【事務職に強いおすすめ転職サイト&エージェント10選】選び方や活用方法も紹介
事務職は「土日に休める」「残業が少ない」「座り仕事だから負担が少ない」といった理由で、年齢を重ねても働きやすい職種として大変人気があります。
異職種から転職を目指す人、スキルアップや待遇・環境の改善を求めて転職する現職の人も多く、競争率は非常に高いです。
そのため、「転職サイト」や「転職エージェント」を利用して、転職活動の幅を広げたり、サポートをしてもらって転職活動を有利に進めたいと考えている人も多いのではないでしょうか。
ただ、事務職に特化した転職サイトや転職エージェントはほとんどなく、どれを選べばいいのかわからなくて悩んでいる人もいるでしょう。
当記事では、事務職に強いおすすめの転職サイト&エージェントを厳選してピックアップしました。
さらに事務職に強い転職エージェントを使うメリット・デメリットや、実際に利用した方の声も紹介しています。
事務職におすすめの転職サイト&エージェント10選
それでは早速、事務職に強いおすすめの転職サイト&エージェントを紹介していきます。
以下、各転職サイト&エージェントの特徴や、おすすめポイントなども紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。
【マイナビエージェント】満足度の高い事務職転職を目指す20~30代におすすめ
- 20代・30代の転職支援に強い
- アドバイザーの対応力に定評がある
- 企業担当アドバイザーからリアルな企業情報が得られる
20~30代で事務職への転職を考えている人には、マイナビエージェントをおすすめします。
マイナビエージェントは20~30代の転職支援実績が豊富だからですね。
公式サイト上に掲載されている「転職成功事例」を見ても、20~30代が中心で、「営業事務」「一般事務」「受付事務」などに転職した人の声が掲載されています。
支援実績が多いのはもちろん、利用者からも高く評価されており、「2023年オリコン顧客満足度調査」では満足度総合No.1にも輝いています。
評価・満足度が高い理由のひとつは、丁寧に対応してくれるキャリアアドバイザーが多く、マッチング精度が高いこと。
またキャリアアドバイザーとは別に「企業担当アドバイザー」がいるため、求人票ではつかめないリアルな職場の雰囲気や企業風土などの情報も教えてもらえます。
20~30代の事務職希望者であれば、まず登録しておきたい転職エージェントのひとつと言えるでしょう。
働き方 | 正社員、契約社員 |
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取扱業界 | IT/通信業界、インターネット/広告業界/ゲーム、メーカー/製造業、人材サービス、商社、金融機関/金融業界、コンサルティングファーム/監査法人・事務所、不動産/建設業界、小売/運輸・物流/飲食、サービス業、医療/介護サービス、教育・学校/エネルギー/その他業界 |
取扱事務職の種類 | 管理部門アシスタント、秘書/受付、事務/アシスタント、貿易事務・国際事務・英文事務、通訳・翻訳 |
求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社マイナビ |
公式サイト | https://mynavi-agent.jp/ |
【doda】転職支援もスカウトも受けたい人におすすめ
- 求人数が豊富で直接応募も可能
- 幅広い業種の事務職求人あり
- 転職サイトと転職エージェントどちらも使える
事務職の転職を検討しているものの、どの方法で転職活動をすればいいかわからない人は、ぜひdodaを活用してみてください。
dodaは転職サイトと転職エージェントが一体化したサービスです。
自分で求人検索を行い直接応募できるのはもちろん、転職支援が受けられる「エージェントサービス」や、企業から直接オファーが届く「スカウトサービス」があります。
1社に登録するだけでいろんな転職活動が行えるので、まずは登録してサービスを試してみるといいでしょう。
「営業事務」や「一般事務」を中心に、「経理事務」「金融事務」「貿易事務」など専門性を必要とする事務職求人もあるので、キャリアチェンジを希望している人にも使えます。
また、さまざまな業種の企業と取引があるため、異業種転職を目指したい人にもおすすめです。
働き方 | 正社員、契約社員 |
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取扱業界 | IT・通信業界、インターネット・広告・メディア業界、メーカー(機械・電気)業界、メーカー(素材・化学・食品・化粧品・その他)業界、商社業界、医薬品・医療機器・ライフサイエンス・医療系サービス、金融業界、建設・プラント・不動産業界、コンサルティング・リサーチ業界・専門事務所・監査法人・税理士法人、人材サービス・アウトソーシング業界・コールセンター、小売業界、外食産業・飲食業界、運輸・物流業界、エネルギー(電力・ガス・石油・新エネルギー)業界、旅行・宿泊・レジャー業界、警備・清掃業界、理容・美容・エステ業界、教育業界、農林水産・鉱業、公社・官公庁・学校・研究施設、冠婚葬祭業界、その他 |
取扱事務職の種類 | 経理事務・財務アシスタント、総務・法務・知財・人事アシスタント、購買・物流・貿易アシスタント、企画・マーケティングアシスタント、金融事務、医療事務、秘書・受付、通訳・翻訳、営業事務・一般事務 |
求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | パーソルキャリア株式会社 |
公式サイト | https://doda.jp/ |
【はたらいく】経歴に自信はなくてもヤル気がある人におすすめ
- 地域密着型の転職サイト
- 地元企業・中小企業の事務職が見つかる
- 「らいくレジュメ」で人柄をアピールできる
「事務職に転職したいが、経験や資格がない」と悩んでいる人におすすめなのが、はたらいくです。
はたらいくは、人柄重視のアピールが可能な転職サイトだからですね。
熱意を評価してくれる求人が多いため、未経験でも挑戦しやすい事務職の仕事が見つかります。
また「仕事スタイル」「職場環境」「やりがい」を重視した職探しがしやすいのも、はたらいくの特徴です。
経験やスキルとは違う軸をもって、転職活動したい人に向いているといえるでしょう。
さらに、地域密着型のサービスでもあるので、「地元で事務職に就きたい」「大手より中小企業がいい」といった人にもおすすめです。
働き方 | 正社員、契約社員、アルバイト |
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取扱業界 | 幅広くカバー |
