり前の話ですが、高待遇であるほど高いレベルの技術と即戦力としての活躍を期待されます。
仕事についていけず精神的に追い込まれたり、社内での居場所を失い再転職することになっている人も何度となくみてきました。
なかでも『プログラマー』や『ITエンジニア』の方に多いです。
IT業界とひとことにいっても様々な職種がある中で、その中でも仕事の負荷が大きくなりがちなポジションだからです。
大きな理由は2つあって、そもそもITエンジニア自体が足りていないのと、技術面の問題から社内の他スタッフが対応できません。
もし社内に他のITエンジニアがいた場合であっても、それぞれで扱えるプログラミング言語が違ったり、ソースの組み方が違うことから代わりに対処できないことも多々出てきます。
さらにはITエンジニアとしてのスキルや経験が積み重なるにつれて、より魅力的な提案が多数舞い込みやすくなります。
転職先の条件において、収入や待遇の面が大切なのはもちろんですが、実際に行う仕事内容や労働環境など隅々までリサーチしたうえでの転職がおすすめです。
日々の仕事が忙しくて空き時間が少ない中、調査にかける時間をさらに増やすことへ抵抗あるかもしれませんが、転職してから「辞めておけばよかった…」と後悔したくないと考えるのであれば、手間をかける価値は高いといえるでしょう。
■監修者プロフィール
株式会社ジャストイット WEBディレクター富澤利恵氏
複数のフリーライターやフリーのWEBデザイナーを統括して、「教えて!オンライン英会話」「教えて!英会話教室」などWEBサイトを運営。
フリーランスのライター、プログラマー、デザイナー、エンジニアとも連携し、現在教育関連サイトをはじめとした計5サイトのディレクター業務を1人で行っている。