取扱事務職の種類 | 一般事務、営業事務、受付・秘書、経理・財務・会計、企画・マーケティング、広報・宣伝・販売促進、コールセンター、総務・人事、法務・特許事務、貿易・英文・国際事務、アナリスト・リサーチャー、バイヤー・マーチャンダイザー、生産管理・商品管理、データ入力・オペレーター、その他事務 |
求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社リクルート |
公式サイト | https://www.hatalike.jp/ |
【イーキャリア】効率的に事務職の転職活動を進めたい人におすすめ
- AI機能がおすすめの事務職求人をマッチング
- 「未経験歓迎」の事務職求人が見つかる
- ソフトバンクグループが運営する転職サイト
イーキャリアは転職活動を効率化したい人におすすめの転職サイトです。
なぜなら、転職活動を効率化できるツールが充実しているからですね。
具体的には以下のツールが活用できます。
- 求職者のサイト内での動きを学習した「AIによる求人提案」
- オンライン面接アプリ「facehub」
- マッチングが成立した企業とチャットができる「ライトエントリー機能」
従来の転職サイトに比べると、気軽に企業とコミュニケーションがとれる転職サイトだといえるでしょう。
また、ソフトバンクグループが運営している転職サイトでもあるので、「LINE」や「ガンホー」といったソフトバンクグループ各社の求人をはじめ、大手グループや有名企業の事務職求人が掲載されることも。
便利なツールを活用しながら、事務職転職を効率的に進めたい人は、ぜひチェックしてみてください。
働き方 | 正社員、契約社員、紹介予定派遣、派遣社員、パート・アルバイト、業務委託、FCオーナー |
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取扱業界 | メーカー、商社、小売、IT・インターネット・通信、マスコミ・広告・デザイン、金融・保険、サービス |
取扱事務職の種類 | 営業、販売・サービス関連、ソフトウェア・ネットワーク関連、ゲーム関連、クリエイティブ関連、経営・企画・マーケティング、バックオフィス・事務関連、電気・電子・半導体・機械・メカトロ、化学・素材・医薬・食品関連、医療・福祉・介護関連、建築・土木・設備、コンサルティング・金融・不動産、フランチャイズ・公務員・団体職員・農林水産関連 |
求人対応エリア | 全国、海外 |
運営会社 | SBヒューマンキャピタル株式会社 |
公式サイト | https://www.ecareer.ne.jp/ |
【女の転職type】都市部で事務職に就きたい女性におすすめ
- 女性が使いやすい転職サイト
- 都市部の事務系求人が多い
- 事務職向け転職ノウハウ・実例が充実
女の転職typeは、事務職の転職を考えている女性におすすめの転職サイトです。
「家庭・育児と仕事を両立しやすい」「リモートワーク可能」「土日休み」など、女性が希望する条件の求人が多いからですね。
求人ごとに「女性管理職が在職しているか」「残業の多さ」「産休取得事例の有無」などがわかりやすく示されているのもポイントです。
そのため「家庭や育児と両立しながら働きたい」「将来、結婚・出産などのライフイベントを経ても働き続けたい」と考えている女性にはとくにおすすめです。
また、掲載している事務職の種類も多く、他の転職サイトでは見かけない「英文事務」「特許事務」「国際事務」といった求人もあります。
事務未経験の人から事務系総合職まで、幅広い女性のキャリアに対応した転職サイトなので、女性で事務職転職を希望する人はぜひ活用してください。
働き方 | 正社員、契約社員、紹介予定派遣・派遣、アルバイト・パート、業務委託、その他 |
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取扱業界 | 総合、流通、サービス、飲食、ファッション、ジュエリー、化粧品、ヘアケア、消費財、美容、エステ、教育、医療・福祉、マスコミ・印刷、企業サービス、情報サービス、人材サービス、金融、住宅・不動産、建築・土木、コンサルティング、シンクタンク、IT、通信、インターネット、電気・電子、機械、化学、素材、医薬品、バイオ、食品、官公庁、公共サービス、その他 |
取扱事務職の種類 | 経営企画、事業企画、事業開発、経理、会計、財務、総務、人事、労務、採用、法務、知財、特許、秘書、受付、一般事務、営業事務、営業アシスタント、貿易事務、国際事務、英文事務、法律事務、特許事務、金融事務、銀行事務、会計事務、生産管理、在庫管理、品質管理、品質保証、その他事務関連職 |
求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社キャリアデザインセンター |
公式サイト | https://woman-type.jp/ |
【ハタラクティブ】未経験から事務職に転職したい20代におすすめ
- 20代・未経験者向け転職エージェント
- 応募書類の添削や面接対策に強い
- 事務職転職の相談にのってくれる
ハタラクティブは、未経験から事務職にチャレンジしたい若手におすすめの転職エージェントです。
なぜなら、20代&未経験者の転職支援に特化しており、「未経験の若手を採用したい企業」の求人を多く扱っているからですね。
「書類通過率96%以上」「内定率80%以上」なので、自己流の転職活動では内定をもらえなかったという人にとっても、心強い味方になってくれるでしょう。
(※2022年2月〜2022年4月時点の面接実施した求職者のうち、内定が出た求職者の割合。)
また若手向けのサービスでありながら、利用者の多くが大手企業に転職しているのも魅力。
利用中はキャリアアドバイザーとLINEで連絡が取れるので、気軽に相談したり、疑問点を解決しやすいのもいいですね。
転職活動の経験がない20代若手で、事務職転職を目指したい人は、ハタラクティブに相談してみるといいでしょう。
働き方 | 正社員、契約社員 |
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取扱業界 | サービス業、不動産・建設業、IT・通信業、流通・小売業、メーカー/製造業、教育、その他 |
取扱事務職の種類 | 一般事務、アシスタンス・コーディネーター、業務管理部事務職、カスタマーサポート、サポートスタッフ、テレマーケティング・オペレーションスタッフ、営業事務、営業アシスタント、コールセンター、英語事務職、訪問コーディネーター、貿易・経理事務職、エンジニアサポート(事務)、ITサポート事務など |
求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | レバレジーズ株式会社 |
公式サイト | https://hataractive.jp/ |
【アイデムスマートエージェント】強引な求人紹介を受けたくない人におすすめ
- 「ポジションサーチ型」の転職支援を実施
- アイデムグループならではのネットワークあり
- 多種多様な事務職求人を保有している
転職エージェントを利用したときに、強引に応募をすすめられた経験がある人もいるのではないでしょうか。
求人への応募をゴリ押しされたり、内定受諾を猛プッシュされたくない人は、アイデムスマートエージェントがおすすめです。
アイデムスマートエージェントでは、転職を希望する人の経歴をベースに、求人企業を開拓する「ポジションサーチ型」というサービスを提供しているからですね。
求職者に合った潜在的な求人も探してもらえるので、現在募集が出ている求人の中から希望に合わない求人を無理矢理紹介されることもありません。
また、アイデムスマートエージェントの運営元であるアイデムは、長く求人広告事業に携わってきており、これまでに25万社以上の企業と取引実績があります。
保有している事務職求人も幅広く、多種多様な業種に、大手企業から地元の中小企業まで企業規模もさまざまです。
事務職や管理部門を得意としているキャリアアドバイザーも在籍しているので、内定までマンツーマンで転職をサポートしてもらえるでしょう。
保有求人の多くは関東や関西中心ですが、全国各地の求人も保有しており、地方在住者のサポートも行っています。
アイデムグループならではのネットワークや情報量を活かした、転職支援を受けたい人は、ぜひ活用してください。
働き方 | 正社員、契約社員 |
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取扱業界 | 医療・福祉・介護・教育、メーカー(食料品・化粧品・機械)、人材ビジネス、コールセンター、商社など |
取扱事務職の種類 | 事務、企画、管理系 / 人事・総務・労務、秘書・受付・アシスタント、 一般事務・営業事務、技術系(電気、電子、機械) / 品質保証、品質管理、生産・製造管理、営業、販売系 / スーパーバイザー |
求人対応エリア | 全国+海外 |
運営会社 | 株式会社アイデム |
公式サイト | https://smartagent.jp/ |
【とらばーゆ】未経験から事務職転職を目指したい女性におすすめ
- 女性向け転職サイト
- 女性の働きやすい企業が多い
- 全国エリアの事務職求人が見つかる
1980年に日本で初めて女性のための転職情報誌として創刊された「とらばーゆ」。
未経験から事務職転職を目指している女性には、とらばーゆがおすすめです。
現在も「女性のための求人・転職サイト」として転職意欲の高い女性から支持されており、女性の採用に積極的な企業のさまざまな求人が集まっています。
求人を掲載している企業は、「未経験者」や「働くママ」への理解も深く、女性が働きやすい職場環境や働き方への配慮もあります。
正社員だけでなく、パート・アルバイトの事務職求人もあるので、いきなり正社員事務に抵抗のある人や、「子どもが小さいうちは扶養内で経験を積みたい」と考える人にもおすすめです。
「子育てママ在籍中」「残業10時間以下」など、女性に人気の条件を選んで絞り込み検索ができるので、まずは求人検索で希望に合う事務職求人があるかチェックしてみてください。
とらばーゆは全国エリアの求人を掲載しているので、地方での事務職探しにも使えます。
ただし、求人数は多いとは言えないので、他の転職サイトやエージェントと併用するといいでしょう。
働き方 | 正社員、契約社員、アルバイト・パート、派遣社員 |
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取扱業界 | 幅広くカバー |
取扱事務職の種類 | 一般事務、受付、営業事務、経理・財務・会計、総務・法務、秘書、貿易・英文・国際事務、マーケティング・企画・調査・販売促進、広報・宣伝、人事、生産・在庫・商品管理、手配・管理業務、コールセンター・スーパーバイザー、通訳・翻訳、特許事務・法律事務、データ入力・OAオペレーター、その他オフィス系ワーク、その他オペレーター、ユーザーサポート・カスタマーサポート |
求人対応エリア | 全国 |
運営会社 | 株式会社リクルート |
公式サイト | https://toranet.jp/ |
【MS-Agent】大手企業の管理部門や士業事務所の事務職を希望する人におすすめ
- 管理部門・士業の転職支援に特化
- 経理や士業事務所の事務職求人に強い
- 30年以上の実績あり
「経理」「法務」「総務」といった部門の事務職を希望する人には、MS-Agentがおすすめです。
MS-Agentは管理部門と士業に特化した転職エージェントで、大手や外資系企業はもちろん、「税理士事務所」「弁護士事務所」「社会保険労務士事務所」などの事務職求人も紹介してもらえるからですね。
これまで、管理部門・会計スペシャリストの転職支援で30年以上の実績があり、のべ26,000名以上を転職成功に導いてきた、経験豊富なキャリアアドバイザーが多数在籍しています。
扱う年齢層やポジションも幅広く、未経験者向けの求人も保有しているので、第二新卒などの若手から管理職クラスまで転職支援を受けられます。
また、事務職経験を活かして、経理や法務などの専門性を高めたいというキャリアアップ転職を目指すことも可能です。
非公開求人も多く、MS-Agentでしか扱っていない独占求人もあるので、大手や外資系企業の管理部門、または士業事務所に興味のある人はぜひ登録してみてください。
働き方 | 正社員 |
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取扱業界 | 経理・財務、人事・総務、法務・知的財産、経営企画・内部監査、広報・IR・マーケ・購買、秘書・オフィスワーク、会計事務所・監査法人、法律・特許事務所、社会保険労務士事務所、コンサルティング、役員、金融、その他 |
取扱事務職の種類 | 会計事務所(会計・税務)、貿易事務、法律事務所、特許事務所、 |
求人対応エリア | 全国、海外 |
運営会社 | 株式会社MS-Japan |
公式サイト | https://www.jmsc.co.jp/ |
【リクルートエージェント】非公開求人を紹介してもらいたい人におすすめ
- 多彩な事務職求人を保有
- 非公開求人が豊富
- 転職支援が充実している
とにかく多くの求人を紹介してほしいなら、リクルートエージェントを活用してみてはいかがでしょうか。
人材サービスを提供するリクルートグループの一員であるリクルートエージェントは、さまざまな業界とのパイプがあり、常時たくさんの求人を保有しています。
一般的な転職サイトに掲載されない「非公開求人」の数も多いため、自分では見つけられない求人を紹介してもらえる可能性も大きいです。
とくに事務職は人気のある職種でもあるので、要件を満たしている人に声がかかる非公開求人を紹介してもらえれば、内定獲得も期待できるでしょう。
またリクルートエージェントは、「経営企画事務・事業企画事務」「マーケティング事務」といった他の転職エージェントでは見かけない事務職求人も充実しています。
転職支援は3ヶ月を目安に行われるので、できるだけ早く希望に沿った転職を叶えたいという人は、ぜひ登録して相談してみてください。
働き方 | 正社員、契約社員 |
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取扱業界 | IT・通信、Web・インターネット、機械・電気、化学・素材、商社、物流・運輸、小売・卸売・サービス、旅行・エンタメ、マスコミ・広告、人材、コンサルティング、金融・保険、不動産・建設、医療・医薬、インフラ・官公庁・その他 |
取扱事務職の種類 | 営業事務・営業アシスタント・一般事務、経営企画事務・事業企画事務、マーケティング事務、経理事務、法務事務、特許事務、総務事務・庶務、人事事務・人事アシスタント、医療事務・レセプト業務、不動産事務、学校事務・大学事務、秘書、受付、データ入力 |
求人対応エリア | 全国、海外 |
運営会社 | 株式会社リクルート |
公式サイト | https://www.r-agent.com// |

事務職に強いおすすめの転職サイト&エージェント10社を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
それぞれに強みや特徴があり、候補先を絞りきれずに迷ってしまう人もいるかもしれません。
もし、まだどのサービスを利用すべきか迷っているなら、希望条件別におすすめの転職サイト&エージェントを厳選ピックアップしてみたので、次の章もあわせて参考にしてみてください。
事務職に強いおすすめの転職サイト&エージェントを希望条件から選べる
続いて、以下の条件別に事務職に強いおすすめの転職サイト&エージェントを紹介します。
該当する希望条件があれば、ぜひ紹介している転職サイト&エージェントをチェックしてみてください。
1.20代向けおすすめ転職サイト&エージェント3選
20代で事務職転職を目指す人は、『マイナビエージェント』『ハタラクティブ』『はたらいく』を押さえておくといいでしょう。
上記3社は、20代若手向けの事務職求人が充実しているからですね。
マイナビエージェントは20代の転職支援に強みをもっており、非公開求人や独占求人を紹介してもらえることも。
サポート力も高いので、初めて転職する第二新卒者にもおすすめです。
20代の転職支援に特化したハタラクティブは、短期間での転職成功を強みにもっています。
最短2週間で内定が出ることもあるので、早く転職したい人は相談してみてください。
はたらいくは、幅広い年代の求人を掲載している転職サイトで、20代の事務職転職にも使えます。
ただし、事務職の求人数は多いとは言えないので、常時チェックしていい求人があれば応募するようにしましょう。
事務職の非公開求人&独占求人を保有。
【公式】https://mynavi-agent.jp/
20代の転職支援に特化。スピーディーな転職が叶う。
【公式】https://hataractive.jp/
事務職求人に直接応募ができる。
【公式】https://www.hatalike.jp/
2.30代向けおすすめ転職サイト&エージェント3選
すでに事務職経験があり、スキルを積んでいる人も多い30代。
30代で事務職転職を目指す人は、『doda』『リクルートエージェント』『MS-Agent』を活用するといいでしょう。
上記3社は、経験を活かせる事務職求人が豊富で、キャリアプランについて相談しながら、転職をサポートしてもらえます。
転職サイト&エージェントとして使えるdodaは、求人検索機能に「社会人経験10年以上歓迎」のチェック項目があります。
社会人経験豊富な30代向け事務職求人も見つかるので、ぜひチェックしてみてください。
リクルートエージェントは、幅広い業種の事務職求人を保有しており、「経営企画事務」「不動産事務」「特許事務」など専門性の高い事務職の紹介にも対応しています。
非公開求人が豊富なのも特徴で、年収アップ転職を目指したい30代には、好条件の求人紹介も期待できるでしょう。
税理士や弁護士といった士業の転職支援に強いMS-Agentは、「経理事務」や「法務事務」といった事務職求人が充実しています。
事務経験必須の案件が中心なので、事務職経験者でキャリアアップを目指したい人におすすめです。
直接応募可。転職支援も受けられる。
【公式】https://doda.jp/
これまでの経験を活かせる幅広い事務職求人あり。
【公式】https://www.r-agent.com/
スキル・経験・資格を求められる求人が多い。
【公式】https://www.jmsc.co.jp/
3.40代・50代向けおすすめ転職サイト&エージェント3選
40代~50代で事務職転職を希望する人は、『MS-Agent』『ミドルの転職』『FROM40』の3社をチェックしてみてはいかがでしょうか。
MS-Agentは幅広い年齢層の求人を扱っていますが、40代以降は「事務職のリーダー」といったポジションの求人が中心となってきます。
事務職でも責任や、やりがいのある仕事に転職したいと考えている人は、ぜひ相談してみてください。
今回の10選で紹介はしていませんが、ミドル世代の転職に特化した「ミドルの転職」や「FROM40」も押さえておくといいでしょう。
ミドルの転職はハイクラス向け転職エージェントではあるものの、事務職求人も豊富に扱っています。
専門的な実務経験を求められる求人が中心なので、担当者に相談しながら転職活動を進めてみてください。
「経験は浅いけれど事務職を目指したい」という40代・50代は、FROM40をおすすめします。
「40代以上応援」や「研修あり」の事務職求人があり、スカウトサービスを利用すれば、自分では見つけられない求人に出会える可能性もあるでしょう。
事務職のリーダーポジションを目指せる。
【公式】https://www.jmsc.co.jp/
登録者の平均年齢45歳。経験者向け事務職求人あり。
【公式】https://mid-tenshoku.com/
スカウトサービスあり。経験が浅くても事務職に挑戦可。
【公式】https://www.from-40.jp/
4.未経験から事務職を目指す人向けおすすめ転職サイト&エージェント3選
未経験から事務職に転職したい人は、『リクルートエージェント』『とらばーゆ』『イーキャリア』を活用するといいでしょう。
3社いずれも「未経験でも可」「未経験OK」「職種未経験歓迎」といった求人を掲載。
リクルートエージェントは上記3社の中でも、未経験可の事務職求人が、非公開求人もあわせると圧倒的に多いです。
転職支援も受けられるので、一人だと事務職に就ける自信がないという人はぜひ利用してください。
全国各地の求人をチェックできるとらばーゆは、事務職求人にも強く、経験・年齢に関係なく活躍できる職場が見つかります。
直接応募ができる転職サイトのイーキャリアは、詳細な条件で求人検索できる特徴があります。
未経験者向け事務職求人も多く、正社員経験のない人にも向いているので、一度求人を検索してみてください。
取引企業多数。未経験事務職の求人が豊富。
【公式】https://www.r-agent.com/
未経験者でも活躍できる事務職求人あり。
【公式】https://toranet.jp/
正社員経験のない人も事務職を目指せる。
【公式】https://www.ecareer.ne.jp/
5.女性向けおすすめ転職サイト&エージェント2選
女性に人気の高い事務職は、『女の転職type』や『とらばーゆ』を使って探してみるのもおすすめです。
両方とも女性に特化した転職サイトで、女性が働きやすい職場環境や勤務時間などの募集が見つかりやすいからですね。
女の転職typeは、「正社員で長く働きたい」という女性をターゲットとした転職サイトで、正社員事務職の求人が豊富です。
たとえば、「リモートワークOK」や「転勤なし」など、ライフワークバランスを重視した転職実現も可能でしょう。
メインユーザーは97%が女性で、20代~40代以上と幅広い年代に利用されているとらばーゆも、女性向けの事務職求人が多い転職サイトです。(参照:2019年4月~2019年9月「とらばーゆ」全応募者データ)
「産休・育休取得実績あり」や「18時までに退社できる」などの求人もあるので、子育てママにも利用しやすいでしょう。
正社員で長く働ける事務職求人が見つかる。
【公式】https://woman-type.jp/
子育てママ向けの事務職求人に強い。
【公式】https://toranet.jp/
6.医療事務の転職を希望する人におすすめ転職サイト&エージェント3選
事務職の中でもオフィスではなく、病院やクリニックに勤務する医療事務。
医療事務の転職を目指す人は、『リクルートエージェント』『doda』『アイデムスマートエージェント』を押さえておくといいでしょう。
上記3社は医療業界との取引もある転職エージェントで、医療事務の転職支援実績もあります。
好待遇の条件で働ける職場に転職したいと考えている人は、レセプト経験者向けの求人が多いリクルートエージェントを活用するといいでしょう。
キャリアアドバイザーのサポート力も高く、保有求人数が多いので選択肢も豊富です。
メディカル業界専任のキャリアアドバイザーが在籍しているdodaは、医療法人との取引もあるため、医療事務求人も充実しています。
未経験者歓迎の求人もあるので、医療業界が初めての人も興味があるなら、ぜひdodaでトライしてみてください。
アイデムスマートエージェントは、医療事務の転職支援を得意としているキャリアアドバイザーが在籍しています。
専門性の高いキャリアアドバイザーに相談しながら転職を目指したい人は押さえておくといいでしょう。
医療業界とも太いパイプあり。
【公式】https://www.r-agent.com/
未経験者向けの医療事務求人も見つかる。
【公式】https://doda.jp/
医療事務の転職支援に得意なキャリアアドバイザー在籍。
【公式】https://smartagent.jp/
事務職に強い転職エージェント利用のメリット・デメリット
この章では、事務職に強い転職エージェントを利用する際のメリット・デメリットについて紹介します。
メリット |
・一般には出回らない事務職の非公開求人を紹介してもらえる ・競争率の高い事務職でも転職成功率がアップする ・職場の雰囲気や仕事内容を詳しく教えてもらえる ・事務職のキャリアプランの立て方やキャリアアドバイスをもらえる ・事務職から他の職種を目指せる |
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デメリット |
・状況によっては事務職の求人紹介が難しい場合もある ・事務職専任のキャリアアドバイザーがいるとは限らない ・自分のペースで転職活動を進められない |
それぞれのメリット・デメリットについて確認していきましょう。
事務職に強い転職エージェントを利用するメリット5つ
事務職に強い転職エージェントを利用するメリットは、以下の5つです。
- 一般には出回らない事務職の非公開求人を紹介してもらえる
- 競争率の高い事務職でも転職成功率がアップする
- 職場の雰囲気や仕事内容を詳しく教えてもらえる
- 事務職のキャリアプランの立て方やキャリアアドバイスをもらえる
- 事務職から他の職種を目指せる
順番に解説していくので、ぜひ参考にしてください。
1.一般には出回らない事務職の非公開求人を紹介してもらえる
事務職に強い転職エージェントを利用すると、一般には出回らない事務職の非公開求人を紹介してもらえるメリットがあります。
企業の中には、転職サイトや自社のホームページなどには求人情報を掲載せず、非公開で採用活動を行うことも。
理由は以下の通りです。
- 事務職は大変人気のある職種で応募が殺到するため採用活動の手間を省きたい。
- 特定の事務スキルや経験がある人を採用したい。
- 企業の重要な情報漏洩を防ぐため。
- 急な欠員で採用を急いでいる。
とくに事務職は老若男女問わず人気のある職種のひとつなので、企業としても効率的に採用活動を行いたいわけですね。
大手企業や有名企業ともなると、さらに応募者が殺到するため、非公開求人で募集する傾向にあります。
また、新規事業や競合他社には知られたくないプロジェクトに向けて、新たに事務職を雇いたいときなども、求人を非公開にして慎重に採用活動を行います。
好待遇ややりがいのある求人だったり、スピーディーに仕事が決まる求人も見つかるので、非公開求人を紹介してもらうためにも転職エージェントの活用はおすすめです。
2.競争率の高い事務職でも転職成功率がアップする
競争率の高い事務職ですが、転職成功率がアップするのも転職エージェントを使うメリットのひとつです。
転職のプロが、内定獲得のための転職活動を徹底サポートしてくれるからですね。
具体的な転職活動のサポートは以下のとおりです。
- 自己理解を深めるキャリアカウンセリング
- 希望や適性に合った求人紹介
- 企業や業界、転職市場の情報提供
- 応募書類の添削
- 面接対策の実施
- 条件面の交渉
- 悩みや不安など都度相談にのってくれる
自分ではうまく対応できないことも、転職エージェントがすべて代行してくれます。
とくに一人で転職活動を行う場合と比べて、応募書類や面接の質疑応答のクオリティは段違いに良くなるので、ぜひサポートをお願いしてみてください。
また、「事務職なら業種は問わない」場合、応募する企業が属する業界についての情報も、転職エージェントがフレッシュで正しい情報提供をしてくれるので、理解も深めやすいでしょう。
3.職場の雰囲気や仕事内容を詳しく教えてもらえる
職場の雰囲気や仕事内容の詳細を教えてもらえるのも転職エージェントを利用するメリットです。
希望する企業の詳細な情報が入手できれば、対策が練りやすく、ミスマッチも生じにくくなるからですね。
転職エージェントでは、各企業の人事担当者と直接コミュニケーションを取っており、求人票にはない情報も提供してくれます。
そのため、自分で仕事探しをするよりも情報量に差がつくでしょう。
具体的には、転職エージェントから以下のような情報を提供してもらえます。
- 企業風土
- 職場環境
- 詳細な仕事内容や待遇
- 企業の採用計画
- 企業が必要としている人材像など
紹介された求人が自分に合うかも判断しやすく、入社後「イメージと違った」「仕事が合わない」などの理由ですぐ退職してしまうリスクも回避できるでしょう。
4.事務職のキャリアプランの立て方やキャリアアドバイスをもらえる
転職エージェントを利用すると、事務職のキャリアプランの立て方やキャリアアドバイスもしてもらえます。
キャリアアドバイザーが、事務職としてのスキルや経験などを考慮した上で、転職のプロ視点からのキャリアプランが提案可能です。
たとえば、簿記2級の資格取得後に一般事務から経理事務へ転職し、財務・会計の専門性を高めたうえで、得意な英語を活かして外資系企業で英文経理として働くなどですね。
また、キャリアプランを立てるために必要な自己分析の支援を行ってくれることも。
登録後の面談時に、「事務職は適職なのか」「事務職を続けていくべきか」といった相談も可能ですし、キャリアの棚卸しや方向性なども整理できます。
自分が事務職としてどのような道に進みたいのか分からない人や、転職を迷っている人はぜひ相談してくださいね。
5.事務職から他の職種を目指せる
事務職に強い転職エージェントなら、事務以外の職種を目指すことも可能です。
なぜなら、事務職だけでなく幅広い職種の求人を取り扱っていることが多いからですね。
いろんな業種の企業で必要な事務職の求人数は、さまざまな企業と取引がある総合型の転職エージェントほど多い傾向に。
今回10選で紹介している転職エージェントも、幅広い業種・職種の求人を保有している「マイナビエージェント」「doda」「リクルートエージェント」といった大手がいくつか挙がっています。
適性に合った仕事が事務職以外の職種だった場合でも、いろんな職種の求人を扱っている転職エージェントなら、別の職種の求人をすみやかに紹介してもらえるメリットがあります。
事務職に強い転職エージェントを利用するデメリット3つ
事務職に強い転職エージェントを利用するデメリットは以下の3つです。
- 状況によっては事務職の求人紹介が難しい場合もある
- 事務職専任のキャリアアドバイザーがいるとは限らない
- 自分のペースで転職活動を進められない
順番に解説していくので参考にしてみてください。
1.状況によっては事務職の求人紹介が難しい場合もある
求人の状況によっては、事務職の求人紹介が難しい場合もあります。
事務職は人気職種のひとつで、令和5年2月の事務的職業の有効求人倍率は「0.54」で、全体の有効求人倍率「1.27」に比べても低いことがわかります。(参照:厚生労働省「一般職業紹介状況(令和5年2月分)について 参考統計表」より。)
転職エージェントを利用して事務職転職を目指す人は他にもたくさんいるため、タイミングによっては紹介可能な求人がないことも。
また「未経験可」の求人であっても、内定の可能性が高い人を優先的にサポートするのが転職エージェントです。
即戦力となる経験者が登録していれば、スキルが浅い人や未経験者にはなかなか求人が回ってこないことも考えられます。
さらに、事務職の中でも一般事務などは専門性を求められないため、派遣やパートの求人が多い傾向にあることも理解しておくといいでしょう。

未経験者や経験の浅い人は、転職エージェントと併せて派遣会社に登録しておくのもおすすめです。
派遣社員なら正社員の求人を扱う転職エージェントよりも、「未経験歓迎」の求人案件が見つかりやすく、面接などもないためハードルも低いでしょう。
派遣で経験を積んでから転職を目指すという方法も可能です。
また、正社員や直接雇用を希望する人は、「紹介予定派遣」という働き方も選択肢のひとつです。
事務職の派遣社員については、『派遣事務におすすめの派遣会社ランキング11選!選び方のポイントも解説』の記事が参考になるのでチェックしてみてください。
2.事務職専任のキャリアアドバイザーがいるとは限らない
転職エージェントの中には、事務職専任のキャリアアドバイザーが不在なこともあります。
事務職は他の職種に比べると専門性は高くなく、また転職エージェントでは需要が少ないため、専任キャリアアドバイザーを置かないところも。
もちろん転職エージェントは、希望する職種や経歴に合ったキャリアアドバイザーを担当につけてくれます。
ただ、「あまり事務職のことをわかってもらえていない」と感じることもあるかもしれません。
事務職転職で転職エージェントを使う場合は、「事務職専任」のキャリアアドバイザーがつかない場合もあることを理解しておきましょう。

事務職転職に精通した担当者について欲しい人は、管理部門や事務職を得意領域としているキャリアアドバイザーが在籍しているか、確かめておくといいでしょう。
今回10選で紹介している転職エージェントには、上記に該当するキャリアアドバイザーが在籍しています。
転職エージェント | 専任・得意領域 |
---|---|
マイナビエージェント | 管理部門専任 |
doda | 企画・管理部門 |
アイデムスマートエージェント | 事務、医療事務 |
リクルートエージェント | オフィスワーク事務職、経理・人事・法務・知財・総務など管理部門全般 |
事務職に詳しいキャリアアドバイザーの転職支援を受けたい人は、上記4社の中から選んでみてはいかがでしょうか。
3.自分のペースで転職活動を進められない
転職エージェントを使うと自分のペースで転職活動を進められないデメリットがあります。
なぜなら、求人への応募はすべてキャリアアドバイザーを通して行う必要があるためですね。
たとえば、様々な種類の事務職求人に応募したいと考えていても、紹介された求人にしか応募ができません。
そのため紹介可能な求人がなければ、転職活動がスムーズに進まないケースもあります。
シビアな話となりますが、市場価値があまり高くない人材は求人紹介のペースもゆっくりになりがちです。
反対に1社ずつ吟味しながら応募したいと思っているのに、次々と新しい事務職の求人を紹介されることもあります。
転職を急かされているような気分になったり、焦りから転職先の企業を決めてしまいそうになります。
転職エージェントは、キャリアアドバイザーと二人三脚で転職活動を進めますが、自分がグリップを握ることは常に意識しておきましょう。

どのようなペースで転職活動を進めたいか、面談時に伝えておくことをおすすめします。
優秀なキャリアアドバイザーは、求職者のペースに合わせて転職活動を一緒に進めてくれるからですね。
- 「早く転職したいから、希望に合う求人があったらどんどん紹介して欲しい」
- 「転職を急いでいないので、希望に合う求人があれば検討したい」
など、具体的に伝えておくといいでしょう。
ただハイペースで転職活動を進めたくても、スキルや求人状況で難しい場合、自分のペースには合わせてもらえません。
転職エージェント以外にも、「転職サイト」「求人誌」「ハローワーク」などを併用し、応募の可能性を広げてみてはいかがでしょうか。
また、キャリアアドバイザーの中には自身の成果を出したい焦りから、あなたの興味のない求人や断りたい内定企業をおすすめされることもあります。
あなたの不満を伝えても改善しない場合、ほとんどの転職エージェントサービスでは担当者の変更が可能なので、交代してほしいことを各窓口に伝えていきましょう。
事務職に強い転職サイト&エージェントの選び方と活用方法
続いて、事務職に強い転職サイト&エージェントを選ぶ際のポイントや活用方法を紹介します。
転職サイト&エージェントを利用する際は、以下の選び方&活用方法を押さえておきましょう。
- 事務職の求人が多い転職サイト&エージェントを選ぶ
- 事務職の転職支援実績を確認する
- 複数の転職サイト&エージェントに登録して事務職の転職を目指す
- はじめから希望条件を絞り込みすぎない
- スカウト機能も活用する
順に解説しているので参考にしてください。
事務職の求人が多い転職サイト&エージェントを選ぶ
まずは事務職の求人が多い転職サイト&エージェントを選びましょう。
希望に合った求人が見つかりやすいのと、事務職は競争率が高いため、選考に通過しなかった場合でも、すぐに次の求人へ応募できるからですね。
さらに転職サイト&エージェントに公開されている求人だけでなく、スカウトや非公開求人の有無についても確認しておくといいでしょう。
スカウト機能があれば、企業の人事担当者から直接メッセージが届くこともありますし、人気の事務職の場合、非公開で採用活動を進める企業も。
また事務職と一口に言っても、いろんな種類があります。
自分の希望する事務職求人が多いかをチェックするようにしてくださいね。
事務職の転職支援実績を確認する
転職エージェントの登録前に、事務職の転職支援実績を必ず確認しておきましょう。
いくら求人が豊富でも、転職支援実績が乏しければ、転職を成功させることは難しい可能性があります。
事務職に特化した転職エージェントなら問題ありませんが、いろんな求人を扱っている場合、事務職求人の紹介は可能でも、内定を勝ち取るためのノウハウを持っていない場合もあります。
とくに専門性の高い事務職の場合、応募書類の書き方アドバイスや面接対策、転職市場の情報などの有無が合否を左右することも。
実績の確認は公式サイト上にある、以下の内容をチェックしてみるといいでしょう。
- 事務職のサポート対応が可能なキャリアアドバイザーの在籍有無
- 転職成功事例で事務職の経験談があるか
- 職種別に公表している転職支援実績に事務職が入っているかなど
複数の転職サイト&エージェントに登録して事務職の転職を目指す
事務職の転職活動は、複数の転職サイト&エージェントに登録するのがおすすめです。
1社だけに絞って登録しても、満足できる数のオファーが届かなかったり、求人紹介をしてもらえない可能性があります。
転職サイト&エージェントごとに特徴があり、それぞれの強みがあるサポートを併用すれば、転職成功率もアップするでしょう。
たとえば、転職サイトから直接応募したりスカウトを受け取ったりしながら、転職エージェントには市場に出回らない非公開求人を紹介してもらうという使い方ですね。
もちろん転職サイトと転職エージェントでは特徴が異なり、合う・合わないもあるので、どちらかだけ複数登録するのもアリです。
また、転職エージェントの複数登録は、担当者を比較できるメリットもあります。
いろんなタイプや実績をもつキャリアアドバイザーがいるので、相性の合う担当者を探してみてください。
はじめから希望条件を絞り込みすぎない
はじめから希望条件を絞り過ぎないこともポイントです。
なぜなら、希望に合う求人がヒットしなかったり、スカウトが届かなかったりする可能性があるからですね。
数多くある事務職の中でも「相場より高い給与」「大手企業」「リモートワーク可能」といった条件は人気も高く、ライバル多数で書類選考に通りくいこともあります。
また、理想が高すぎたり、スキルや実力が伴わない希望条件を設定するのもおすすめできません。
転職エージェントからの求人紹介が受けられなかったり、採用をもらえない求人に応募し続けることになりかねません。
以下の状況に陥ったときは、希望条件を見直してみるといいでしょう。
- 希望条件で検索してもヒットする求人が少ない
- 転職エージェントからなかなか求人を紹介してもらえない
スカウト機能も活用する
転職サイトを利用する場合は、スカウト機能も活用してください。
あなたが登録しているプロフィールを見た、企業の人事担当者や転職エージェントから直接連絡が届く可能性もあるからですね。
スカウトにはいくつか種類があり、企業の採用意欲が高ければ、書類選考なしで直接面接に進めることもあります。
一方で、一定の条件に合った登録者すべてに一斉送信するスカウトは、ほかの事務職希望者にも届いている可能性が高く、転職が有利になるとは言えません。
利用する転職サイトのスカウト機能の仕組みをよく理解した上で活用してください。
また、採用意欲の高いスカウトであっても、必ず内定が出るわけではないので、情報収集や面接対策は行っておきましょう。
事務職におすすめの転職エージェントを利用する際の流れ
この章では、事務職におすすめの転職エージェントを利用する際の流れについて解説していきます。
転職サポートを希望する人は、登録から入社までの流れを把握しておきましょう。
※転職サイトを利用する際の流れについては、各転職サイトの利用方法などを確認してください。
まずは公式サイトの申し込みフォームから登録を行いましょう。
SNSのアカウントを使って登録できる転職エージェントもあります。
「プロフィール」「希望条件」「職歴」など、簡単な内容を項目に沿って入力していきます。
申し込み後、メールまたは電話で面談の案内連絡が入るので、面談日を決めましょう。
申し込みは気軽にできますが、入力内容に間違いがないように注意してください。
予約した日時に、キャリアアドバイザーと面談を行います。
面談では、キャリアアドバイザーが今までの経歴や希望条件などをヒアリング。
キャリアプランの設計や転職活動のプランなどを提案してくれます。
転職に関する不安や悩みも聞いてくれるので、話したいことは面談で正直に伝えるといいでしょう。
転職エージェントによっては、「対面」「オンライン」「電話」でのカウンセリングに対応している場合もあるので、自分にあった方法を選んでください。
また、働きながら転職活動をする人のために、夜間や土日の面談に対応している転職エージェントもあるので、対応日時については問い合わせてみてください。
面談内容をもとに、キャリアアドバイザーが求職者の希望や適性に合った求人を紹介してくれます。
求人の詳細な情報はもちろん、人員構成や職場の雰囲気についても教えてもらえるので、気になる点があれば質問してください。
希望に合わない求人が紹介された際は断っても問題ありません。
紹介してもらった求人に、希望と合うものがあれば、担当キャリアアドバイザーを通じて応募しましょう。
転職エージェントから紹介された求人には、直接応募することはできません。
担当者が応募手続きから書類選考合否の連絡、面接日の設定などを行ってくれます。
また、履歴書や職務経歴書の添削や、志望動機の書き方アドバイスなどもしてくれるので、不安な人はサポートを活用しましょう。
また、企業によっては筆記試験のあるところも。
試験の実施方法や必要な対策なども確認しておくようにしてください。
書類選考に通過したら企業との面接に進みます。
転職エージェントを利用すれば、面接対策もしてもらえます。
アドバイスや模擬面接を受けるようにし、十分に準備した上で面接に臨みましょう。
条件交渉については担当キャリアアドバイザーが代行してくれるので、希望がある場合は面接では伝えず、担当者に話すようにしてください。
内定が出たら入社準備を行います。
入社日の調整をはじめ、条件面で不明な点があれば、担当キャリアアドバイザーに伝えてフォローしてもらいましょう。
また、退職交渉のアドバイスなども行ってくれるので、内定後に困ったことがあればいつでも相談してください。
事務職に強い転職サイト&エージェントに関するQ&A
事務職に強い転職サイト&エージェントを利用する際のよくある質問について紹介します。
わからないことや気になる点があれば、参考にしてみてください。
求職者の費用負担がないのは、転職サイトは「広告料」を、転職エージェントは「紹介手数料」を企業から受け取って運営しているからです。
さまざまな機能やサポートを無料で利用できるので、気軽に利用するといいでしょう。
ただし、別途オプションサービスは有料の場合もあります。
また転職エージェントの来社面談や、企業の面接を受ける際の交通費などは自己負担となるので注意してください。
事務職は大変人気がある上、最近ではIT化やAIの普及によって需要は減少しています。
とくに経験が問われにくく、未経験からでも挑戦しやすい「一般事務」などは、派遣社員やパートといった雇用形態での募集のほうが多い傾向に。
雇用形態にこだわらない人は、正社員以外で探してみるのもいいでしょう。
また、転職エージェントは事務職の転職市場についても熟知しているので、正社員転職が可能か、自身の市場価値を聞いてみるのもいいでしょう。
近年、在宅勤務やリモートワークを導入している企業も増えており、ペーパーレス化やクラウドサービスの台頭で、事務職のリモートワークも実現可能に。
ただし、企業によってフルリモートや、月に数日の出社を条件にするなど、対応は異なります。
求人票の勤務条件を確認したり、担当のキャリアアドバイザーに希望を伝えてマッチする求人を紹介してもらうようにするといいでしょう。
事務職ではパソコンの利用は必須なので、OAに関する資格はスキルの目安としてもアピールできます。
また経理事務は「簿記資格保有者」を優遇する傾向にありますし、グローバル化によって事務職でも英語力を求める企業も。
上記に関連する資格を取得して知識をつけておくと、事務職の転職活動の幅も広がり、転職後の仕事にも活かせるでしょう。
退会の流れについて記載があるので、流れに沿って手続きを行いましょう。
以下は、一般的な退会方法なので参考にしてみてください。
- マイページから手続きを行う
- メールや専用窓口で退会の意向を伝える
- 担当キャリアアドバイザーに直接申し出る
注意したいのが、退会をしても登録情報が残る転職サイト&エージェントもあることです。
登録したデータを完全に削除したい人は、「個人情報の削除」を依頼するようにしましょう。
【まとめ】転職成功のためには事務職に強い転職サイト&エージェントの複数登録がおすすめ
事務職の転職を成功させるためには、事務職に強い転職サイト&エージェントに複数登録するといいでしょう。
競争率の高い事務職転職は、1社だけに依存してしまうと、応募できる求人が限られてしまい、転職活動が長引いてしまう可能性も。
複数登録することで求人の選択肢が広がり、事務職の転職支援に強く相性の合うキャリアアドバイザーにも出会いやすくなります。
とくに転職エージェントは、事務職の転職を成功させるための支援が充実しています。
非公開求人を紹介してもらえたり、応募書類の添削や面接対策などを受けられたりと、内定獲得の確率もアップするでしょう。
以下に該当する人は、複数登録する際に転職エージェントは必ず押さえておくことをおすすめします。
- 事務職転職のノウハウがない。
- 非公開求人を紹介してもらいたい。
- 事務職の転職市場について教えて欲しい。
- 応募書類の添削や面接対策を受けたい。
- 未経験から事務職に転職できるか不安がある。
- 事務職のキャリアプランの立て方をアドバイスして欲しい。
- 事務職のキャリアアップ転職を目指している。
- なかなか内定がもらえない。
あわせて、転職サイトを使って自分で求人に応募したり、スカウトサービスに登録してスカウトを受け取るのもおすすめです。
いろんなサービスを使いながら、事務職転職を成功させてくださいね。
当記事の監修者
株式会社ビズヒッツ代表取締役 伊藤陽介
株式会社ビズヒッツの代表として、「ビズヒッツの仕事・転職・求人情報サイト」と、ビジネスの問題解決を考えるメディア「Biz Hits」の運営責任者。メディア運営の中で得た知見を元に業務効率化やリモートワークマネジメントのコンサルティングなども行っている。プロフィールの詳細はこちら